いざという時に役立つ保育士のための「防災ハンドブック」を作りたい

いざという時に役立つ保育士のための「防災ハンドブック」を作りたい

支援総額

588,000

目標金額 500,000円

支援者
67人
募集終了日
2021年12月20日

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プロジェクト本文

終了報告を読む

【2021年12月13日追記:達成のお礼とネクストゴールについて】

11月12日よりスタートした本クラウドファンディングですが、31日目に目標金額である50万円を達成しました。ご支援してくださいました皆さまに心より感謝申し上げます。

『保育防災』を多くの人に知ってもらいたい、そのためにはクラウドファンディングで目標を達成しなければという思いで始めましたが、初めての挑戦に不安も多くありました。しかし、皆さまからのたくさんのご支援のおかげでプロジェクトを決行できることになり、心から嬉しく思っています。

 

コメントやメッセージで、ページに書いてあるような想いに共感してくださったというお言葉や、応援していますというようなコメントをいただく度に、たくさんの方に支えられて今、目標に向かって取り組めていることを改めて実感しています。本当にありがとうございました。

 

そして、プロジェクトを開始するとともに、より多くの保育士に『保育防災ハンドブック』を届けたいと思い、ネクストゴールを60万円に設定させていただくことといたしました

 

ネクストゴールでいただいたご支援金については、制作部数の増刷費用として大切に活用させていただきます。仮にネクストゴールの金額を達成できなかった場合も、自己資金を元に実施はさせていただく予定ですが、皆様からの多くのご支援いただけますと幸いです。

 

皆さまからの想いを無駄にしないよう努めてまいりますので、残りの期間、引き続きのご支援のご協力、そして、拡散・広報のご協力のほどどうぞよろしくお願いいたします。

 

令和3年12月13日追記
一般社団法人保育の寺子屋
藤實智子

 

▼自己紹介

 

高校卒業後、女性消防官として都内の消防署に勤務。結婚を機に退職後、保育士の資格を取り、認可外保育所、認証保育所、認可保育所の園長を経て5年前に独立しました。

 

子どもも保護者も保育士も安心して過ごせる環境を作りたいと、2020年4月に横浜市に小規模保育施設「つるみ共育保育園」を開所、『共に育み、共に育つ』ことを理念に、日々安全に配慮した保育を行っています。

 

今までの経験の中で、保育園は小さな命を守る場所でありながら、災害に対しての知識はまだまだ未熟の園も多いことを知り、2021年に保育防災コンサルタント®を立ち上げました。

 

保育防災コンサルタントの主な目的は以下の3つです。

 

①保育園への防災訓練の指導や消防訓練計画の立て方の指導等を実施し、保護者が安心して預けることができる保育園を増やす

 

②保育士向けの研修、オンラインサロン等を行い、保育士の防災意識を高める

 

③保育防災コンサルタントを育成し、全国に保育園の防災に特化したスペシャリストを増やす

 

 

 

保育防災コンサルタントは、防災についてのプロフェッショナルなだけではなく、保育士であり、保育経験から現場の弱点などもよく知っているため、『現場で活かせる防災知識』をよりリアルで実践を踏まえた内容で指導しています。

 

防災講座は、防災についてだけでなく、子どもの事故やケガの対応などについての専門的な知識を含めた指導を行っています。

 

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

 

皆さんは、保育士の現状をご存知でしょうか?

 

保育士は、日々の保育を行いながら書類の作成、掃除などの雑務、保護者への対応、子どもの健康管理、行事の準備など、様々な業務をこなしています。それでも保育園での事故の報道を聞くたびに他人事とは思えず、日々の保育をさらに気を引き締めて行わなければと思う保育士が大勢います。

 

自分の園で事故が起こらないようにと、保育士ならだれもが願っていることです。

 

しかし、『災害』は時間も場所も関係なく、突然起こります。

もしかしたら、明日自分のいる場所で地震が起こるかもしれません。

 

実際に、南海トラフでマグニチュード8~9の巨大地震が今後30年以内に起こる可能性は70~80%と言われています。(地震調査研究推進本部の調査より)

 

保育園は小さな命を預かる場所ですが、その命を守る大人(保育士)の人数は限られています。そのため、日ごろから避難訓練を行い、防災力を高める努力はしていますが、目の前の業務に追われる毎日にそれ以上の努力をすることは難しいのです。

 

防災の研修を受けるにも、他にも受けなければならない研修があったり、書類業務に追われてなかなか参加できないというのが現実です。

 

 

お昼寝中も子どもたちを傍で見守りながら、連絡帳や日々の記録を書いています。

この時間にも、災害は起こるかもしれません。

 

災害はいつ起こるか分からないため、防災対策はつい後回しにされがちですが、もしも災害が起こった時、その時にやろうと思っても遅いのです。

 

もしもあなたが小さな子を持つお父さんお母さんだったら、

防災に関する意識が高い保育園とそうでない保育園、

どちらに預けたいと思いますか?

 

保護者にとって、大切なわが子を預ける場所がどんな所であるか、

災害時に臨機応変に対応することができるかは、とても重要なことではないでしょうか。

 

そのようなことを考えた時、まずは今すぐにでも役に立つ必要最小限の防災マニュアルが一人に一つ必要だと思いました。

 

保育園には必ず園独自の防災マニュアルがありますが、それを全て読み込み頭に入れている保育士はごく僅かでしょう。災害が発生した時に、そのマニュアルを手に取ることがあるでしょうか?

 

それであれば、ポケットに入るサイズのハンドブックにすれば、いつでも身に付けることができ、いざという時に必ずすぐに役に立つはずです。また、ハンドブックを書き込み式にすることで、その園独自のハンドブックとなり、活用の幅が大いに広がると考え、ポケットサイズの保育防災ハンドブックの制作をすることにしました。

 

▼プロジェクトの内容

 

保育士のための防災ハンドブック5000部を制作します。

 

元消防官の保育士、防災士の資格を持つ現役保育士監修のもと、保育士等からアンケートを取り、オリジナルの保育防災ハンドブックを制作し、全国の保育園に配布します。

 

【保育防災ハンドブックの特徴】

☆ポケットに入れることができるパスポートサイズ

☆イラストなどを加え、誰もが分かりやすい内容

☆連絡先や対応方法など、園独自の内容を記入できる

☆様々な時間帯の対応方法を載せ、どんな時にでも活用できる

☆怪我の応急処置など災害以外でも使用できる

☆アレルギーや障がい児の特徴などを記入し、把握できる

 

この保育防災ハンドブックを作成し、保育現場の中で活用することで、

①保育士の災害に対する不安を軽減する

②保育園に子どもを預けている保護者の方々の不安を解消する

③保育士の業務負担を軽減する

この3つの課題解決が可能になります。

 

明日にでも起こるかもしれない災害に備え、一日でも早く、一人でも多くの保育士が安心して保育ができるようにするためには、この保育防災ハンドブックを手に取ってもらうことだと考えました。

そのためには、保育防災の必要性を多くの人に知ってもらうことが必要だと感じ、クラウドファンディングを活用し、資金を集めさせていただくことにしました。

 

保育園を運営されている方、保育士や保育士を目指している方、お子様を保育園に預けている保護者の方、防災に強い保育園、自信を持って保育ができる保育士を増やすため、どうかご支援よろしくお願いいたします。

 

▼プロジェクトの展望・ビジョン

 

待機児童解消のために、毎年何百という数の保育園が開所しています。

 

新しい保育園には経験の浅い保育士が多い場合もあり、保育の質が不安視される声も聞かれる中、保育の質を高めることが今最も必要と言われています。

 

さらに保育士不足の中、保育士として就業しない、いわゆる『潜在保育士』は全国に約77万人いると言われています。就業しない理由として、「責任の重さ、事故への不安」が最も多いのです。(厚生労働省資料より)

 

保育士は常に子どもの命を守ることを最優先に考えています。そのため、その責任の重さに耐えられず保育士という職業をあきらめる人も多いというのはとても残念なことです。

 

「もしも今、災害が起こったら…」

 

その不安も多くの保育士が抱えています。

 

もしもの時、何か頼れるものがあれば、今よりも安心して保育することができるようになるはずです。

そして、今以上により良い保育を目指すことができ、保育士になりたいと思う人が増えることも期待できます。

 

保育の仕事は、子どもの命を守るだけでなく、

子どもの成長を感じながら日々笑顔で子どもと接することができる素晴らしい職業です。

 

笑顔で過ごす子どもたち、笑顔で働く保育士、そして安心して預けることができる保護者たちが増えるよう、保育防災という視点から、今後もサポートしていきたいと思っています。

 

この保育防災ハンドブックを全ての保育士が手に取ることで、防災意識が高まり、いざという時に自信を持って対応できるスペシャリストが増えることでしょう。

 

それが、これからの未来を担う子どもたちを安全に保育するために、必要なことだと思っています。

 

 

プロジェクト実行責任者:
藤實智子(一般社団法人保育の寺子屋)
プロジェクト実施完了日:
2022年6月30日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

保育防災ハンドブックの制作費、印刷費、郵送費用として使用します。

リスク&チャレンジ

プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
必要資金と目標金額の差額は自己資金を使用します。

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プロフィール

女性消防官から保育士へ転身。 保育園園長の経験を経て独立、認可外保育施設、小規模認可保育所の運営をなどを行った後、保育防災コンサルタント事業を始める。保育に関わるすべての人が安心して過ごせる環境を目指し、保育施設の安全指導や保育者保護者子ども向けの防災教育を行う。保育防災の専門家として大手企業と防災教材の開発や防災紙芝居の監修なども手掛ける。防災についてもっと知識を得たいという保育者たちのために保育防災スペシャリスト講座も開講している。

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リターン

3,000


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お礼のメール

お礼のメールをお送りします。
活動報告をお送りします。

申込数
11
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年5月

5,000


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お礼のメール、保育防災ハンドブック1冊

お礼のメールと、このプロジェクトで製作した保育防災ハンドブックを1冊お送りします。

申込数
31
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年5月

3,000


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お礼のメール

お礼のメールをお送りします。
活動報告をお送りします。

申込数
11
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年5月

5,000


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お礼のメール、保育防災ハンドブック1冊

お礼のメールと、このプロジェクトで製作した保育防災ハンドブックを1冊お送りします。

申込数
31
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年5月
1 ~ 1/ 5

プロフィール

女性消防官から保育士へ転身。 保育園園長の経験を経て独立、認可外保育施設、小規模認可保育所の運営をなどを行った後、保育防災コンサルタント事業を始める。保育に関わるすべての人が安心して過ごせる環境を目指し、保育施設の安全指導や保育者保護者子ども向けの防災教育を行う。保育防災の専門家として大手企業と防災教材の開発や防災紙芝居の監修なども手掛ける。防災についてもっと知識を得たいという保育者たちのために保育防災スペシャリスト講座も開講している。

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