ラオス、パクセン地区の小学校にラオス語の教科書を届けたい!

一人一冊の教科書がないと…
皆様、多くのあたたかいご支援ありがとうございます!今日は、このプロジェクトで教科書を届けるラオスの小学校の様子をより詳しくご紹介したいと思います!
皆さんは、小学校で読み書きを覚えるとき、どのように勉強したか覚えていますか?お手本を見て、繰り返し書き取りをしたり、何度も何度も声に出して教科書を読んだりしたと思います。ラオスの小学校でも、子どもたちはラオス語を勉強する時、教科書を指でなぞりながら、一生懸命声に出して、練習をしています。
しかしながら、教科書が不足していると、場合によっては、4~5人で一冊の教科書を見なければなりません。そうすると、さかさまな教科書をのぞき込まなくてはならない子も出てきます。
動画は、今年の3月に実際にパクセン地区の小学校を視察した時の様子です。楽しそうに教科書を読んでいますが、この後、先生から、普段の授業の様子について、詳しく聞くと、やはり教科書をきちんと見れない子どもは、集中力が落ちてしまい、なかなか授業が身に入らないそうです。
そこで、先生は、一クラスをさらにグループ分けし、同じラオス語の時間の中でも、教科書を音読するチーム、作文を作るチーム、書き取りをするチームなどでローテーションを組んで、順番に教科書を使うことを試したりしているそうですが、先生一人ではなかなか一人ひとりに目が行き届かないので、授業を進めるのが大変だと話していました。

現場の先生たちは、このように、限られた中でも、子どもたちが少しでもきちんと勉強できるよういろいろな試行錯誤をしています。ただ、やはり先生自身がなかなか一人ひとりに目が行き届かないと言っている通り、ラオスの小学校では、授業中も手持無沙汰にしている子が多い印象を受けます。
しかし、去年のプロジェクトで、教科書を届けた学校では、こうした状況がぐっと改善されたとの嬉しい報告が届いています。

去年教科書を届けた学校では、子どもたちがみんな前を向いて、全員が一緒になって授業を受けられるようになりました。みんなが同じ課題に取り組むため、どの子がどのような問題でつまずいてしまっているのかわかるようになり、先生が子どもたちをケアしやすくなりました。
また、教科書は基本的に教室で保管され、先生が管理していますが、プロジェクトを通して、生徒の数に対して十分な教科書が行き届くようになったため、子どもたちが教科書を家に持ち帰れるようになりました。
学校では、毎年新学期に、生徒の保護者に対して、勉強の大切さを説明し、教科書をどう扱うべきか、子どもたちが家で教科書を破ったり、落書きしたり、なくしたりしないように、大人たちがしっかり見守るように教えています。こうして、家で子どもたちが勉強する環境を作り出すことによって、親もその大切さを実感し、子どもたちに勉強を続けさせようとするモチベーションにもつながっていきます。
今回のパクセン地区でも、このような変化を起こすため、ぜひともプロジェクトを成功させたいと思います!皆様引き続き、ご協力お願い致します。
ギフト
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