歴史の宝庫「石清水八幡宮文書」を未来へ|第1弾『石清水と天下人』

歴史の宝庫「石清水八幡宮文書」を未来へ|第1弾『石清水と天下人』

支援総額

18,612,888

目標金額 15,000,000円

支援者
389人
募集終了日
2023年5月31日

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2023年05月31日 19:11

ひめくり石清水(5月30日)継承される社宝

 石清水八幡宮が所蔵する古文書・古記録といった歴史史料、あるいは累代の什宝(じゅうほう)は、その質・量ともに他神社には類をみない白眉(はくび)のものといわれます。

 

 当然、それらは単に年月の推移や集積されるに任せるだけでは、決してこんにちのような重要資料群として残されることはなかったはずです。いわば薄葉を一枚いちまい重ねるようにして、石清水八幡宮の資料(史料)は伝来してきたわけですが、古文書のなかにもそうした先人たちの営為を伝えるものが残されています。

 

 鎌倉時代の中頃、嘉禎3年(12375月、当時の検校であった田中宗清は、子息の行清にたいして財産の譲渡をおこなった譲状(ゆずりじょう)と呼ばれる文書を作成しています。

 

 興味深いのはその譲渡物で、笛・太笛・篳篥(ひちりき)・琵琶・箏(そう)などの由緒ある和楽器、仏菩薩像と厨子(ずし)、硯(すずり)、そして「宮寺縁事抄(ぐうじえんじしょう)」(石清水八幡宮にまつわる物事の由緒を集成した文献)などです。

 

 品目を一覧するだけで前近代における石清水八幡宮祠官家の文化的水準の高度をうかがい知ることができます。そして彼らにとって最重要の品目こそ、石清水八幡宮が石清水八幡宮として存立すること、つまりはアイデンティティの証明として重要視したのが「宮寺縁事抄」だったのです。

 

 こうした文献を先人から未来へと継承する営為を紡ぐことで、こんにちにいたる石清水八幡宮の歴史的位置付けやその存在意義が確認されてきたのです。これは過去の話ではなく、現在を生きる我われじしんの責任でもあることはいうまでもないことでしょう。

 

 

 

 

リターン

5,000+システム利用料


A:竹しおりコース

A:竹しおりコース

感謝の気持ちを込めて、竹しおりをお送りいたします。

●お礼のお手紙
●ご芳名1年間顕彰
●竹しおり 2枚

申込数
166
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年12月

10,000+システム利用料


B:特製御朱印コース

B:特製御朱印コース

クラウドファンディング限定の御朱印をお届けいたします。

●お礼のお手紙
●ご芳名1年間顕彰
●特別御朱印 1枚

申込数
183
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年12月

5,000+システム利用料


A:竹しおりコース

A:竹しおりコース

感謝の気持ちを込めて、竹しおりをお送りいたします。

●お礼のお手紙
●ご芳名1年間顕彰
●竹しおり 2枚

申込数
166
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年12月

10,000+システム利用料


B:特製御朱印コース

B:特製御朱印コース

クラウドファンディング限定の御朱印をお届けいたします。

●お礼のお手紙
●ご芳名1年間顕彰
●特別御朱印 1枚

申込数
183
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年12月
1 ~ 1/ 14

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