16年前の今日、2009年2月25日、地元で初の訪問ボランティアが誕生しました！

～～ ホームスタートの歴史とともに ～～

ホームスタートの活動が日本各地で実質的に始まったのは2008年11月2日。
この日、13団体で研修を受講完了したコーディネーター（オーガナイザー）が誕生し、全国13地域で活動が始まりました。
その後、それぞれの地域で訪問ボランティアを募集し、養成講座を実施しました。

その団体のひとつ、埼玉県和光市のホームスタート・わこうで初の訪問ボランティアが誕生したのが16年前の今日、2009年2月25日です。

その時にボランティアになり、いくつもの家庭を訪問した後、現在は訪問支援をコーディネートする役割を務めている近江幸子さんからメッセージが届きました。

＝＝＝＝＝＝＝＝＝
2月25日はうちの町のホームスタート記念日！

子どもさんの誕生と、新しくお母さんお父さんになった人の数だけ、そして新たにお姉ちゃんお兄ちゃんになる子どもの数と等しく、ホームスタート記念日があるといいのかもしれないと考えました。

これまでの自分自身の子育て、そしてホームスタートの活動を通して、応援してくれる存在の重要さを感じています。傍らで見守り、ちょっと助けてくれて、「それでいいんだよ、大丈夫…」と言ってもらえたら、お母さんもお父さんも安心するし、子どもも笑顔でいられると思います。

（近江さん（左）が家族に付き添って外出）

訪問ボランティアの活動から、コーディネーターとなり感じたことは、利用者とボランティア双方の安全を守り、支える仕組み、そして一緒に考える姿勢が確かにあるということです。
ボランティアだった当時、守られていた。そして今もコーディネーターとして支えられている。
それは同時に、ホームスタートに取り組む活動者すべてがこの安全な仕組みの中で支えられているということだと思います。

様々な子育てや家族への支援がある中で、この安全の仕組みがある家庭訪問型子育て支援が、どこに住んでいても手助けが必要な家庭に届けられますようにと願います。