【第二弾】絶滅危惧種サシバの保全を皆の手で。渡りの全容解明への挑戦
【第二弾】絶滅危惧種サシバの保全を皆の手で。渡りの全容解明への挑戦
【第二弾】絶滅危惧種サシバの保全を皆の手で。渡りの全容解明への挑戦 2枚目
【第二弾】絶滅危惧種サシバの保全を皆の手で。渡りの全容解明への挑戦 3枚目
【第二弾】絶滅危惧種サシバの保全を皆の手で。渡りの全容解明への挑戦 4枚目
【第二弾】絶滅危惧種サシバの保全を皆の手で。渡りの全容解明への挑戦 5枚目
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【第二弾】絶滅危惧種サシバの保全を皆の手で。渡りの全容解明への挑戦 6枚目

寄付総額

3,400,000

目標金額 2,000,000円

寄付者
333人
募集終了日
2025年1月17日

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2025年01月17日 12:00

【最終日】最後まで応援よろしくお願いいたします!

11月18日から開始しましたクラウドファンディングも最終日となりました。

 

ここまでたくさんの方から温かい応援メッセージ、そして大きな期待が込められた熱いメッセージをたくさんいただきました。お陰様でこの2か月間を苦も無く、楽しくやり遂げることができそうです。

 

クラファン最終日は環境省が公表しているサシバの保全に関するお話です。

 

古い話になりますが、2012年(平成24年)12月に、環境省は「猛禽類保護の進め方(改訂版) ― 特にイヌワシ、クマタカ、オオタカについて ― 」を公表しました。当時、環境省のレッドリストで絶滅危惧Ⅱ類であったサシバも入れるべきではとの意見もありましたが、時間の制約もあり、結果的にコラムのような形で入ることになりました。その中の抜粋です。この当時問題定義されていた課題は、今もなお解決されずに残っています。

 

「サシバは東北地方以南に夏鳥として渡来する中型の猛禽類である。南西諸島からフィリピンにかけての地域で越冬し、おもに両生爬虫類、昆虫、小型哺乳類などを食物としている。環境省の繁殖分布調査の結果から、生息分布が急激に縮小していることが示されており、特に関東以西でその傾向が顕著である(野中ら 2012)。2006年12月には、改訂されたレッドリストでは絶滅危惧II 類としてとりあげられるまでになった。」

 

「 サシバが生息するためには、水田と樹林が接した場所が多くあることが重要だということをいくつもの研究が指摘している(東 2004、百瀬ほか 2005)。また、水田が耕作されていること、サシバが好む谷津環境が分断されず連続して残っていることの重要性も指摘されている。谷津環境の分断・孤立がサシバの生息に悪影響を与える理由としては、おそらくそのような環境改変によって移動能力の小さいカエル等の獲物の移動が妨げられ、個体数が減少し、全体として餌動物が少なくなるためと考えられる。反面、サシバは孤立木で繁殖したり、細い木に営巣したりするなど営巣場所の幅は広い(植田ほか 2006b)。 したがって、保全措置を検討する際には、営巣地も重要ではあるが、採食環境により重点をおくべきと考えられる。水田と樹林の接しているような採食地が減少する場合は、そこからサシバが姿を消してしまうと考えるべきであり、事業によりそれまで連続していた環境を分断してしまう場合は、対象個体の生息のみならず、周囲のサシバの生息密度の低下につながる危険性も考えるべきである。」

 

「なお、近年の研究では、生息地内に水田がない山地帯でもサシバの繁殖が確認されており(紀國 ほか 2010、今森ほか 2012)、里山環境で繁殖する個体群とは、生態や環境利用が異なっている部分が多いが情報が不足している。山地帯での一層の研究が求められる。」

 

以下は、環境省が2021年10月に発表したサシバの繁殖分布の変遷です。地点数の違いもあり単純に比較はできませんが、先の資料で指摘されているように関東以西での減少が目立ちます。この状態が10年後、20年後に少しでも改善されているよう、皆様と一緒に保全に取り組んでいければと思います。

 

「全国鳥類繁殖分布調査報告 日本の鳥の今を描こう 2016-2021年」より抜粋

 

 

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3千円|応援コース

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⚫︎オンライン活動報告会 ※2025年11月前半の平日で実施予定。詳細は8月中にご連絡します。
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⚫︎HPにお名前掲載 ※ご希望者のみ、2025年4月〜2026年3月まで掲載します。

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