震災から9年 障がいのある子供達に成長と体験の場をこれからも!

震災から9年 障がいのある子供達に成長と体験の場をこれからも!

支援総額

1,136,000

目標金額 800,000円

支援者
107人
募集終了日
2020年2月20日

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2020年、補助金が打ち切りに。
福島県の障がいのある子どもたちのために、サマーキャンプを継続したい!

 

皆さまこんにちは。「歩人(ホビット)クラブ」代表の石井英行です。ページをご覧いただきありがとうございます。私たちホビットクラブは1998年に横浜の地で発足しました。

 

自閉症や発達障がいなどのある子どもたちの支援のための学習指導ではなく、もっと子どもたちの歩みに沿う、レクリエーショナルな場を目指しています。例えば、普通学級には居場所を見つけられず、かといって支援学校では能力や知識に抜きんでてしまい、どちらにも居場所を定められない子どもたちの遊びの会として、私たちの活動はあります。

 

サマーキャンプ、スキー、乗馬、ラフティング、カヌー、ハイキングなど、冬場や雨天の際には、人形劇、料理などを行い、その中で日常的な学びや人とのかかわりなどの社会性を育めるような活動をしてきました。

 

 

そんな活動を続ける中、2011年に東日本大震災が発生しました。

 

被災した子どもたちが避難をする中、発達障がいなどを持った子どもたちが避難先になじめず、いじめの対象になってしまっているということを見聞きするようになりました。これまで以上に知的・発達に障がいのある子どもたちのための支援の必要性を痛感していたところ、夏休みを中心に各地へ保養(避難)させるプロジェクトの一つを担っていた、「一般社団法人 あぶくまエヌエスネット」さんと知り合い、その縁から、当会もボランティアの学生とともに、キッズキャンプの活動も携わるようになりました。

 

そんな私たちの活動は今年で6年目です。このキャンプでは、当会が大事にしてきたのと同じように、野外での活動を通して、彼らが困難を抱えているコミュニケーションのスキルを向上させることを目的としています。

 

立ち上がりからここまで、震災に関わる活動を支援する基金より支援をいただいてきましたが、その基金からの補助金が2020年で打ち切りになります。(本年は補助金自体はいただける予定ですが、例年の半額程度になる予定)

 

しかし、子どもたちの生活・人生はこれからも続きます。

 

本年のキッズキャンプは7月27日〜7月31日。約15名の子どもたちが参加する予定です。この試みが継続し、生きづらさを抱える彼らをサポートし続けられれば、とスタッフ一同心より願っております。どうか、これからもこのキャンプを継続していけるよう、皆さまからもご支援いただけないでしょうか。どうぞよろしくお願いします。

 

※この活動は一般社団法人 あぶくまエヌエスネットさんと共同で実施しております。

 


 

 

キャンプを通じて、日常に戻っても、自分らしく生きていけるように。

 

<キッズキャンプとは>

 

キャンプという名前ではあるものの、一般的なキャンプではなく、プールへ行ったり、ゲートボールをしたり、最終日はお楽しみ会と称して、特技を披露したりオリジナルな寸劇をしたりしています。子どもたちの興味を最大限に生かすために、スタッフとも仲良くなりながら数日間を過ごします。

 

※私たちはこのキャンプのことを、「野原くんサマーキャンプ」と呼んでいます。野原くんとは、作家でもある私の作品の中に登場する、障がいを持つキャラクターからとりました。

 

そもそも、発達障がいは「発達」の進み方に早いところや遅いところがり、その発達の凸凹がほかの子に比べて大きくなります。そのため、苦手なことやうまくできないことが増え、生活や勉強などの面で困難を抱えてしまうことをいいます。ゆえに、軽度の障がいを持つ子どもたちは、成功体験・失敗体験ともに少なく、コミュニケーション力にも課題を多く抱えています。

 

しかし、キャンプ中のレクリエーションとして行うゲートボールや輪投げなどの簡単なゲームでは、同じような困難を抱える仲間と気兼ねなく過ごす時間の中で、成功体験や失敗体験を積んでいくことができるます。

 

子どもたちは、成功体験を積むことで、自信をつけていくことができます。そして、自己肯定感が育てば、新しい経験にも積極的に取り組んでいくことができます。

 

 

このキャンプは、

 

子どもたちの大切な成長と体験の場なのです。

 

障がいがある子どもたちは、教育支援・医療支援など「~しなさい」「~してはいけない」というような言葉を投げかけられる場にいることが多くあります。

 

しかし、彼らにとって本当に必要なのは、「教育」でも「支援」でもなく「遊び」を通しての楽しい関わり合いです。遊びの中には実はすべてが含まれていて、遊びながら学び、成長することができます。

 

そして、キャンプ中は指導者も参加者もなく、その場にいる人はみなが対等であることを心がけています。生きづらさを抱えた子どもたちにとって、一人ひとりが尊重される体験が本当に必要であると思うからです。

 

私たちはこのキャンプで、「あなたは大事なひとだよ」ということと、「ひとりじゃないよ」というメッセージを持ち帰ってほしい、そう思っています。

 

そして、参加した子どもたちが、キャンプの場だけでなくそれぞれの日常の中で自分らしく、自分の力を信じて生きていくことができるようになったら、と願っています。

 

 

<開催スケジュール>

日時:2020年7月27日(月)〜7月31日(金)

場所:あぶくまNSネット キャンプサイト

参加者について:過去参加者に郵送にてご連絡、市内の特別支援学校にチラシを送付、あぶくまNSネットのHPにて告知を行い参加者を募っています。

 

<資金使途>

企画会議費:270,000円    
施設利用費:560,000円    
広報等事務費:200,000円    
必要金額合計:1,030,000円

※上記のうち一部をクラウドファンディングで募らせていただきます。

※差額は補助金にて補填いたします。

 

子どもたちのために、
これからもこの活動を続け、広げていくための新たな第一歩です。

 

今回、私たちがクラウドファンディングに挑戦しようと考えたのには二つの理由があります。一つは、これまでご支援いただいていた基金からの支援が打ち切られるため、活動費用のご支援を募らせていただきたいからです。

 

二つ目は、この活動を福島県全体に広げていくために、少しでも多くの方にまずはこの活動を知っていただきたいからです。

 

 

そもそもこのキャンプは、福島第一原発の事故による放射線からの避難を目的に始まったため、参加者の範囲がある程度限定的でしたが、当初対象地域だけでなく、福島県内に潜在的にこのような場を必要とする子どもたちがいるのではないか、と考えています。

 

また、これまでの経緯から、5年間の活動の中で参加者が固定し、活動も参加者も広がっていかないという課題もあります。私たちの活動を周知し、福島県内で活動をするほかの団体とも協働していくことができれば、この場を必要とするもっと多くの子どもたちのサポートをできるのではないか、そう思っています。

 

立ち上げから5年間は、「継続」が一つの指標でした。これからの5年間は「発展」させて行く時期だと思っています。皆さまのご支援が、その「発展」を前進させてくれます。皆さま、ご支援のほどよろしくお願いします!

 

 

メンバー紹介

 

歩人クラブ代表 石井英行

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

見た目には健常児とかわらない中間域にある子どもたちは、大変に生きにくい環境にあると考えています。行動や発言が誤解を招きやすいからです。その為に仲間ができにくく青年の年齢に達したとき孤立したり、精神的な二次的障がいを起こしやすくなるといわれています。


少年の頃の思い出は何にも代えがたいものです。彼らを理解し、彼らの興味を伸ばしてやれる活動をしたいと考えています。将来、福島の人たちにこのキャンプの運営を担っていただけるようにしたいと考えています。

 

一般社団法人 あぶくまエヌエスネット代表 進士徹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2011年3月東日本大震災、福島第1原発爆発事故で影響を受け、見えない放射線から解放し、心豊かな成長を応援する事が使命と思い福島の子ども達の自然体験プログラム「ふくしまキッズ」の活動に2016年まで専念した。合い言葉は「子どもの笑顔と元気を~」福島県内の発達障がいのお子さんの「野原君サマーキャンプ」は、震災直後から毎年夏休みに4泊5日継続的に開催してきました。毎回15~20人程度が参加し、参加継続している子ども達の成長ぶりはめざましいものがあります。家族はもちろん、子ども本人も参加を楽しみにしている大切な時間です。今後も応援していきたいと思っています。みなさまからも、後押しをお願いいたします。

 

神奈川大学 経営学部国際経営学科 進士 陽平

 

 

 

 

 

 

 

 

前回のキャンプにスタッフとして参加をし、日々の生活での彼らの表情がとても生き生きしており、彼らにとってこの場は、年1回ながらとても楽しみにしている大切なイベントなんだなと感じました。また、来年も参加をしたいと言う声に応えたい。そして、彼らの成長する姿を今後も見ていきたいです。

みなさまからも、応援よろしくお願いします。

 

日本福祉大学通信教育部福祉経営学部医療・福祉マネジメント学科

武井雅風

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ふくしまの軽度の発達・知的な障碍のあるこどもたちと関わりをもってから、6年が経ちます。

これからも継続して関わっていければ嬉しく思います。応援よろしくお願いします。

 

神奈川県立特別支援学校教諭 鈴木崇史

 

 

 

 

 

 

 

 

このキャンプは彼らの居場所を作る活動だと考えています。これまで6年間キャンプを続けてきて、お互いの信頼は年々増しています。今では年に1度、親友同士が集まって、今までの事や将来の事を語り合う場になっています。そんな彼らの居場所をこれからも作り続けていきたいと考えています。

活動へのご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

 

社会福祉法人さとり 保育士 峰松真美

 

 

 

 

 

 

 

 

福島の原発被災者支援ボランティアには知人の紹介からキャンプリーダーとして参加させていただきました。

回を重ねる中で、毎年彼らに会いたいと強く思うようになり、同時にいつまでも彼らの居場所のひとつでありたい、と思い活動に参加しています。応援よろしくお願いします!

 

保育士兼イラストレーター 吉田千夏

 

 

 

 

 

 

2011年の東日本大震災以降、私の中には「原発事故を止められなかったのは私たち大人の責任だ」「子どもたち成長していく過程をこれからも見守りたい」という気持ちがあり、どんなに忙しくても一緒に活動を続けたいと思える仲間がいます。

そんな気持ちにさせてくれた子どもたちが、ふくしまには沢山いて、そんな子どもたちと出会ったのがこのキャンプです。少しでもお力添え頂ければ嬉しいです。ご支援よろしくお願いします。

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リターン

3,000


alt

【3,000円】お礼のメール

○お礼のメール

支援者
22人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年9月

5,000


alt

【5,000円】お礼のメール+活動報告書

○お礼のメール

○活動報告書(サマーキャンプの詳細をご報告させていただきます。)

支援者
32人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年9月

10,000


alt

【10,000円】お礼のメール+活動報告書+子どもたちからのメッセージカード

○お礼のメール

○活動報告書(サマーキャンプの詳細をご報告させていただきます。)

○子どもたちからの感謝を込めたメッセージカード

支援者
39人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年9月

30,000


alt

【30,000円】お礼のメール+活動報告書+子どもたちからのメッセージカード

○お礼のメール

○活動報告書(サマーキャンプの詳細をご報告させていただきます。)

○子どもたちからの感謝を込めたメッセージカード

支援者
9人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年9月

50,000


alt

【50,000円】お礼のメール+活動報告書+子どもたちからのメッセージカード

○お礼のメール

○活動報告書(サマーキャンプの詳細をご報告させていただきます。)

○子どもたちからの感謝を込めたメッセージカード

支援者
5人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年9月

プロフィール

歩人クラブは1998年に横浜の地で発足しました。 自閉症など発達障害のある子どもたちの支援のために、学習指導ではなく、もっと子どもたちの歩みにより添うレクリエーショナルな場を目指しています。野外活動をメインとしており、具体的な活動としてはサマーキャンプ、スキー、乗馬、ラフティング、カヌー、ハイキングなど、冬場や雨天の際には、人形劇、料理などを行っています。 その活動の中で、日常的な学びや人とのかかわりなどの社会性を育めるような活動をしています。

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