311後・釜石の復興プロセスを映像記録に残そう!

311後・釜石の復興プロセスを映像記録に残そう!

支援総額

608,000

目標金額 600,000円

支援者
29人
募集終了日
2016年3月5日

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2016年01月26日 16:25

じわり、じわりと動いています!

 みなさんこんにちは。1月25日より『つながりてんでんこ 釜石ソトモノ列伝』の資金公募を開始いたしました。よろしくご愛顧ください。

 さて1月23日(土)、24日(日)は釜石に取材に出かけました。以下はその取材ノートです。

 

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 1月23日(金)いつもどおり21時30分発「遠野・釜石号」にて池袋を出発。

明けて24日(土)07時15分釜石駅前に到着。

 

 まずは昨年の秋に海鮮中華まんじゅう「釜石海まん」を発売(大好評!)した(株)KAMAROQの中村博充さんにインタビュー。

(場所は大町新華園の向かいに開店したミッフィーカフェ。2階のオープンスペースは9時から利用できます)

 中村さんは大阪のご出身、大学は姫路で電子工学を専攻。就職は東京。まさに「ソトモノ」。

 東京で一緒に異業種交流勉強会をやっていたお友達(石井重成さん)が、311後、釜石に入りました。その活動の様子を聞くにつれ、自分にも何かできるかもしれないとの思いが強くなり、2013年に釜石に来ました。

 「今から思うと、自分の成長につながると確信が持てたことが、釜石行きを決めた一番大きな要因だったかもしれません。石井さんから、被災地では自分のキャパシティーを明らかに超えた状況の中で、サラリーマン生活ではあり得ない大きな責任を任されると聞きました。どこまでできるか分からないけれども、とにかくできる限りやってみようと決めました」。

 

 取材の帰り、担当者はもちろん「釜石海まん」を購入。帰京後、家族とおいしくいただきました!

 

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 23日(土)午後は、アシスタント小村の教育のため、またしても鉄の歴史館。私はもう両手で数えきれないほど来ています。小村に世界遺産の実物が観たいとせがまれ、そのまま橋野へ。膝上まで雪に埋もれながらなんとか三番高炉が見えるところまで登りました。2人の間に見える(?)のが高炉跡です。

 

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 23日(土)夜は、甲子町の創作農家こすもすさんで、(株)パソナ東北創生の戸塚絵梨子さんにお話を伺います。

 311後、外から釜石に入ってくるのは「ボランティア」「非営利」というイメージだったところに、研修ツーリズムを支柱にして株式会社を設立しました。そんなにスムーズに運ぶはずがないと思っていましたが、提案から設立、そして現在まで、忙しいながらも意外なほどすんなりと事が進んだため、1周年を迎えようとしている今でも自分がやっていることの「大変さ」に実感がついてきません。

 「スムーズに進んだのは、ひとえに釜石のみなさんの人のよさのおかげ」と語る戸塚さん。そういった「人のよさ」はどこから来るんでしょうか、との質問に、しばらく考え込んだあと、次のように答えてくれました。「釜石は大島高任の頃から、多くの周辺人口を吸収して発展してきました。それで外から入ってくる人々と共存共栄するすべを、学ぶともなく知っておられるのはないでしょうか」。

 ちょうど研修で訪れていた台湾の大学生(日本語勉強中!)のみなさんが夕食中でした。「今日は養殖カキの収穫を手伝わせてもらったんですよ。日本のカキは台湾のより大きいですね! とても楽しい研修でした。日本人はみんな活発な印象です」。翌24日(日)の釜石は雪でしたが、見れたかな?

 

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 宿泊は多田旅館。相変わらずおいしい朝食。ごちそうさまでした!

 さて翌24日(日)。今日は甲子町の仮設住宅で新年のお餅つき大会があり、我らが「ざっぱ」君(こと田辺康、本会アシスタント)が余興で高座に上がるとのことで取材の予定。

 朝、ネットをググって「甲子町仮設住宅」を検索してみたところ、ナント10カ所以上もあるじゃないですか! ざっぱ君のメールには「甲子町仮設」としか書いてありません! メールに「送迎は小佐野駅から云々」と書いているので、小佐野駅から一番近い「甲子町仮設」に行ってみたもののハズレ。途方に暮れていた10時半、ようやくざっぱ君から会場を詳しく書いたメールが! 助かった~。危うく一日を棒に振るところでした。

 

 今回のイベントは、甲子町B仮設住宅の自治会さんと、法政大学のボランティアサークル「スタ学」さん、NEXCOエンジニアリング東北さん、釜石市社会福祉協議会さんのコラボ。法大「スタ学」さんは設営、出し物、撤収を担当。

 出ました! 法大落研の三人衆。真ん中の高座に居るのが「ざっぱ」。

 

朝の雪が嘘のように溶けました! 

 餅つき、豚汁、絆リンゴ、落語、南京玉すだれ、演歌。そして最後はみんなで合唱。『花は咲く』。

 甲子町B仮設は今年(2016年)6月に閉鎖予定。今日のイベントが大きな行事としては最後になるものと思われます。今後は、仮設暮らしが終わって、それぞれ新たな環境で暮らすことになるみなさんの見守りをどのようにおこなってゆくのかが、政治・行政としても、ボランティアの支援活動としても、中心課題になってきます。この意味でも311復興は新しい局面に。

 

 今日は参加してくださってありがとうございました。餅まき~!

 

 東京の学生ボランティアは、法政大学を中心に20名近く参加。宿泊は男女一部屋ずつ。一人半畳でしたが、楽しい2日間でした。

 今回のイベントリーダーを務めたのは法大「スタ学」の、ナント2年生。

 

 「スタ学」は、"Let's Start What Students Can Do in Tokyo"の愛称。2014年秋から釜石で活動しています。

 

 帰りは新幹線。ちょうどこの学生さんたちが同じ便だったので、いろいろ話す。沖縄情勢、改憲問題、子供の貧困、心の病気とどう向き合うか。。。やるじゃないか、大学生。

 

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今回の取材

往路 深夜バス 2名 17,920円

レンタカー 14,472円

ガソリン 1,428円

宿泊 2名 12,312円

復路 JR・新幹線 2名 28,500円

消耗品 2,234円(ガムテープ、電池、レインコート)

 

しめて76,866円ナリ!

 

 

 

前作の制作過程のレガシーは ↓ このリンクをご覧ください。

 

 

 

 

リターン

3,000


alt

学生さん&無業の方限定!セット

制作状況を定期的にご報告するメール
本作品完成ディスク (DVD, BRD)

支援者
5人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2016年8月

10,000


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スタンダードセット

制作状況を定期的にご報告するメール
本作品エンドロールへのご芳名明記(不要の場合はお知らせください)
本作品完成ディスク (DVD, BRD)
上映会開催権利
作品ノベルティ1点

支援者
18人
在庫数
30
発送完了予定月
2016年8月

30,000


alt

一緒に作品を盛り上げよう!セット

制作状況を定期的にご報告するメール
事情が許す限り取材に同行・編集会議に参加(実費負担)でき、作品について意見や提案をおこなう権利
本作品エンドロールへのご芳名明記(不要の場合はお知らせください)
本作品完成ディスク (DVD, BRD)
第1作品ディスク(DVD, BRD)
上映会開催権利
作品ノベルティ1点

支援者
8人
在庫数
6
発送完了予定月
2016年8月

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