致死率99.9%FIPに感染した愛猫にご支援お願い致します。

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支援総額

606,000

目標金額 600,000円

支援者
84人
募集終了日
2021年4月30日

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プロジェクト本文

終了報告を読む

 

数ある中からこのページをご覧いただきまして誠にありがとうございます。

 

初めまして。私はジョジョの飼い主の林紗弓です。

 

ジョジョは現在11ヶ月のメインクーン♀です。

2020年の7月に家族として迎え入れました。

 

 

 

 

この頃はまだ3ヶ月で今と比べるとすごく小さいです。

ビビりで甘え下手なおてんば娘です。

 

 

 

よく舌をしまい忘れます^^;そこもとっても可愛いです。

 

 

遊び相手が欲しいだろうと2021年1月に二匹目のアビィ(当時5ヶ月のソマリ♀)

を家族に迎え入れました。

 

 

この子もジョジョに似てビビりな子でした。

 

楽しく騒がしい日々が来るだろうと楽しみにしていたのですが、

アビィを迎い入れて間も無くジョジョがFIPになってしまいました。

 

 

 

 

FIPの原因となるのは、「猫伝染性腹膜炎ウイルス」というウイルスで、これは「猫腸コロナウイルス」が変異を起こして強毒化したものです。

 

猫腸コロナウイルスは日本の猫の多くが持ってるウイルスで、容易に感染するものの弱毒性のウイルスであり、無症状〜下痢嘔吐など腸炎に似た軽い症状を持つに過ぎません

 

しかし、猫伝染性腹膜炎は「猫コロナウイルス」が突然変異によって「猫伝染性腹膜炎ウイルス」となり、それに依って引き起こされる致命的な免疫性ウイルス疾患とされています。

 

生存率は極めて低く、発症すると平均生存期間が僅か9日間とされてきました。

長年効果的な治療法はなく、死の宣告と言われてきた猫の病気です。

 

FIPは、多頭飼育世帯、シェルター施設、およびブリーダー飼育所において、通常よりもはるかに多く発生すると推定されています。

 

 

 

FIPの症状は二種類に分類されます。

 

 

  • ウェットタイプ

 

腹部または胸部内に水分がたまること(腹水・胸水)で、これらが時に呼吸困難を引き起こすことがあります。

他の症状としては、食欲不振、発熱、体重減少、黄疸、および下痢嘔吐が含まれます。

診断後、急速に症状が悪化することが知られており、迅速な対応が求められます。

 

 

  • ドライタイプ

食欲不振、発熱、黄疸、下痢、および体重減少を示しますが、水分の蓄積はありません。

典型的なドライタイプの特徴としては、眼症状または神経症状を示すことがあります。

 

 

 

※WEBサイトFIP Catから引用

 

 

 

猫コロナウイルスは人間の新型コロナウイルスとは関係ありません

 

 

 

 

 

 

2021年1月3日アビィを家に迎え入れました。

 

 

その後3,4日経ってからジョジョが餌を全く食べなくなりました。

最初にすぐ対面させてしまったのでジョジョに強いストレスがかかってしまったのかもしれません。

本当に後悔してもしきれません。

 

大好きなウェットの餌も食べないのでおかしいと思い1月9日に病院に行きました。

 

 

 

血液検査をしてもらうと白血球数が高く(=体内で炎症が起きている)

体内菌の数も多い(総蛋白−アルブミンで計算される)ということが分かりました。

当時は上記検査結果からあまり危機感はありませんでした。

 

病院では「餌を食べないのはストレスが原因で、感染症の疑いは薄いだろう」とのことで一旦点滴を打ちました。「とりあえずストレスのない状態にして様子を見てください」と言われその日は帰りました。

 

 

 

点滴のおかげもあったのか、ちょっとずつ餌を食べるようになりました。

すぐにアビィをゲージに入れ、なるべくストレスのかからない状況を作りました。

 

それからしばらく、餌は食べましたが柔らかいウンチが出るようになりました。

『餌を食べてもらえるようにと鶏胸肉や猫用ミルクなど普段食べない餌をあげていたからかな?』

と思いましたが、その後も全体的に柔らかいウンチが続いて出るようになったので1月27日にまた病院に行きました。

 

熱を測ってもらうと39.9℃の熱が続いていたことが分かりました。

猫の平熱は人間の体温より1~2℃高いそうです。

 

再度血液検査をしてもらい、検査結果が出る前に先生から

「もし前の数値より高い数値ならFIPの可能性があります」と言われました。

 

FIPと聞いて(絶対死ぬ病気)としか認識のなかった私は

その言葉に衝撃を受けて信じられずただ泣くことしかできませんでした。

 

不安と恐怖の中血液検査の結果を待ちました。

 

 

 

少しの誤差はあるみたいですがやはりちょっと数値が上がっていました。

まだFIPの確定はできなくて、検査機関に提出して3.4日で暫定診断が出るとのことでした。

 

 

不安になっている私を見て先生は「治療法はあります。ただネットは悪いことしか書かれていないので見ないでください。飼い主が不安な様子だとジョジョちゃんに伝わる。それは猫にとっても良くないので、できるだけいつも通りにしてください」と言われました。

 

 

その日は注射をして消化に良い餌をもらって帰りました。

 

 

 

注射の副作用なのか帰ってから一番ひどい下痢をしました。

 

熱も気付いてあげられず、苦しい思いをさせて申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。

 

 

消化に良い餌も好みではなかったのかあまり食べなかったので、2日後の1月29日に点滴のため病院へ行きました。

 

 

念のため腹水が溜まっていないか見るため、エコー検査もしてもらいました。

腹水は溜まっておらず、リンパ節がいくつか腫れていることが分かりました。

炎症が起こっているとのことでした。

 

 

いろんな方のアドバイスを聞きましたが、結局不安で耐えきれず、見てはいけないと言われていたネットでFIPのことについて調べてしまいました。

 

やはりネガティブな情報が多く、調べるうち不安でたまらなかったことを今でも覚えています。ただ、ここ最近出た新薬で治ったという記事が何件か出て来ました。

そこで『少し希望がある!』と勇気付けられました。

※新薬というのは海外の薬で日本で承認されていないため、かなり高額な薬でした。

 

調べながらもジョジョの容態は良くなりませんでしたが、餌は以前より食べるようになりました。腸炎でもリンパ節が腫れることはあると聞き、『ちょっとひどい腸炎になったのかもしれない。大丈夫だ。』と自分に言い聞かせて結果を待ちました。

 

 

そして2月1日夕方に電話で結果を聞きました。

FIPの可能性が高いです。病院に来てください。」と言われました。

覚悟はしていましたがやっぱりショックでした。

 

ただ前の検査から数日経っているし、『もしかしたら違うかもしれない』と思い、別の病院に一回行ってみました。

 

 

 

やはり熱があり数値も前回の結果と変わってない状態でした

 

 

改めてその日元々の病院に行きました。

 

 

この抗体価というのは猫腸コロナウイルスと猫伝染性腹膜炎ウイルスのどちらも反応が出るみたいですが、抗体価が102400オーバーでMAX値なのとγの数値が大幅に高いのがFIPの典型的な形で99%FIPだろうという結果でした。

 

ウェットタイプは腹水や胸水が溜まるので、それを調べると確定診断が出るみたいなのですが、ジョジョはそれがなくドライタイプだろうということでした。ドライタイプは確定診断ができないため判断が難しいみたいです。

 

 

ここまで言われましたが、『まだ残り1%の希望をかけてもう少し様子を見たい。』

という私の希望で一週間下痢止めと解熱剤をもらって帰ることにしました。

 

先生も「初期の段階なのでまだ急がなくてもいいでしょう」と言われました。

 

 

 

 

普段あまり入らないクローゼットの奥でじっとしていることが多かったと思います。

 

その日にまたFIPについて調べていると

「ドライタイプは進行が遅いが、進行すると重篤化しやすく再発もしやすい。薬の投薬量もウェットタイプの2倍に増える」という文を読みました。

 

怖くなり翌日の2月3日にまた病院に行きました。

 

 

前日とは違う先生でした。

そのことを伝えると「今は餌を食べているしちょっと元気もあるかもしれませんが、絶対にだんだん弱ってきます。すぐにでも治療を始めた方がいいでしょう。この結果では99.9%FIPです

と言われてその日から投薬を開始しました

 

 

 

 

お薬は84日間毎日同じ時間に投薬します

一日でも忘れてしまうとまた一からやり直しということも聞きました。

 

 

 

これは投薬2日目の写真です。1カプセル200mgを二つ与えます

1日目にカプセルを噛んで粉が飛び出てしまったので、

怖い思いをしたのかカプセルを見るだけでこの表情です( ; ; )

 

 

 

チュールでカモフラージュすると食べてくれます。

 

 

 

なんと二日目で元気に遊ぶようになりました!!

本当に感動です。

 

そして2月10日の一週間後の検診で

 

 

総蛋白は少し高めですが他はほぼ正常に戻っていました

予断を許さない状況が続きますが、効果が見られてひとまず安心です。

これから期待できそうです。

 

 

投薬終了予定の4月28日まで投薬が続きます。

 

 

これまでのお薬の領収書になります。

※保険適用の為1、2日に1回ずつ処方してもらっています。

 

 

(2月22日)

顎に赤いニキビができたため、ニキビ用のお薬ももらっています。

 

 

(2月27日)

耳の一部の脱毛があったため、検査を受け、薬をもらっています。

 

 

(3月5日)

耳に微量のカビが発生したため、そのお薬をもらっています。

免疫力が低下している時や若年層の時になりやすい病気みたいです。

 

 

 

ちょっとしたトラブルはありますが、今も一生懸命投薬を続けています

 

 

 

 

 

正直私はFIPという病気をジョジョが発症するまであまり知りませんでした。

 

前に治療法がないと諦めていた飼い主さんが身近にいました。

「気の毒に」という無責任な同情だけで知ろうともしなかった私は本当に情けないです。

最低だと自分に腹が立ちます。

私がもっとその時に知っていれば新薬で治ったかもしれない。

まだ生きていたかもしれない。と考えると本当に悔しいです。

 

そんな猫ちゃんを一匹でも多く助けたいです。

諦めている飼い主さんがこのページを見て少しの希望になればと思いプロジェクトを立ち上げさせていただきました。

 

私も実際調べた時に同じ病気で悩んでいる方がたくさんいるのを知りました。

治った子もたくさんいると知り、希望になりました。

 

ジョジョの症状に似ている子がいたら参考にしていただきたいです。

猫ちゃんを飼っている方やそうでない方にもこんな病気があると少しでも知っていただきたいです。

 

でも理由はそれだけではありません。

 

私は今1人でネイルサロンを営んでおります。

一昨年の冬に開業したこともあり、まだ金融機関の借り入れも返済が終わっておらず

大変お恥ずかしい話ですが、1人で運営するにあたって多額のお金を用意するのは困難な状態です。

また通院でお店の運営状態も厳しく、アビィも抗体価が少し高めで下痢が続いていたので一週間新薬を試しました。検査代や治療費も含め私がお薬代に用意できた金額は20万です。

 

 

本来全額支払うのが飼い主の義務だと思います。

それができない私が、治したいと身勝手な思いで実行してしまったこと

皆様に支援をお願いすること、大変申し訳ありません。

 

身勝手でお恥ずかしい限りですが皆様のお力を貸していただきたく

プロジェクトを立ち上げさせていただきました。

 

どうか皆様ジョジョを救うためにお力を貸していただけないでしょうか。

わがままなお願いで本当に申し訳ありません。何卒よろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

集まった資金は全てジョジョのお薬代に充てさせていただきます。

 

お薬の投薬量は猫の体重1kgに対して100mgです。

ジョジョの体重は投薬開始時3kgでした。

餌もよく食べるので体重はすぐに増えると思います。

 

ドライタイプということもあり少し多めですが一日400mgを与えます

※体重の増加により投薬量が増える場合もあります。

 

100mg3300円なので一日の金額が13200円になり

単純計算で84日間で1108800円になります。

 

ペット保険が一日5000円の60日間適用になるので30万円引いて808800円。

自己資金の20万円を引いて608800円。

なので目標金額は600000円にさせていただきます。

 

 

もし万が一目標金額を上回った場合は今までの検査代やリターン制作費、同じ病気で苦しむ方達への支援、愛護団体への寄付に充てさせていただきます。

 

 

 

 

※万が一、治療中や手術の期間中に亡くなってしまった場合は、いただいた資金を

今までのお薬代と検査代、リターン制作費、同じ病気で苦しむ方達への支援、愛護団体への寄付に充てさせていただきます。

 

 

 

 

 

 

ほんのお気持ち程度にはなりますが、お礼のメッセージやオリジナルグッズを作成して送らせていただきたいと思っております。

 

また近状報告や検査内容は随時サイト内の新着情報で更新していきますのでそちらもご覧いただけたらと思います。

 

 

※【All or Nothing形式】のため、目標金額を達成できなかった場合はご支援頂いた皆様へ返金され、

リターンをお送りすることができないのであらかじめご了承ください。

 

※コロナウイルスの影響により、リターンに延期や遅延が発生する可能性がございます。その場合は支援していただいた方々にご連絡させていただき、必ずリターンをお送りさせていただきます。

 

 

 

 

  • 治療スケジュール

2/3:投薬開始

2週間〜1ヶ月の血液検査・抗体検査

4/28:投薬終了

〜3ヶ月間の経過観察

 

 

  • リターンスケジュール

5月1日:製作開始〜順次発送

 

 

 

 

 

ジョジョは私にとって

かけがえのない愛しい家族です。

これから10年20年先も一緒にいたいです。

 

自分のせいで病気になってしまったと思うと自分が許せません。でも後悔してもどうしようもない、治る方法があるなら人間ができる精一杯のことを全部してあげたいです。

 

ただその気持ちは人間のエゴかもしれません。

それでも、どうしてもジョジョを失いたくありません

 

してあげたいのに力がない私は本当に恥ずべきだと思います。

このような選択をしたことをどうかお許しください。

 

 

 

数ヶ月間ですがジョジョが家に来てからたくさんの幸せと思い出をくれました

いたずらをしたり可愛い姿を見せてくれたり、一緒にかくれんぼをしたり

寝ている姿もどんな時も本当に愛おしい存在です。

 

 

 

 

ジョジョが元気がない時には私も沈んでしまいましたが

投薬を始めて元気に遊ぶようになった姿を見ると本当に嬉しいです。

 

「治るかわからない治療なんかやらないほうがいいのではないか」

という厳しい意見もありましたが私にはやめることができませんでした。

 

治ると信じています

 

そして、この活動を通して

このページを見た同じ病気で苦しんでいる飼い主さんや猫ちゃん達の希望になるように

ここに記録を残します。

 

FIPは不治の病いではなく治る病気です。と自信を持って伝えられるように

ジョジョと一緒に頑張っていきます。

 

 

今は接触禁止でアビィもゲージの中で我慢してもらっているので

アビィも応援していただけると嬉しいです。

 

 

ストレスが溜まらないように時々部屋を分けて遊びタイムを作っています。

今では二匹とも存在に慣れ始めて一緒に遊びたそうにしています。

早く一緒に過ごせる日が来ることを願っています。

 

 

 

勝手なお願いで本当に申し訳ございません。

どうか皆様ご支援ご協力よろしくお願いいたします

 

長い文章を最後まで読んでいただき本当にありがとうございました。

 

 

 

 

▼プロジェクト終了要項

治療・手術対象    ジョジョ(猫・メインクーン・♀)

治療・手術内容    FIP(猫伝染性腹膜炎)のMUTIAN治療

治療・手術完了予定日    2021年4月28日

 

 

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プロフィール

大阪でネイリストをしている27歳の林です。この度はジョジョがFIPになりプロジェクトを立ち上げさせていただきました。至らない点も多々あるかと思いますが、皆様どうか暖かいご支援ご協力よろしくお願いいたします。

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リターン

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・オリジナル缶バッジ1個(ランダム)
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制限なし
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2021年5月
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