「被災時に車を無償で借りられる」明日の災害に備える仕組みにご支援を

7月13日から始まった本プロジェクトは、残り1時間となりました。

皆さまからの温かいご支援のおかげで、終了を待たずに目標達成となりました。本当にありがとうございます。

 

実は、本プロジェクトが立ち上がったのは今からちょうど一年前。今年の3月には、実際に日本カーシェアリング協会さんのある宮城県石巻市を訪れ、協会さんの活動や街の様子などを取材させていただきました。

 

 

取材を通して、震災後11年が経過し再建された住宅も多く見かけましたが、堤防が未だに工事されていたり多くの復興住宅があったりと、まだまだ復興の歩みを続けている石巻の姿がありました。

 

また交通手段の側面では、車が生活必需品であり近くのスーパーまで買い物に行くにも車で10分ほどかかる地域もありました。

 

石巻市内ではカーシェアリング協会さんの車を何台もみかけ、協会の活動が復興の一端を担っているということをしっかりと感じることができ、「今回のクラウドファンディングを成功させたい」「モビリティ・レジリエンスの活動を全国へ広めたい」という気持ちがより一層強くなりました。

 

 

しかし、クラウドファンディングの募集開始までは、どうしてJAFが日本カーシェアリング協会さんの「モビリティ・レジリエンス」活動を支援したいのか、わたしたちの想いが本当に皆さまにご理解いただけるのか不安でいっぱいでした。

 

 

多くの方々に支えられ私たちはここまで来ることができました。

 

このように目標を大きく上回るご支援をいただけているのも、全国各地の方が「災害時に一定期間無償で車を借りられる仕組み」について知ってくださり、活動の必要性を感じていただけたからこそだと、本当に嬉しく思っています。

繰り返しにはなりますが、7月・8月に起きた災害への対応のため、日本カーシェアリング協会さんでは現在も被災された方へ車を届ける活動を続けており、今回の支援には収まりきらない経費が発生しています。

 

クラウドファンディングはこれにて一旦終了となりますが、活動への支援を続けていくのはどこかの誰かではなく私たち自身です。

 

一人でも多くの被災された方に車を届けることができるよう、温かいご支援のほどよろしくお願いいたします。