プロジェクト概要

プロジェクトの終了が報告されました

〈内容〉

企業で働くことが困難な重い障害がある方たちの雇用の維持と拡大を目的に、安定的な収益事業として 「コーヒーの焙煎・加工」に取り組みます。

この事業を 一人でも多くの皆様にお知らせして、商品の販売や ご購入にご協力いただくために、広告宣伝に要する資金を ご提供いただきたいと思います。

 

〈資金の使い道〉

専用ホームページの開設費用、ポスター・チラシ 等の製作費、ダイレクトマーケティングの費用、「Readyfor」への 手数料・消費税

  

 

 

 

障がい者が「自信」と「誇り」を持って 働くことを 支える

私には、障がいがある従姉がいます。脳性麻痺があり、生活のすべてに介助を要する 重度の心身障がい者です。

私は、ものごころがついた頃より、彼女が懸命に生きる姿に 一種 畏敬の思いを抱いていました。

自分の力で 立つことも歩くこともできない。

欲しいものに 手を伸ばすことも つかむこともできない。

くぐもった 引きつるような声を出すことでしか 自分の思いを伝えることができない。

 

もし自分が そんな状況におかれたら・・・言い知れぬ恐怖を覚えたものです。

 

幼い自分には、彼女が そんな自分に 決して悲観することなく、介助していただく方々に 甘んじて身を任せている様に “強さ”を感じました。

時おり 向けていただく笑顔に 神々しさを感じました。

 

以来、私は 彼女の姿を 心のどこかにおいて 育ってきたように思います。

 

 

 

教員を目指して 資格取得のために大学に進学しましたが、卒業後は 躊躇なく障がい者の支援を 仕事に選びました。

当初は 知的障がい児の入所施設で勤めていましたが、平成5年に地域に新設される通所型の就労支援施設(当時は 「授産施設」と呼ばれていました)に移ることとなりました。

 

私は、ここで初めて「働くことを 支える」こととなりました。

 

障がいがあっても「働くこと」は当たり前。

仕事が人を育て

仕事が人を繋げ

仕事が夢をかなえてくれる。

そんな信念のもとで 地域企業への就労移行支援にも積極的に取り組みました。

 

まだ 障がい者が企業就職を果たすと 新聞記事にしていただけた時代です。

ご家族や 施設の関係者にも

「せっかく 落ち着いて過ごしているのに・・・」

「障がい者に 背伸びを させることなはない・・・」

中には、「何もできない かわいそうな障がい者を働かすなんて・・・」

と いぶかしがる声も 聞きました。

 

それでも、働いている当人たちは 輝いていました。

決して高い賃金ではなかったはずですが、自分の仕事に「意欲」と「責任」を 持たれていることはうかがい知れました。

誰よりも「働くことの意義」を 理解されていたのかもしれません。

 

 

S君は、自分に障がいがあることに 強い劣等感を持っておられました。

 

思うように仕事ができない・・・

自分を認めてもらえない・・・

時には、「こんな奴らと 一緒にされたくない!」と、重度の障がいがある 同僚に暴力をふるうこともありました。

 

「何とか 企業で働きたい・・・」そんな思いで 私のもとに支援を求めてきたS君でした。

泣き言を言いながらでも  仕事に立ち向かおうとする姿勢はうかがえました。

けれども、自信を持てず、少しのつまづきで 投げ出してしまうことが 常でした。

そんなS君を叱咤激励し、気持ちを立て直すことが 支援の日常になっていました。思えば、具体的で明確な目標を示すことなく、今 やるべきことだけを突き付けていたことが、どれだけ彼を傷つけたのか・・・悔やまれるばかりです。

 

春 まだ浅いある日の午後、S君は自宅マンションの屋上から身を投じて 自ら命を絶ちました。

 

企業就労を果たせない 重い障がいがある方の中には、他にもS君と同じ苦しみを抱えた方が いるはず・・・

彼らが「自信」と「誇り」を持って働ける場を作らなければ・・・

企業での就労が叶わない障がい者にも  雇用契約に基づく就労の機会を提供し、継続して必要な支援に取り組むことができれば・・・

 

私の そんな思いに 共感し、協力していただける方々が 次々と 名乗りを上げてくださいました。

ちょうど、障がい者の福祉制度が 大きく転換された時期でした。

施設の同僚や上司、相談機関の方々、地域企業の方々・・・多くの皆さんに 賛同いただき「就労継続支援A型事業所」設立に至りました

 

地域のリネンサプライ会社の社長より、自社の工場の一つをこの事業に提供いただき 従業員(利用者)の皆さんに 最低賃金を支払ってゆけるだけの 収益事業を確保することもできました。

設立して間もなく、利用を求めて 多くの障がい者がやってこられました。

たちまち、定員を超える在籍者数となりました。

 

彼らは 口々に

自分にも できることがあるんだ」

「生まれて初めて、仕事して お給料もらいました」

と、働ける喜びを 伝えてくれました。

中には「初めて 友達が出来ました」「生まれてきてから、“楽しい”って 思ったこと 初めてです」

と 話してくれる方もありました。

改めて 彼らが負ってき苦しみと、自分が立ち上げたこの事業の重みを再確認いたしました。

 

 

障害者就労の現状と 『京都フォーライフ』の役割

近年、障がい者を取り巻く 雇用環境は格段に改善されてきています。

障害者の法定雇用率が改正され、サポート制度も充実されてきました。

労働者不足も相まって 障害者雇用についての企業の理解も浸透されつつあります。「特例子会社」や「就労継続支援A型事業」など 新しい雇用形態も制度化されました。

その事自体はとても喜ばしいことです。

 

30年程前・・・

並んだ数字の意味が理解できなくても、計算することが仕事になった時代でした。

文章の意味が理解出来なくても、書き写す事が仕事になった時代でした。

簡単な加工が仕事になった時代。

整理や 分別だけが 仕事になった時代。

 

その後、コンピューターや通信機器が加速度的に普及し、更にはAIの発達で 精密工作機器が急速に開発され続ける今日、職場では 多くの仕事が消え、その仕事に携わっていた方々も 職場を追われました。

 

職場を追われた方たちの多くが 「障がい者」となりました。

「発達障がい」というカテゴリーが一般化されるなど、30年前とは 「障がい者」の構造は 大きく変わりました。

現在の 障がい者雇用の拡大は、実は、コンピューターや通信機器の発達で仕事が消えたために 職場を追われた方達に「障害者」のレッテルを貼って、もう一度 職場に呼び戻しているのが実態です。

 

ですから、30年前から 企業への就労が困難だった障がいが重い方達の置かれている状況は、今も変わりありません。

障がいが重い方達が 企業で働き お給料をもらって 普通の暮らしを送る事が 今もなお 難しい状況なのです。

そんなささやかな願いさえ叶えることができず、苦しんでおられる障がい者も多くおられます。自信を失い引きこもりになったり、自暴自棄になって犯罪に走ったり、絶望感から自ら命を絶つ方も 少なくありません。

 

そうした障がいが重い方たちにも 雇用の機会を提供したい。

「自信」と「誇り」を持って働いていただきたい。

自分の力で手に入れた賃金で 自分の暮らしを手に入れてほしい。

 

そんな障がいが重い方への支援を目的に「京都フォーライフ」の設立にいたりました。

以来、「京都フォーライフ」は、「ハローワーク」や「障害者就労・生活支援センター」との日常的な連携により、企業で働くことが困難な80名をこえる障がい者に 雇用契約に基づく働く場を提供し、「自立」に向けた支援に取り組んでいます。

 

 

 

「自立的な収益事業の確立を目指して」

 

「京都フォーライフ」では、事業開設以来、地域のリネンサプライ会社の協力を受けて 大手リネンサプライ企業の下請業務として、主に 介護施設や病院で使用される タオルや清拭布、おむつ等の クリーニング後の仕上げ作業に従事してきました。10年間にわたり、安定的な収益を維持してきましたが、燃料費の高騰、人件費の上昇、機械設備の老朽化による修繕費の負担、等々が重なり、実質的には 大幅な収益減となっており リネンサプライ事業の継続が困難であることが見込まれることから、段階的に縮小し、来年度には 新規収益事業への転換を図る計画をすすめてきました

 

昨年9月より、自立的な収益事業の確立を目指し、地域の協力企業、経営者団体、先進的事業運営に取組まれている福祉事業者、地域行政機関 等々にも情報提供と事業協力を呼びかけ、 多数のご支援をいただきました。

そんな中で、今年5月、京都フォーライフの事業に共感いただいた「葉山コーヒー㈱」より全面的な協力を申し出ていただき、計画の具体化が加速しました。    

 

「葉山コーヒー㈱」は、「他人の喜びが 自分の楽しみになる」“慈悲の心” を 経営理念に掲げられ、材料の豆と 焙煎・加工のすべての工程に 独自のこだわりを持たれ、最高品質のコーヒーを提供されています。

 

京都フォーライフでも、コーヒー豆のブレンドと選別、焙煎、焙煎後の検品 等々、多くの作業工程を「葉山コーヒー㈱」の徹底した技術指導を受けながら、すべて手作業により 丁寧に取り組んでまいります。

 

当面、このコーヒーを 継続的にお取り扱いいただける 協力店舗を 全国に200店舗獲得し、関連商品の売り上げを併せ 月額300万円の収益を目指します。

今後、京都フォーライフでの就労を望まれる障がい者が増えて行けば、対応すべく 一層の収益アップを図ってゆくつもりです。 

 

 

 

 

これまでの作業と同様、「望まれる仕事をしよう」「必要とされる事業所になろう」という、意欲と責任感を持って取り組みます。

我々は、この事業にも 従業員の皆さんが、「自信」と「誇り」を持って取り組むための 支援に努めてまいります。

 

 

「『京都フォーライフ』と『世界の子どもにワクチンを 日本委員会』の活動」

2016年4月、九州熊本地方で 大きな震災が発生いたしました。

連日、メディアにより伝えられる被害の状況に 心を痛める従業員が多くいました。

そこで、早速、各事業所の有志により、寄付金を募り 『義援金』を贈ることといたしました。

間もなく 10万円の寄付金が集まり、日本赤十字を通じて 被災者の皆様に送ることができました。

 

この時の経験が、従業員の皆さんにとって 大きな自信となりました。

「自分たちにも 出来ることがある」

「自分たちも 誰かの役に立つ」

そして

「もっと 自分たちの力を役立ててほしい」

「もっと 困っている人たちを救けたい」

との思いが 口々に 伝えられてきました。

   

こうした 従業員の思いを 大切にしたい、活かしていきたい・・・

支援員が、従業員の皆さんに 負担にならず、気軽に続けて行ける事業を検討している中で、「世界の子どもにワクチンを 日本委員会」の「ペットボトルキャップ回収事業」と「使用済み切手の収集事業」に出会いました。

いずれも、売却益を途上国の子どもたちの命を守るワクチン接種に役立てていただく事業です。

当初は、事業所の中だけの小さな活動でした。

今では、地域の方々にも協力を呼びかけ、多くの皆様より ご賛同とご協力をいただいています。

 

そして、今回取り組む 収益事業も、商品を購入いただくことで『世界の子どもにワクチンを 日本委員会』への寄附がいただける、「寄付金タイアップ商品」とすることを 決意しました。

私たちは、美味しいコーヒーと『心の豊かさ』を 皆様にお届けしたいと 考えています。

 


 

 

京都フォーライフの基本理念である「自信」と「誇り」を持って働くこと

「働く喜び」「働ける喜び」を、一人でも多くの人たちに伝えてゆくこと

それが 私たちの「『世界の子どもにワクチンを 日本委員会』の活動」への思いです。

 

100年先に求められる『会社』『お店』であるために

日本国内には、創業100年を超える老舗企業が、個人商店や小企業を含めると、10万社以上あると推定されています。

その中には、1,000年以上続く 老舗企業も少なくありません。

 

このような老舗企業の多くは、相手を “思いやる気持ち”  を 大切にされています。みんなが幸せになれる社会をつくれるように 頑張っておられます。

そうすることで、社会に「必要な会社」「望まれるお店」で あり続けられています。

 

For the life Coffee(フォーライフコーヒー)は、そんな企業様の思いを 形にしていただけるコーヒーです。

障がい者の 「自立」に向けた支援に 貢献いただけます。

世界中の 感染症に苦しむ子どもたちを 援けることができます。

そして、そこから 一層の『思いやり』が生まれます。

いっぱいのコーヒーを楽しんでいただき、『心のお手入れ』を していただけるのです。 

 

 

 

 

ご支援を どうぞよろしく  お願い申し上げます。

こうした「京都フォーライフ」の活動を通して、「働ける喜び」「働ける喜び」を、一人でも多くの人たちに伝えてゆきたい。

障がい者が、「自立」することの 意味を知ってもらいたい。

そのツールとなる 専用ホームページの開設、ポスター・チラシ 等の製作、ダイレクトマーケティング 等、宣伝広告に要する資金へのご支援を 是非とも どうぞよろしく  お願い申し上げます。

 

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以下をもってプロジェクトを実施したこととする

①「京都フォーライフ」のWEBサイトを2018/9/1に開設する

http://www.f-life.or.jp/

②「京都フォーライフHP」にて広告出稿を行う (2018.8/30~2019/1/31)

 

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