プロジェクト概要

 

樹齢400年のご神木が危ない!
熊本地震でダメージを受けた "産神社" のご神木を助けたい

 

いま、全国各地の神社仏閣のご神木が声なき声をあげています。

ここ、阿蘇の産神社はさまざまな伝説をもち、地元の人や神道を学ぶ方々から大切にされている由緒正しい神社です。境内には2本のご神木があり、夫婦スギとしてこちらも愛されていました。しかし、13年前に1本が台風で倒伏してしまい、残る1本も中が腐り、穴だらけになっています。


樹木の空洞は元に戻らないため、健全な部分を増やす手当てが必要です。その為には、土壌を活性化させて根を沢山発達させて養水分の吸収を高めて...全体で数百万円以上が必要になりますが、災害復興に予算が回され治療費がまかなえません。

 

皆さま、産神社のご神木を守るためにお力を貸していただけないでしょうか?

 

 

 

私たちについて


こんにちは!NPO法人フォーエバーツリーネットワーク代表で樹木医の後藤瑞穂です。私たちは全国の恵まれない樹木を救う活動をしており、今年の1月にReadyforにてクラウドファンディングに挑戦し、樹木の大切さを啓蒙するためのアプリを作成しました。ご支援していただいた皆様、本当にありがとうございました!

私たちは普段、日本全国から「うちの大切な木を助けてください!」というお声を受け、樹木医として街路樹や保存樹、個人の方の樹木の診断治療をしています。樹木は大きく、人間のように保険制度も無いため治療費がかさみ、なかなか助けを呼べないという声もたくさんいただきます。

 

今回お声がけいただいたような歴史のあるご神木なども同様に、一人の財源では治療するのが困難です。しかし、樹木の治療は後回しにされ、中が腐って死んでしまうまで目を当ててもらえないことがほとんどです。

 

 

阿蘇の産神社とは?

熊本県阿蘇市にある産神社お乳と安産の守り神で、建立はおよそ200年前と言われています。かつて神社境内にある池から乳白色の水が湧いたことから、池の水を氏子に汲んでもらい、おかゆを炊いて食べると乳が出るようになるという言い伝えがあり、多くの妊婦が参拝に訪れます。

境内に咲く桜は、桜色した天の網をかぶせるように美しく見えます。2016年の熊本地震の際に、これまで噴出していなかった泉の水が湧き、田植えの水が確保できた奇跡の泉があることでも有名です。

 

 

2018年04月07日、地域のみなさん、治療に参加してくれるボランティアの方々と一緒に土壌改良をするイベントを行います

 

今年の8月に、地元の子どもたちとともにご神木の診断を行いました。
樹木の内部の腐朽の様子を切らずに診断できるピカス音波測定機によるCTスキャン(ピカス診断)を行いました。その結果は非常に重症で、それまで近くで騒いでいた子どもたちも診断画像を見てその説明を聞くと、息をのまれて沈黙してしまいました。

 

「このままではいけない。」ご神木への想いが変わった瞬間でした。


樹木の空洞は元に戻らないため、健全な部分を増やす手当てが必要です。その為には、土壌を活性化させて根を沢山発達させ、養水分の吸収を高めなければいけません。また、普段の暮らしにも対応しないと地元の方にとって不便になるため、その考慮も必要です。

樹木の治療は長命なだけにすぐには効果が現れません。また、季節によってできることも異なり、長期的な取り組みになります。今回は一番大事な土壌改良を行い、樹勢を回復させるプロジェクトを実施します。

 

2018年04月07日、筒形の土壌改良材を地元の人、治療に参加してくれるボランティアの方々と一緒に地面の中に埋めていきます。その材料費と診断施工のための費用が数百万円以上かかります。

 

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青から赤紫の範囲は腐朽又は空洞の状態です。
     緑の範囲は初期腐朽、茶色から薄茶色の範囲は健全です。
     このご神木の腐朽率は57%で危険な状態です。
     黄色の線は亀裂です。

 

 

大切なご神木を元気に、人も街も元気にしていきたい

 

ご神木などの巨樹や古木の治療は、その地に住まう多くの方々に恩恵をもたらします。地元の方にとっては倒木の危険性を減らし、管理がしやすくなり、樹木治療に関わらなくても、いつか訪れたい崇敬神社となったり、こうして人に知られることで観光地になったりします。

保存樹としての文化財を守る活動がそのまま地域経済への貢献に繋がり、それが再び管理費へ還元されていく好循環を生みます。また、地元の方と一緒に治療することで、都市部と地方の交流を生み出し、新しい文化が生まれるきっかけになれば幸いです。


長い歴史をもつご神木に、どうか生きてほしい。

皆さまのご支援を、どうぞ宜しくお願い致します

 

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ご神木を救いたい
~プロジェクトメンバーの声~

 

NPO法人フォーエバーツリーネットワーク 代表
後藤 瑞穂

皆さんこんにちは。樹木医の後藤瑞穂です。
私は16年前に樹木医に合格し、樹の命を救う仕事をしてきました。

 

昨年、地元である熊本が大震災の被害を受け、故郷の友人から自然環境の分野でも何かできることは無いかと話し合ってきていました。

 

これまでにも資金の問題で治したくても治せない地域のご神木の相談も多く受けてきました。小さな神社などでは参拝者も少なく、人口も減ってコミュニティ自体が以前より縮小されているのです。

 

この様な問題が震災に関わらず日本全国に起きています。そんな中、この産神社の話を聞いて、是非、地元の方と協同して回復させたらと言う流れになりました。

 

日本人の多くは、古来より巨樹古木に強い畏敬の念、愛着を持っています。こうした大きな木はできれば自治体などが保護すべき公共的な価値を帯びています。とは言え、先に述べたように人口の減少や出生率の低下、様々な問題で自治体でも巨樹古木の存続がには負担が生じているのです。

 

巨樹や古木は文化的な価値は勿論のこと、里山や森林においては猛禽類や動物の住処や食料になります。生物多様性を構築する重要な基盤なのです。今回のように知名度としてはあまり知られていない寺社仏閣はとても困っているのが現状です。ぜひ、このプロジェクトを通して、日本の文化と自然の豊かさに触れ、クラウドファウンディングという第3の解決法を実施し、共に守り育てる仲間になっていただきたいと思います。

 

巨樹や古木の保全を通して、全国にみなさんそれぞれの新しい故郷が生まれることを期待しています。

 

 

神道の心を伝える 代表
小坂達也


 

私たちは大切な人が亡くなれば供養をします。しかし、その大切な人よりもっと大切な命があります。


それはご自身の命です。


しかし、その命でさえ、自然界の恵みによって活かされているのです。だから、その命を頂くから『頂きます』と挨拶をして食をする様になりました。つまり、自分の命を活かしてくれる命に対して供養を感謝という形で表していたのです。


ご馳走様、お陰様、奥様、旦那様。この様に私達の暮らしには沢山の神様とともに生きているのです。そんな私たち人類はいつから自然界の覇者になったのでしょうか?
私たちの祖先は人間は自然界の一部で、自然の恵みによって活かされていることを知っていました。

 

その昔、山に御神体があるとして、山を神様の様に祀っていました。その中でも一際大きい木のことを御神木として、幾世代に渡りお世話をして来たのです。その御神木が、危機的状況になっています。これは同時に私達の意識の劣化にも繋がっているのです。私達は祖先の血と汗の結晶である環境を頂きました。それは、大切にして来た意思があったからです。それを私達の代で絶やすわけには行けません。


知ってる分かってるは頭で考えているだけ。思っているは心。心の底から感じてやっている人は揺るがない芯を持っている人です。その心の底に魂があるのです。是非、皆様も行なってください!そして、皆様の魂を届けてください。よろしくお願いします。

 

地元の皆様

阿蘇市狩尾地区の産神社を愛する地元の皆様です。この産神社のご神木は、この狩尾地区皆さんの宝物です。

 

左から:鎌倉さん、荒井さん、山本さん、後藤、後藤さん、山本さん、鎌倉さん

 

主催:阿蘇地域資源利活用事業推進協議会、および「三水会」
(三水会は産神社の維持管理の地元の団体です)
企画運営:NPO法人フォーエバーツリーネットワーク
協賛:株式会社日本リモナイト


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