大切な命を守り繋いでいく活動を

3年前の9月、息子の誕生日パーティーの為庭でBBQを楽しんでいたところ、1匹の子猫がボロボロの姿で近寄ってきました。

あまりの小ささに生まれて数週間位だとは想像がつきましたが、怖がる事なく抱えた手の中で弱く泣きながら甘えてきました。

どこか近くに親猫でもいるのではないかと探しましたが見つからず、家で一時保護しようという事になりました。

翌日にはなぜかとても懐いてしまい、この猫を家で飼おうかどうしようかの話し合いになり、悩んだ結果母が飼う決断をしました。

私が4歳の頃2匹の猫を飼っていた記憶はあるのですがその後40年は犬を飼っていたので、猫の避妊手術やワクチンなど全く知識がなかった為近くの動物病院に行き検査なども行い日々元気に過ごしています。

先日保護猫の現状のセミナーを聞いて、迷い子猫は親からはぐれているので無理に保護せず様子をみてから保護をするかそのまま地域猫として見守る事もあるとの話があり、もしかしたら私が保護した猫は親が近くにいて無理に引き離してしまったのではないかとの思いも湧いてきました。

外で生活している＝可哀想な猫、ではなく専門家あるいは保護猫の知識を持った方に相談する窓口があるという事も知りました。

あの時、保護した猫が子猫ではなく成猫だったら保護していただろうか？。

おそらく子猫だから保護して飼ったのだと思います。

成猫に対しても関心をもって大切な命を守り繋いでいく活動をしていきたいと思っています。

この文を書いている今、2匹目の新しい猫を家族に迎える事になりました。

岩瀬眞