【第二弾】絶滅危惧種サシバの保全を皆の手で。渡りの全容解明への挑戦
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2024年12月15日 12:00

【第一弾のサシバたち】龍郷小

2024年3月1日に捕獲した龍郷小の個体です。名前の通り、龍郷小学校のグラウンドで越冬している個体で、子供たちがいつも関心を持って見ていたサシバでした。

 

龍郷小

 

この個体はオスの成鳥です。昨季11羽捕獲した個体のうち、オスは2羽だけでしたが、その内の貴重な1羽です。

 

実はこの個体、真っ先に捕まえようとしていた個体だったのですが、思うように捕獲できず、ルリカケスに邪魔されるなどのハプニングもあって一度は断念していました。

 

しかし、川上、三鳥屋、宇宿と順調に捕獲できて気持ちに余裕も生まれ、再チャレンジ。そして見事にリベンジを果たしたのです!

 

離島日は3月22日でした。川上⑤、三鳥屋とともに真っ先に飛び出したのがこの龍郷小です。順調に渡りを続けていたのですが、四国から淡路島を通って本州に入ったところで西へ方向を変えました。これは西の個体かと期待していましたが、なぜか折り返してきてそのまま新潟県妙高市にたどり着きました。道に迷った??トレース上の移動距離は1481.8km。10日間かけて4月1日に到着しました。

 

途中興味深かったのは北アルプスを越えていったことです。槍ヶ岳あたりの3000m付近を越えて行ったと思われます。

 

北アルプスを越えて行った龍郷小

 

時間は12時30分から13時40分の間。長野県の信州新町の当時の気温を調べると、この時間帯はだいたい16℃くらいでした。気象庁の観測値が標高約500mなので、標高差2500m。100mごとに0.6℃下がるので、15℃ぐらい低いことになります。そうすると単純に考えても気温1℃くらい。さらには風があるので体感温度は氷点下だったでしょう。そんな過酷な環境を越えていった龍郷小はすごいなと思いました。

 

春にアルプスを越えていくことは観察している人たちの中では知られていたことのようなのですが、それでも実際にGPS個体が通過していったデータを見ると驚きを隠せませんでした。

 

龍郷小の繁殖地は見に行きましたが、水田が広がるとてもいい場所で、周りには他のサシバもたくさん見られました。だいたい営巣していそうな林も目星をつけたのですが、営巣には失敗したのかだんだん行動圏が広がっていきました。

 

その後7月13日に妙高市を離れ、長野県の信濃町に27日間滞在。8月14日に移動を開始し、一気に奄美大島まで行くのかと期待されましたが、岡山県の倉敷市に立ち寄って30日間滞在しました。実はこの倉敷市の場所は春の渡りの際にルートから外れて立ち寄った場所でした。龍郷小は迷ったのではなく、自分のお気に入りの場所に立ち寄ったのだとそこで初めて気づかされました。秋の渡りを見ていなければ道に迷った間抜けな龍郷小というレッテルを貼られていたかもしれませんね(苦笑)

 

そして10月6日に倉敷市を離れ、10月10日に奄美大島に到着!なぜか島内をぐるっと回って10月11日に越冬地に戻ってきました。やはり方向音痴??(苦笑)

 

帰還時のアプローチ
龍郷小 赤色が春の渡り、青色が秋の渡り 赤い線が倉敷市に立ち寄っているのが分かります

 

龍郷小の個体は越冬地に戻ってきてからしばらくして電波が来なくなりましたが、元気にやっていました。子供たちに見守られながら奄美大島で栄養をたっぷり蓄えてほしいと思います。

 

11月撮影 龍郷小
11月撮影 龍郷小
11月撮影 龍郷小
11月撮影 龍郷小

 

 

 

 

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