JWCサポーター20人大募集！多くの野生動物を救いたい

皆さんこんにちは！　

早速ですが、今回は、リリース情報をご報告します！

 

 

長らく皆さんにも、一緒に成長を見守っていただいた赤ちゃんダヌキ6頭が、約半年の時を経て、無事、皆揃って元気に山に帰ることができました！

【それぞれの詳しい保護情報はこちらをお読みください】

 

《最初に保護されてきた子の保護情報》

https://ameblo.jp/jwc-web/entry-12801627852.htm

《あとから保護されてきた5頭の保護情報》

https://ameblo.jp/jwc-web/entry-12805640441.htm

 

最初は、保温をしながら毎日１時間おきの授乳と肛門付近を擦っておしっことうんちを促しました。
飲みが悪い子もいましたが、徐々に授乳量も増えて
体重も順調に増加していきました。

 

 

だんだんと目がしっかりと開いて歩けるようになり、起きている時間も増えてきました。

 

成長に合わせて少しずつミルクから離乳食へと移行し、ケージも保護当初入っていたキャリーケースかから衣装ケース、ドックサークルへと引越しをしていきました。　

歩き方が安定すると今度は走るようになり、みんなであっちこっちに走って、毎日激しい足音が聞こえ、一段と賑やかになりました！

思いっきり運動した後は、6頭みんなでお昼寝をして、起きたらまた大運動会を始め、ごはんを持って行くとすごい勢いで集まってきました。

 

(この時、初めてのお外体験もしたりしました)

 

 

離乳食にも随分と慣れて、歯もしっかりと生えてきた頃にスイカやトウモロコシ、生のニンジンなどもあげ始めました。

 

 

固形物も食べられるようになってくると、体もだいぶ大きくなり、一気に食べる量が増えて、毎日スーパーをハシゴして食材を買いに行く日々でした！
加えて、会員様やSNSでこの子達の成長を応援してくださる方から、有難いことにたくさんの果物や野菜のご支援をいただき、育ち盛りのこの子たちはたくさんの美味しいものを食べることができました！
本当にありがとうございました……！！

 

 

 

いつの間にか自分たちで溜め糞をしたり、警戒心が高まり、近づこうとすると逃げることも多くなってきました。
やはり、赤ちゃんの頃から人が育てていてもこの子たちは野生の子。しっかりと本能が備わっているのです。

 

全員の体重がしっかり増え、ごはんも完全に固形物に切り替わったところでついに、室内から屋外哺乳類ケージへと移動させました。
移動してすぐは、初めての場所に緊張してケージの角に団子になって警戒していましたが、しばらくすると楽しそうに駆け回ったり、草で遊んだりしていました！

 

 

屋外に移動して約1ヶ月。日中は35℃以上の猛暑日が続いたり、台風が来てひどい雨が降った日もありましたが、プールで涼んだり穴に隠れたりしてしっかりと厳しい自然の天候を乗り換えました！
そして、この時の体重はみんな保護当初の約30倍ほどにもなり、見た目も、もう立派なタヌキとなりました！

 

最後には、ミミズやセミなどの生餌も与え、狩りをすることも覚えてもらい、ついにリリースを行う準備が全て整いました。

そしてリリース当日。
駆虫薬を付けて、日が暮れてからみんな一緒に山の中へとリリースしました。
(リリース場所は諸条件確認の上、適切な場所で行っています)
みんな元気に暗闇の中へと力強く走っていきました！

 

 

これからは、もう、私たちは守ってあげることもそばにいてあげることはできません。自分たちの力で厳しい自然の中で生き抜くこととなります。ですが、一度困難を乗り越えたこの子たちならきっと、残りの命をしっかりと生き抜いてくれると思います。
6頭全員が怪我なく、幸せに過ごしてくれることをこれからもずっと願っています！

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました！

 

※JWCは皆様のご寄付・ご支援により活動を行なっております。
一羽でも、一頭でも多くの命を救えるよう、ご協力いただけますと幸いです。

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