外国にルーツを持つ児童が遊びながら学べる「いみあわせかあど」制作を

松川禮子先生

（岐阜女子大学学長・岐阜大学名誉教授）
 

　現在日本には、日本語指導を必要としている外国にルーツを持つ子どもがたくさんいます。これまで多くの方々が指導にご苦労されてきました。

　この度、岐阜大学の今井亜湖先生を中心にした研究グループが、カードゲーム教材を開発されました。この教材が画期的なのは、単に日本語を教えるのではなく、子どもたちが授業に参加出来ることを第一に考えている点です。先生の指示や、自分がしなければならないことが分かるように、動詞を中心に考案されています。
　

　この教材で遊びを通して日本語になじみ、スムーズに授業参加ができるようになれば、多くの子どもたちや先生方の助けになります。

　多くの方々に知って使っていただけるよう、応援します！