もも15歳 「私にとってのOHANAという存在」

 

小学4年生の時の転校をきっかけに学校に馴染めず不登校や保健室登校を繰り返していました。

中学校からは変わりたい！と思い入学式の日教室に入りましたが想像以上に負担で、3年間別室登校をしていました。

 

保護犬・保護猫のボランティア活動を始めたのは中学1年生の夏休み

 

代表宅には沢山のわんちゃんがいて大人しい成犬から無邪気な子犬まで

実際に触れ合い、代表やボランティアさんとお話してお散歩にも参加させてもらったのが始まりです

私は極力、人と関わる事を避けてきました。

 

「何を思われるんだろう｣

「嫌な思いをさせてしまうんじゃないか｣

ネガティブな感情が上回り自分から話し出せず、話す事への苦手意識がとても強くなり少し場面緘黙っぽい感じでした。

 

ですが、そこにいたボランティアさん達は優しくニコニコしてワンちゃん達の性格や特徴を教えてくれたのです。

 

本当に嬉しかったのを今でも覚えています

 

そこから優しい人達と一緒に犬のことで笑ったり、野犬が沢山いる場所へ連れて行ってもらったりして｢自分に出来る事｣を考えるようになりました

それが犬の預かりボランティアを始めるようになったきっかけです

 

毎日家に居て1人で過ごしていた時間が

おしっこうんちのお掃除、お散歩、ご飯、遊び相手の時間になり

命を預かる中で「自分が必要とされている｣

これが自分で感じられた時、嬉しさを感じました。

 

変わりたいと思えた時、側にいてくれたのが犬達です

いつか預かった子は本当のお家、里親さんの元へ旅立ちます

「お世話してくれてありがとう｣とお届け日に言ってもらえた時には自分の存在に確信が持てたんです。

 

自分が役に立った事

必要とされた事

 

実感した時、「なんであんなに見る世界を狭めてたんだろう｣「幸せだな｣そう感じました。

 

ご縁を繋げるには犬は話せないんだから私が話さなきゃ！と思いたくさんの方とお話する機会がどんどん増え、いつの間にかその経験が自信に繋がりました。

 

人と会話するのが苦手で学校でも上手く輪に入れなかったり同い年の子とうまくできなかったりした私は犬達のおかげで沢山経験を積んで人との関わり方を学んで行けました。

春からは通信制の高校に進学します。

｢みんなと同じじゃなくていい｣と自分を認めてあげれる様になりました

海ママに初めて学校に行けてないと話した時も笑ってたけど、進学先が決まった時はもっと笑っていてなんか嬉しかったです

 

ずっとずっと応援してくれていました

だから今度は私が海ママを応援したいと思っています。

（私もずっと、海ママみたいに挑戦し続けていきますよ！頑張れ海ママ！）