本日(6/2)正午で約30万円までたどり着くことができました!ご協力いただきありがとうございます。

 

さて、今回のプロジェクトの駅舎の一つ『上利別駅』について改めてご紹介いたします。詳細につきましてはページ内をご覧いただければと思いますが、下記は今年4月頃に上利別駅前道路より撮影した全景です。

上利別駅舎

新聞などでも報じられていた通り、昨年秋頃に足寄町内を襲った暴風により駅舎の屋根が全損してしまったそうで、応急処置でブルーシートで補修などもされていたようですが、さらに暴風の被害が重なり建物に大きなダメージが及んでしまったそうです。その際には駅舎だけではなく、町内の一般住宅や倉庫などにも多数の被害が出ていたそうで、建物の新旧問わず甚大な被害があった暴風により上利別駅舎も被災してしまいました。

 

 

北海道で姿をとどめている古い建物などは、暴風雨による損傷もありますが、「雪」によるダメージも大きいのが事実かと思います。そのような中で、建物の痛みが増して一部損壊、または激しく壊れかかった状態になってしまったとしたら、苦渋の選択にはなるかと思いますが『解体』も正しい一つの選択肢かと思います。

 

とは言え、かつて地域を支えた鉄路の玄関口である『木造駅舎』には、それぞれの地域…ここ上利別駅であれば、この地区の変遷を何十年も見続けてきた建物であり、地域住民の方々も通学や移動のために利用したりと、単なる「鉄道を利用するための施設」だけの価値だけではない、“文化財”としての価値や魅力、さまざまなストーリーも持ち合わせている建物…それが『木造駅舎』だと私たちは考えています。

 

現役の上利別駅
〔現役時代の上利別駅改札口 榎本氏撮影提供〕

 

そのことから、歴史ある建物の「上利別駅舎」を構築している貴重な部材・建材の一部を厳選して残すとともに、ただ“モノ”として保管するのではなく、古民家再生や利活用で行われている『古材利活用』の視点から、「上利別駅から沼牛駅へ古材を引き継ぎ再利用する」ことを重視し、今回のプロジェクトを進めています。

 

木造駅舎は標準設計図なるものがあり、駅が違っても非常に似た部分が多くある場合があります。その「類似する」部分が多いという木造駅舎の特性からも、すでに半世紀以上は経過している木造駅舎を保存維持する一つの方法として『古材再利用』は有効であるのではないかと考えました。

 

修繕費用のための「クラウドファンディング」はまだまだ達成はしていませんが、『北海道木造駅舎保存プロジェクト』自体は少しずつ自分たちの手でできることから進めておりますので、随時皆様にも近況をお知らせしていければと思いますので、ぜひご覧いただけると幸いです!

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました!引き続きご支援ご協力の程よろしくお願いいたします。

 

 

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