ピアサポーターが心を込めて製作するオリジナルグラスのストーリー

 -がん患者とその家族に寄り添う気持ちで活動し続ける-

 

 リターンのオリジナルグラスの試作品ができました。グラス製作をしている石井さんからのメッセージをお送りします。

 

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オリジナルグラスの試作品ができました!

 みなさん、こんにちは!

 ピアサポーターの石井浩子です。私は、がん経験者が、がん患者やその家族をサポートすることに意義を感じて、和歌山で初めてのピアサポーター養成研修の実施・運営に関わり、自分自身も研修を受けました。その後も継続的にがんサロンや患者会にピアサポーターとして参加しています。

 

 私が、がん告知を受けたのは2004年の8月でした。

 「乳がんです。」と言われ、その日はどうやって家にたどり着いたのか覚えていません。手術前の一週間はそれは不安でお風呂の中で一人で泣いていました。手術後の自分がどうなってしまうのか想像もできませんでした。

 そんな時にがんを経験した人がそばにいてくれたら、どんなに心強かったでしょう。

 術後、放射線治療やホルモン治療を経て、あっという間に12年が経過しました。その間、振り返ってみると私の人生は大きく方向転換していました。

 私はいろいろな患者会に出かけました。がんを経験した者同士は患者会で出会って初対面でもすぐに打ち解けられます。私にとってほっとできる場所になりました。

 そして、患者会は絶対必要だと思うようになり、主治医(当NPO法人の理事長)と2005年5月に乳がん患者会「チェリーの会」を立ち上げました。その後、全がんを対象とした当NPO法人を設立するに至り、現在私は副理事長として活動を続けています。

 

 患者会活動を始めた頃は仕事・家事・趣味など何事にも頑張りすぎて、過呼吸になったこともありました。そんな私に主治医は「過呼吸は若い人がなるはずだけど」と。私は思わず吹き出してしまいました。そんな「ゆるキャラ®」系の主治医に支えられてきたように思います。

 そして、私生活では頑張りすぎずに生活することに切り替えた私は今まで「したかったことを後回しにはしないようにしよう。自分らしく生きよう」と考えました。そんな折、友達の家で見せてもらったステンドグラスの輝きに魅了されました。光を通して輝くガラスは私に癒しを与えてくれました。また、作成している間は病気のことを忘れて集中できました。今はオリジナル作品を制作し、個展を開くのが将来の目標です。

 今回、リターンでご提供するオリジナルグラスはサンドブラストという技法で私が製作しています。プロジェクトが達成されましたら、ご支援いただいた方に一つ一つ心を込めて製作しますので、皆様どうぞよろしくお願いいたします。

 

グラス製作
ひとつひとつ丹念に製作いたします。

 ピアサポーター養成研修は2012年から初級編・サロン編と4回実施されました。2016年にはフォローアップ研修も2回行っています。

 この間、研修を経て誕生したピアサポーターたちがサロン編で研鑽を積み、フォローアップ研修でさらに自信をつけて各所で活躍しています。

 そのような中でピアサポーター養成研修を定期的に開催していくことが大切であると改めて感じています。それには、まだまだ活動資金が必要となります。ぜひこの機会に皆様のお力をお貸しいただきたいと思います。

 このストーリーを最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

NPO法人いきいき和歌山がんサポート

副理事長・ピアサポーター 石井浩子

 

 

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