学生の挑戦。日本と中国の将来を見据える3週間 -日中学生会議-

クラウドファンディング残り2日間となりました。

 

なぜ、私は日中学生会議に関わっているのか。

 

その答えはただ一つ、

 

中国が大好きだから。

 

好きに理由などないとよく言われるが、その通りだと感じている。

私は今、吉林大学へ留学中であり、これは今までの私の人生で5回目の訪中に当たる。

 

留学を決める前の第4次訪中の去年の夏、私はこの学生団体に巡り合わせた。

 

日中友好条約締結40周年という節目だった。

 

私自身「日中友好」へ何らかの形で貢献したいと強い思いからこのプログラムへの参加を希望した。

 

あのとき、勇気を出して一歩前へ進んで本当によかったと思っている。

 

この経験から気づいたこと。それは、

 

今生きていることの幸せ。

限りのある人生の中で出会えた奇跡。

縁を一生涯結んで行くことの素晴らしさ。感動。

それをさらに広げていく中に自分自身の内で終わることなく、全ての人が人生の幸せを見つけていけるということ。

 

今生きていることに感謝できる。それが一番の幸せである。

そのことに日中学生会議は気づかせてくれた。

次代の学生会議でもそのことに気づいてもらいたい。

 

そして前回私は参加して変わったことが一つある。

 

日中学生が共に三週間過ごす中で心から笑い合える友達ができたこと。

そこには私が今まで`三度訪中した時とは違う感覚があった。

私にとって中国人の友達というのではなく、本当に大切な友達がたくさんできたことである。

 

メディア分科会家族の一員として、何気ない日常会話や、缶詰め状態での議論をする中で、今までの私は国籍にこだわる傾向があったが、考えや価値観は国籍によって違うのではなく、人によって違うということを再発見できた。国境を越えた同じ人間同士が熱く語り合い、時には対立し、手を携えれば、その分世界が広がり、見えなかったものも見えてくる。

 

それが今回の日中学生会議を通して見つけることのできた、日中間に常にある見えない壁であり、日中関係を生涯に渡り良好にしていくためには、「真の友好とは何か」を追求し、その壁を超える必要がある。そして、私たちが直接壁に当たりながらも築くことのできた友情こそ、見えない壁を越えられる材料になると思う。

 

この友情を次に繋ぎ、どんなに厚い壁でも怖いもの知らずにぶつかっていけるのが、私たち学生の特権であり、使命であると気づいた。今、友に感謝を伝え、日中友好を共に築き上げていきたい。

 

 

ここに、今まで触れ合うことのなかった、人間の生命のドラマがあると思う。

 

中国に関わった人は皆、使命がある。

ましてや中国に関わったことがなくとも、隣国なのだから当然

仲良くする、お互いを理解する必要があるはずだ。

何千年も前からの付き合いなのだから、この深い縁は切っても切れない絆で結ばれている。

 

私は自分の経験を語ることも大切だと思い自分から語ることはあるが、

本人が現地の人と触れ合い、自分の目で確かめてこそ、その人にとっての大きな財産になると思う。

だから私はもっと多くの人にこの活動はもちろん、中国という国を真っ正面から見てみてほしいと思う。

 

ホンモノの中国をもっと多くの人に知ってもらいたい。

 

だから、今、この日中学生会議は、中国について一番に知れる機会であり、私にとって大事な、重要な使命「日中友好」を果たす過程だと確信し、そして

 

私、北條久美は第38回日中学生会議の広報担当兼メディア分科会リーダーとして全力を尽くしていきます！

 

どうか、クラウドファンディングへのご協力をどうかよろしく

お願いいたします。