盛岡市の小学六年生K君の気仙茶研究!

先日、嬉しい発表会がありましたので、ご報告します。

12月10日に、盛岡市内の小学校にて、六年生の「とことん追究 卒業研究」と題した研究発表会がありました。この学校では、毎年、6年生が、「卒業研究」として、一人一人課題を決めて取り組んでいるのだそうです。

その中で、K君は「津波をのりこえた!気仙茶のひみつ」と題して、気仙茶について発表なさいました。私も、学校関係者ではないですが、傍聴させていただけることになり、行ってきました。

 

K君から「気仙茶を研究したい」と言われたのは今年の7月初めのことでした。

その後、盛岡でのお茶会に参加したり、盛岡でのお茶の手づくりワークショップ(アトリエてとてさんの主催)に参加したり、8月には陸前高田にお茶畑を見に行ったりして、気仙茶への理解を深めていきました。

更に、11月には、盛岡市の中心商店街で、店先に小さなテーブルを出し、道行く人への気仙茶の紹介にも取り組んできました。

 

卒業研究発表会では、10分の持ち時間内に、それぞれ工夫して発表していきます。

 

K君は

追究課題1 気仙茶の歴史とその生存力

 気仙茶研究を選んだ理由から話し始めて、気仙茶の歴史、古いお茶の木が残っていること、津波を受けても枯れずに残った木があることなどを紹介。

 

追究課題2 体験活動 気仙茶の手もみをしよう

 7月の手もみ茶ワークショップの体験や、気仙の伝統的な道具を使った手もみの方法についてなどを紹介。

 

追究課題3 地域で気仙茶を盛り上げよう

 11月の、商店街での気仙茶紹介の様子を報告。

 

という構成で、発表しました。

 

K君は、もともと発酵食品が好きで、5年生までずっと発酵をテーマに研究してきて、今年は紅茶の研究をしようと考えていたところ、新聞記事などで気仙茶のことを知って、気仙茶の研究をすることに決めたそうです。

 

気仙茶が昔から作られてきた長い歴史を知り、理解を深め、しかし今、激減していることに対して、自分ができることは何かを考えた結果、それは、気仙茶のことを多くの人に知ってもらうことだ、と思い、行動に移した、というK君の一連の活動に、大人である私たちも、多くのことを教えられているように思います。

 

気仙茶を残したい!という熱い思いで発表するK君には、発表を聞いた同級生たちも大いに惹きつけられた様子で、発表の後には、勢いよく質問の手が上がり、また、感想発表でも「気仙茶を知らなかったけれど、興味を持ちました!」という声が上がっていました。

 

K君の取り組みや、小学生たちの反応を見て、胸が熱くなりました。

K君、そして、K君の研究を支えたご家族や学校の皆さん、ありがとうございました!!

 

(発表当日も、廊下に「気仙茶紹介コーナー」を設けて、発表の合間に、試飲や説明などを、お母様中心に取り組んでくださいました)