
支援総額
目標金額 1,000,000円
- 支援者
- 38人
- 募集終了日
- 2018年12月25日
【インタビュー】下田市_田中剛(地域おこし協力隊)
地域おこしの過渡期に考える
下田市_田中剛
プロフィール
2016年7月より下田市地域おこし協力隊として活動。東京都出身。前職を早期退職し、下田市に拠点を移してから約5年後に地域おこし協力隊に参加。現在は下田市商工会議所に所属し、中心市街地活性化担当をしている。今年で2回目となった「竹たのしみまくる下田」のイベント運営において、ボランティア参加する人たちに作業工程を伝達したり、その事前準備をしたりする活動にも参加している。
小さな縁がつながってたまたま下田にたどり着いた
ー 下田市の魅力ってなんですか?
協力隊としては今年で3年目になりますが、個人的な下田との関わりは長くて、20代のころから波乗りが好きで通っていました。かれこれ3、40年ぐらい?吉佐美に行きつけのコンドミニアムがあってそこからの付き合いかな。変わった別荘があるよと紹介されて友達と別荘としてシェアハウスしてみたり、前の会社の健康保険組合の契約民宿がたまたま吉佐美にあったりと縁がありました。
地元の八幡神社のお祭りが好きなんですよね。太鼓祭りっていう地元の人が愛してやまないお祭りなんですが、お囃子がエモーショナルで良い。どこもそうなんだろうと思うんですけど特に好きです。たまたまこの近くでカフェをやっていた地元の人に「あのお祭りが好きでやりたんだよね~」とぽろっと言ったらすぐ繋いでくれて、あれよあれよという間に輪に入れてもらえた笑。そのお祭りの中で地元の人たちと仲良くなって、地域おこし協力隊も紹介してもらったんです。まさか自分がそれをやることになるとは想像もしていませんでしたね。
ー 実際に地域に入ってみて気づいたことは何ですか?
仕事が終わったら海や自然のある環境でのんびりしたかったので下田に来ていたのですが、協力隊になったことでまたサラリーマンみたいな生活になりました。ずっと旅行者として来ていた下田で働いている自分というのは新鮮でしたね。中心市街地活性化という業務も新鮮でした。長く通っているようで詳しくは知らない下田の姿があった。30年前自分が初めて見た町の雰囲気から比べればさびれてしまって元気がないことは感じていましたが、自分がそれに関わるとは思ってもいなかったので、初めは右往左往してしまいました。
すでに市で行われているまちおこしのプログラムにも参加しますが、まちおこしってすごくぼんやりしていて、今でもわからないなと思うところがあります。地域おこしとか地方創生とかそういう視点をもつことが良いことで、それを考えないのは悪いことみたいな二項対立になって議論されていることってありますよね。自分はそうは思わなくて、「そのままでもいいんじゃね」という感覚も大事にしたいと思っています。洗脳気味に何かしなきゃいけない!って言い始めても良いものにはならないと思うし、だったら地元の居酒屋でみんなで楽しく呑んでる方が良かったりする笑。今は下田全体がなんとなくどよんとしてしまっている感じがします。マイナススパイラルというか、落ち込んでしまっている人にどんどん巻き込まれてしまっている状態なんだろうと思います。
町が元気になっていくための事前準備の段階なのかもしれない
ー 地域のこれからについてどう考えていますか?
下田はすごく良い時代があった場所なんですよね。かつおとかさばとか造船とかで稼いでいたときは、夜12時に閉まっている店なんてなかったと昔を知る地元の人は言っていました。信じられないですよね笑。でも今の日本の構造からして、その時代の手法でもう一度というのは無理で、新しい方向性を模索しなきゃいけないんだけど、まだ見出しかねているんだろうと思います。良い時代の経験が逆に視野を狭めてしまっているように感じることもあります。
一番大事なんじゃないかと思うのは、「みんな本当はどうなりたいんだろう」という部分をもっと議論することだと思うんですよ。そこを経て、「自分たちが変わっていかなければ」という危機感みたいなものが地元から生まれて、「5年後や10年後という将来にどうなっているのか、どうするのか」という流れになっていく。その作業を行政や市民という様々なレイヤーで取り組むのが今この場所に必要なことだと思っています。そこに地域おこし協力隊が入っていくことは相当難しいしリスクもあることではありますが、同時にチャンスでもあると思いますよ。
インタビューを通じて(寺田)
経験豊富な田中さんは観察力が鋭くて、冷静に地域の状況を分析し、わかりやすく伝えてくださいます。さすが協力隊3年目!
一見風情があった良いように見える竹ですが、最近は管理が行き届かなくなった山林で、放棄竹林が問題となっているんです。ぐんぐん成長してしまう竹の対処はなかなか難しいんです。。そんな竹を地域資源として「楽しみまくってしまおう!」というとてもユニークな取り組みが「竹たのしみまくる下田」!幻想的な灯りが、古き良き時代の面影を残す下田の町並みにマッチしてとても良い雰囲気です♪次回も企画されているそうなので、是非お立ち寄りください!
下田市地域おこし協力隊_田中剛さんのご連絡先
・本人連絡先 TEL: 090-1771-8899
mail: takeshi-tanaka@jcom.home.ne.jp
リターン
10,000円

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・ドローンに触ってみたい!
・町案内してほしい!
・すでにお手伝いさせていただいている場合は一緒に"笑顔で"写真撮影いたします!
□伊豆の地域おこし協力隊からお礼のメッセージを差し上げます!
- 申込数
- 14
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2019年3月
3,000円

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- 申込数
- 20
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2019年1月
10,000円

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- 申込数
- 14
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2019年3月
3,000円

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