プロジェクト概要

皆さまからの温かいご支援により、ネクストゴールも達成することが出来ました。 心より感謝申し上げます。残りの期間でのご寄付で、「赤十字子供の家」をより充実した施設にしてまいります。子ども達の新しい「家」を一緒に作り上げていただけませんか。


武蔵野赤十字病院の隣にある赤十字子供の家では、保護者と暮らせなくなった子ども、特に病院の近くの立地から医療的なケアを必要とする子どもや他の施設では受け入れが困難な障がいを持った子どもを多く預かってきました。しかし、施設の老朽化は深刻化し、複雑な事情を抱えた子ども達の更なる専門的なケアのためにも、拡大し十分な部屋数が求められています。新しい赤十字子供の家を作り、子ども達を引き続き支援していきたい。

 

 

 親と暮らせなくなった子どもを預かる赤十字子供の家

 

ページをご覧いただき、ありがとうございます。赤十字子供の家の園長、寺田政彦です。赤十字子供の家とは、何らかの理由で保護者と暮らすことができなくなったお子さんをお預かりする児童養護施設です。現在は、小学生以下の子どもたち40名が暮らしています。

 

子どもの家に来てから仲良くなった2人。元気いっぱい遊んでいます

 

 老朽化が進み雨漏りする部屋も。​安心して暮らせる新しい家をつくりたい。

 

戦後の孤児の受け入れから始まり、時代に合わせながら役割を果たしてきましたが、現在の場所に移転してから35年、建物の老朽化が深刻化してきました。雨漏り・床の沈下・配管詰まりなどがみられ、修繕が追いつかなくなりました。
 
また、部屋数が足りないため、心理室や保育室を兼用で使用したり、個室も無くプライバシーが守れない状況です。子どもたちの心理的治療の充実やプライバシーが守れる施設にしていきたく新しく施設を作ることに決めました。
 
一緒に子どもたちを見守ってくださる皆さまからのご支援をお待ちしています。
 

水回りの老朽化が進み、排水管がいつも詰まってしまいます

 

壁が剥がれてきています

 

ベッドがいくつも並んでいます。みんなとワイワイできて楽しい反面、1人になれる場所がありません

 

 家族と暮らせない子ども。求めているのは“普通”の生活を送れる場所です。

 

お預かりする子どもたちは色々な背景のもと生活してきました。そのため、私たち職員がまず考えることは、子どもたちに安心安全な生活を送ってもらうことです。

 

3度の食事ができて、幼稚園や学校に通えて、お風呂に入れて、夜になればぐっすり眠ることができる。洗濯したきれいな服が用意されている。悩み事があったら聞いてもらえる。こういった当たり前の生活を送れなかった子どもたちがほとんどです。


生活を通して子どもたちに信頼できる大人がいることに気付いてもらい生きていく力の源になればと考えています。

 

「みてみてバッタ捕まえたよ」と職員に捕まえた虫を見せて自慢気です。周りの子ども達も興味津々!!

 

 医療的なケアが必要な子ども、虐待されて育った子どもを支える

 

医療的ケアが必要な子ども、障がいをもった子どもが多いことも私たち子供の家の特徴です。実は障がいをもった幼児が入れる児童養護施設はあまりありません。医療的ケアが必要な子どもに対しては、医師の指導のもとで都度、病気を理解し、心臓病や白血病、毎日のように喘息発作を起こす子などいろいろな病気と付き合ってきました。

 

また、最近では虐待を受けて育った子どもが多くいます。虐待を受けた子どもは、大人を信用していない、愛情を受け取ることが苦手、自己肯定感が低い、時には暴力をふるったりする傾向にあります。

 

「おはよう」と挨拶しても「うっせーな」と返す子。誕生日買ってきたプレゼントを「こんなのいらない」と壊してしまう子。職員を挑発し虐待をさせようとする子どももいます。


そんな場合には、職員が一生懸命愛情を込めてもなかなか伝わりませんが、当たり前の生活を送る中で、徐々に心を開いていきます。職員を頼り始め、職員に甘え始めます。抱っこを拒否していた子どもが「だっこー」と寄ってくるようになります。職員との関わりが子どもたちを変えていくのです。
 

まだ小さな子どもたちですが、精いっぱい生きています

 

 子ども達が抱えているものは重いから、よりケアができる部屋を作りたい。

 

今回、新しく赤十字子供の家を必要とする理由として、雨漏り・床の沈下・配管詰まりといった老朽化の問題もありますが、子どもたちの抱える物は重く、なかなか職員の関わりだけで改善しきれないため、きめ細かいサポートが以前に増して必要になってきているためです。

 

子ども達が生きやすさを感じてもらえるよう、臨床心理士(理学療法士や言語聴覚士)が心理治療を行うための心理室や、自室での勉強が中心ですが、パソコンを習ったりする時に活用する学習室も用意をしていきます。
 
今までは専用の心理治療室がなく、限られた時間の中でしか心理治療を行うことができず、10数名が週1回行えるという状態でしたが、専用にすることで多くの子どもを対象に、余裕を持って心理治療にあたることができます。
 
友達と仲良く遊べない子、暴力が止まらない子、自分の思いを表現できない子がもっと自分らしく生きられる空間を目指していきます。

 

職員のサポートによって子ども達が変わっていきます

 

 小学生以上も対象として、より多くの子どものサポートへ

 

現在は部屋数の関係等で、入所できる子どもは小学生以下の子どもだけでしたが、就学時に施設を出なければならないことは、子どもにとっても負担になります。新しい赤十字子供の家では、プライバシーが守れるように個室を作り、小学生以上の子どもを対象とすることができるようになります。


また、調理場で行うのが当たり前の料理でしたが、家庭にもっと近い感覚にできるよう、対面キッチンにし、子ども達の様子を見ながら調理ができるように工夫していきたいと考えています。
 
他にも、親子の交流を行い家庭復帰に向けての準備ができる親子宿泊訓練室や、地域のショートステイを受け付け、地域との交流の場を設けていきます。

 

どのような事情があっても子どもにとって親は唯一の存在です。私たちは、家庭復帰を目指した支援や里親に委託するサポートを積極的に行ってきましたが、新しい部屋が出来ることで、より充実させていけると感じています。

 

子どもたちの居場所として成長を見守ってきた現施設

 

 「家」としていつでも戻れるような心の支えとなる場所に

 

退園した子どもが時々遊びに来てくれます。「今、こういう仕事しています」と名刺を置いていったり、「みんなにお世話になって今の自分がいるから、恩返しがしたい。いま大学で福祉を学んでいる。施設で働きたいんだ」と将来の夢を話してくれる子もいます。


今日の社会で、20歳前後の子どもが誰に頼ることも無く自立していくことはとても困難です。児童養護施設出身者の3割が中卒として社会に出ている現実もあります。子どもたちが社会に出て自立していくためには信頼でき、頼れる大人が必要だと思っています。

 

子どもたちが大きくなって頑張っている姿が見られることは自分たちにとっての一番のご褒美です。いつでも戻って来れる場所に、信頼して頼れる大人と出会う場所に今後もなり続けられますよう、新しい赤十字子供の家の建設資金へのご協力をお願い致します。

 

笑顔を取り戻して1人じゃないと気付いていく

 

たくさんの遊び道具やこの施設で暮らしたことが力になっていくように

 

 赤十字子供の家の概要と資金使途

 

名称:赤十字子供の家  
住所:東京都武蔵野市境南町1-26-1

移転先:同敷地内


新しく建設する費用のうち、資金が不足している500万円を本クラウドファンディングで集めさせて頂きます

 

 税制上の優遇措置

 

ご寄附にご協力をいただきますと、税制上の優遇措置が受けられます。

詳しくは、日本赤十字社東京都支部のホームページをご覧ください。

 

 

 


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