かわいそうだけでは助けられない　野良猫さんのこと②

和歌山市内のあるところ
たくさんの野良猫さんが繁殖していました

１年半前は２匹だった
ご飯を１日2回あげ続けたら　複数の野良猫さんが集まるようになり
そして　子猫がたくさん生まれた

子猫たちは　カラスにつつかれたり弱って死んだりしながら
それでも生き残った子猫たちが　また
子猫を産んでいった

今年２月末　ご相談をうけて私たちは捕獲作業にはいった

その数　４１匹

当然ご飯も足りず　一部の子猫たちはガリガリだった
永久歯もはえているのに　わずか　1.5kｇしかない子猫

ご飯をくれる人間　それは猫にとってはうれしいこと

だけど　猫は　必ず繁殖を繰り返す
子供たちが死んでも死んでも　母猫は　また出産する
そして生き残った子猫たちも　また・・・・・


「お腹すいたよね　食べような」　と　ただただご飯をあげる
不妊手術をしてあげないまま　ご飯をあげる

今日も明日も　１か月後も　１年先も・・・・

その先には　人間も猫も　地獄しか見えてこない
そして犠牲は　猫

「餌をやるな」　では　絶対に解決できない問題が
そこにはある
餌をあげる人間が悪いのか？
いや　そうじゃないだろう

だから　私は　費用を出せない方々のために
費用をだしてもらえない猫たちのために
無料手術が絶対に必要と思うのです

財団様や行政等の助成だけでは　全く足りない
見放された野良猫さんたちが　苦しんでいるのだから