皆様、ページをご覧いただきありがとうございます!いつもは、プロジェクトを担当している太田が、プロジェクトやラオスの学校について書かせていただいていますが、もっといろんな方の目線から、プロジェクトについて語っていただきたいと思います!第一弾は、当協会事務局長の篠原大作さんにお話しを伺いました。

 

右が篠原さん

 

 

・これまでのラオスとの関わり

 

日本ハビタット協会がラオスで事業を展開するようになったのは、国連ハビタットが、2010年から2011年にかけてラオスで実施したメコン川流域の給水・衛生設備建設プロジェクトに協力し、ルアンパバン県のシエングエン地区の10校において、給水及び衛生設備を建設したのが始まりでした。その中で、実際に現地を訪れると、森林伐採などによる水源の枯渇が大きな課題となっていることがわかり、村や学校と協力し、植林による環境保全活動をスタートさせました。

 

水源への植林

 

活動の中では、コミュニティの次世代の担い手である子ども達に自然を守る重要性を理解してもらうため、学校でワークショップを開催しました。さらに、子どもたちが環境保全活動を実践できるよう、種から苗木を育成する方法などを指導したことで、学校を中心とした植林活動が広がっていきました。

 

学校での苗木育成

 

 

周辺の村人にも環境の大切さを学んでもらうため、子ども達に、啓発用ポスターを書いてもらったのですが、どの絵も色鮮やかで、必ず動植物が書かれていたのが印象的でした。川には魚、山には牛や鶏などの家畜が描かれ、自然との共生生活送っているラオスらしい素敵な絵が多かったです。

 

子どもが描いたポスター

 

こうした活動は、学校の先生からも「子ども達がさまざまなことを学ぶとても良い機会になった!」と喜ばれ、私にとってもラオスの子ども達の可能性を感じられる機会となりました。目を輝かせながら苗木育成に取り組む子、校内のガーデニングに取り組む子、一生懸命ポスターを描く子ども達を見ながら、何かのきっかけがあれば、自分達で創造できる子ども達の力を感じました。

 

 

 

・こども達の力を養う本を届ける

 

植林プロジェクトで多くの学校を訪問し、子どもたちと触れ合う中で、彼ら、彼女らの教育環境を改善していく必要があると感じました。そこで、当初は、学校の勉強だけでなく、社会や世界のさまざまなことを学んで欲しいと思い、絵本や童話、小説等を届けていました。

 

学校に絵本などを届けました

 

しかし、地方の農村部に足を運ぶと、独自の民族語を使う子どもたちも多く、そうした子どもたちがラオスで勉強を続けるには、まずラオス語を学ぶことが必要であることが分かりました。それからは足りていない教科書を各学校に届けるようになりました。

 

 

 

・教育が未来をつくる

 

学校の教育を通して、子ども達はさまざまな事を学び、吸収し、より良いコミュニティをつくる担い手になっていきます。その、さまざまなことを学ぶための基礎言語としてのラオス語がとても重要となります。ラオス語をしっかりと習得していないとやがて授業についていけなくなり、学校を辞めてしまうことにもつながります。教科書プロジェクトにより、子ども達が持っている可能性を、より良いまちづくりにつなげていきたいと思います。

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