傷付いた野生動物達を救う。運動場を増設し適切なリハビリケアの実現へ
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傷付いた野生動物達を救う。運動場を増設し適切なリハビリケアの実現へ 2枚目
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支援総額

8,808,000

目標金額 5,500,000円

支援者
571人
募集終了日
2023年7月28日

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2023年07月24日 19:16

【特定外来生物の現状】減らすことができない背景には……

タイワンリスやチョウセンイタチ、ヌートリア、ガビチョウ、そして、アライグマ。

これらは全て環境省によって特定外来生物として指定されている野生動物です。

 

特定外来生物とは、海外から人によって持ち込まれてしまった、または何らかの理由で日本に来てしまった生物のことを指します。

この特定外来生物が危険視されている理由ですが、まず一番は日本に元々いる在来種を減少、ひいては絶滅させてしまう懸念がある為とされています。

海外由来の生物は繁殖力が非常に高く、在来種よりも体が大きかったり、攻撃力が高い種が多く、同じ生息地で暮らす他の在来種たちは生存競争に負けてしまうのです。

特定外来生物の繁殖が広がれば、縄張り争い、捕食、餌の占有などにより、在来種が極端に数を減らす可能性もあり得なくはなく、日本の生態系が大きく変わってしまうことが危惧されています。

 

在来種を守る為にも、特定外来生物の繁殖は何としても防がねばならないのです。

 

また、それ以外にも、元々は日本に生息していなかった野生動物が固有の病原体や寄生虫を保有している可能性もあり、人への健康被害にも繋がる恐れがあります。

 

特に、アライグマは繫殖力が非常に高い為、年々その数を増やし続けており、早急に対処する必要があるとされてはいるものの、対応が追い付いていないのが現状です。

 

アライグマfs.jpg

 

この背景には、例え見付けたとしても、駆除されてしまうことが分かっている為に、「殺されてしまうのは可哀そう」と目撃しても見逃してしまう、というところもあるのではないかと思われます。

 

想像してみてください。

 

散歩をしていたら、子育て中のお母さんと、その後を続いて歩いている小さな子供のアライグマが歩いていた。

 

その現場に遭遇した時、殺されてしまうと分かっていて、あなたは通報することができますか?

 

迷いなく通報できる方は少ないのではないかと思います。

そのお気持ちは、私も痛い程よく分かります。

数を減らさなければならない、と頭では分かっていても、私ですら命を奪うということには未だ目を背けています。

 

私たちは啓蒙活動の一環としてワイルドライフファインアート展や子供向けのイベントなどを行っているのですが、昨年から野生動物に関するアンケートも実地しており、その中で『アライグマの駆除』に関する質問もしています。

項目として『駆除は必要なので、見つけたら必ず通報する』『駆除は必要だと思うが、可哀そうなので積極的に通報はしない』『その他(記述)』で分けたところ、約60%の方が『駆除は必要だと思うが、可哀そうなので積極的に通報はしない』と回答し、『駆除は必要なので、見つけたら必ず通報する』と回答した人は僅か14%、そして、残り26%の『その他』の記述の中では、「駆除以外の方法はないのか」「駆除が正解とは思えない」「共存の道はないのか」といった、駆除に対して前向きではないご意見が多く寄せられていました。

 

こうしたイベントでアンケートを取る意義としては、野生動物への関心があるなしに関わらず、絵画が好き、または通りすがりの方など含め、幅広くご意見が集められることと考えています。

 

そうした中でもこれだけ駆除に対して積極的にはなれない方は、決して少なくありません。

また、駆除の通報には『自分が通報したせいでこの子の命が奪われる』という精神的な負担もあり、やるべきことと分かってはいても、それを例えば子供が見ている前でできるのか、と問われれば中々難しいのではないかと思うのです。

 

現在は猟師の方が駆除をしてくださっている以外には市民からの駆除要請を募るしかない現状ではありますが、「親のアライグマは通報したけど、その後に見つけた子アライグマは、母親を殺された後で余りに忍びなく、見逃してしまった」といったケースも多いようで、頭数を減らしていく手法としてはあまり現実的ではないように感じます。

 

では、どうするべきなのか。

 

理想を言えば、各自治体ごとに特定外来生物の終生収容施設を作り、保護されるとなれば、目撃者も通報しやすくなり、今よりもよほど野生のアライグマの頭数は減らしていけるのではないかと思います。

しかし、皆さんもご存知の通り、国や行政は野生動物よりも前に人間社会の法整備や確保しなければならない予算で手一杯で、とても簡単に実現はできないでしょう。

 

であるなら、国や行政の対応をただひたすらに待つのではなく、私達のような民間の団体がそういった特定外来生物も終生飼養できるような保護施設を作るしかないのでは、と野望を抱いている次第です。

 

とはいえ、一介の民間団体が語る夢にしてはあまりに壮大で、まだまだ先の見えない雲の上の未来です。実現するには、資金はもちろんのこと、土地、運営維持の方法、動物たちを収容する為の最適な環境造りなど、まだまだ問題も課題も山積みではありますが、日本の野生動物を守る為に、ひいては人の命を守る為に、必ず必要なことであると考えています。

 

ちなみに、同アンケートの中で、『特定外来生物の保護施設ができた場合、特定外来生物発見時に利用したいと思いますか?』といった項目では、80%の方が『利用したい』と回答されていました。

 

野生動物保護園 詳細無し.jpg

本来は人によってペットとして持ち込まれ、飼いきれないからと野に放たれ、または逃げ出され、そうして繁殖してしまった彼ら。

 

そして、今もどこかで駆除されている彼らのことを、もし救う方法があるならば。

 

遥か先の未来に少しでも歩みを早められるよう、これからも尽力していきたいと思っております。

 

 

 

※JWCは皆様のご寄付・ご支援により活動を行なっております。
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