がん研OBからのメッセージ 　札幌医大　丹下正一朗先生

 

がん進展制御研究所OBの丹下正一朗といいます。

 

私ががん研究に興味を持ったのは高校の頃、がん遺伝子を特集するテレビ番組を観たのがきっかけでした。それから10年以上の後、金沢大学がん進展制御研究所でがん研究に携わる機会を得ることとなりました。

 

 

自らの経験を踏まえ、もっと若い時期にがん研究という世界に触れて実際に研究を体験する機会があるとよいのではないか、と考えることもあります。

 

 

がん進展制御研究所には、様々なアプローチでがん研究に取り組むトップランナー級の研究者が集まっており、それぞれの研究を尊重しつつ闊達な意見を交わし、切磋琢磨できる環境があると感じます。

 

 

このプログラムは、多様ながん研究の最前線を間近で体験できる絶好の機会になると思います。「がん研究ってなんだろう」から始まり「がん研究はどのように進めるのだろう」「私ならどういう形でがん研究を行うだろう」と多くを考え、答えを探す機会が高校生の皆さんに与えられるでしょう。

 

 

 

このプログラムが、これからがん研究を目指す高校生の皆さんにとってのがん研究への入り口となり、また社会にとってはがん克服への架け橋へ繋がっていくことを願ってやみません。