支援総額
目標金額 800,000円
- 支援者
- 70人
- 募集終了日
- 2012年6月30日
大人も利用しています
難民キャンプの図書館で、絵本の読み聞かせ・・・と聞くと、利用者は主に子どもたちかな?と思う方がいらっしゃると思いますが、多くの大人の方も図書館を利用しています。
ウンピアム第1図書館をのぞいてみましょう!
御年70歳のノーメイさんが図書館で本を読んでいらっしゃいました。読んでいるのは、SVAで出版した、カレン民話集です。ノーメイさんとお話させていただきました。
「家にいてもつまらないでしょ。ときどき図書館に来て、本を読んだり、図書館員とおしゃべりしたりするのよ。好きな本は、カレン族の昔ばなし、そしてカレンニュースのクウェカルー(雑誌の名前)だわ。でも、文字が小さいと、なかなかよく見えないのよ。あはは・・・」
ノーメイさんとのおしゃべりはつきません。同じ部屋では、学生さんが英語の本を読んでいたり、子ども連れのお母さんが、小説を借りたりしています。最近は、女性の間で、アクションラブストーリーの小説が人気なのだそうです。
帰り際、ノーメイさんに、「将来的には、ミャンマー(ビルマ)に帰りたいですか?」と聞きました。すると・・・
「ビルマには帰りたくないわ。もし帰ったら、いつもビルマ軍から逃げないといけないのですもの。私はニューアライバル(2005年以降に難民キャンプに来た人々を指す。2005年以降はタイ内務省/UNHCRによる難民認定は行われていない。)なので、第三国定住にも行けないし、難民キャンプに留まるしかないわね。」
難民キャンプの人の声を聞くと、母国が平和になったら国へ帰りたい人、第三国へ行きたい人、ノーメイさんのように難民キャンプに留まるしかないと考えている人、様々な人がいます。
難民キャンプの現状については、6月6日にSVAミャンマー(ビルマ)難民事業事務所長の小野豪大より「四面楚歌になるミャンマー(ビルマ)難民キャンプの人びと」という題で、ご報告させていただきますので、タイ・ミャンマー(ビルマ)国境の難民キャンプの現状にご関心のある皆様、是非ご参加ください。
詳細はこちらからどうぞ!⇒http://sva.or.jp/event/event201205171763.html
長くなりましたが、図書館は子どもから大人まで、幅広い世代の人々に利用されています。
菊池
リターン
5,000円+システム利用料
お礼状と報告書をお送りいたします。
キャンプの子どもたちが描いた絵のポストカードをプレゼントいたします。
- 支援者
- 28人
- 在庫数
- 制限なし
10,000円+システム利用料
お礼状と報告書をお送りいたします。
ボランティアと同じTシャツをプレゼントいたします。
お名前を本に記載して図書館に寄贈させていただきます。
- 支援者
- 33人
- 在庫数
- 制限なし
30,000円+システム利用料
*1万円分の引換券
上記に加え、カレンの織物で作ったショルダーバッグ、もしくは小物(どちらになるかはこちらにお任せ下さい)をプレゼントいたします。
- 支援者
- 10人
- 在庫数
- 制限なし
100,000円+システム利用料
*1万円分の引換券
*3万円分の引換券
上記に加え、図書館内にお名前を掲げさせていただきます。メッセージを届けることも可能です。
- 支援者
- 3人
- 在庫数
- 制限なし