大船渡・赤崎町で気仙茶のお茶会を開きました!

12月14日(日)は、大船渡市赤崎町の佐野地区公民館で、気仙茶のお茶会を開きました。佐野地区公民館と大船渡市中央公民館の主催でお声掛けいただき、盛岡市中央公民館の「出張公民館」として伺いました。

 

赤崎町は、大船渡市内でも特に津波の被害が大きかったところです。今も、海沿いの国道の両側には、建物の土台が露わになった風景が広がります。

 

お茶会の前に、被災して移転した、旧・赤崎小学校跡地で開かれている「赤崎ミニ復興市」を訪ねました。

 

昨年秋に初めて試み、今年の春からは月に一度開いてきたという、ミニ復興市。この日は、テントが飛ばされそうだと思うほど、冷たい風が吹き荒れていましたが、それでも、地域の方々が、海産物(絶品の甘塩うにも!)や、野菜や梅干し、果物、手芸品、若い女性のクッキー店、手づくりシフォンケーキ、そして焼きとりや、地元中高生が焼く「赤たこ焼き」の店など、活気があふれていました!

 

常設の木枠に屋根をかけたテント群の真ん中には、イベントテントをビニールで囲んだお休み処があり、中ではストーブで暖をとりながら、ベンチでゆっくりできます。座ると、地元のおばちゃんが、熱いほうじ茶を振る舞ってくれました。

 

読み聞かせグループ「おはなしころりん」の古本市(無料のものも!)も開かれていました。

 

このイベントは、神戸大学のボランティアグループが、地元赤崎の方々と一緒に運営に携わっているものだそうです。学生さんたちは、毎月、かわりばんこに赤崎に

来ては、運営を行っているとのこと。震災後、地域を離れて暮らす人も、この復興市を訪ねたり、知り合いに会ってベンチで話し込んだり、ということがあるそうです。人々がつながる場を作り出しているのだなあと、感銘を受けました。

 

この日は、寄せ植え教室や防災講演会も開かれ、また、午前中は、赤崎ミニ復興市も行われ、イベント盛りだくさんの赤崎でした。

 

お茶会では、今年の気仙の緑茶や紅茶、手もみ茶などを、小さい茶杯で何杯か召し上がっていただきました。

 

お茶請けは、婦人部の皆さんが、「昨日、80代の先輩たちから教わりながら作ったのよ~。やっぱり先輩たちが作るのは味がいいの。いろんなものが入っているんだよ~」とおっしゃいながら、手づくりの「がんづき」を振る舞ってくださいました。これが、今までにいただいたことのあるがんづきとは、また一味違って、ずっしりしっとりして、ほんのり「こじょっぱく」(少ししょっぱい)って、甘みに奥行があって(はちみつ??)美味しかったです!!!

 

気仙茶、召し上がったことがありますか??とお聞きすると「飲んだことないなあ」という方も多い一方、「家で摘んで飲んでた」「手もみもやったよ」「川の向こう岸に工場があったんだ」というお話も出てきました。

 

そうです、大船渡の赤崎町にも、昭和34年に製茶工場ができ、稼働していた時期があったのです。

(昭和50年には、合計で7トンあまりの生葉を製茶していた、という資料があります)

 

「工場長やってたのは、Sさんという、瓦職人の人なんだよ。工場は短い時期しかやらないから、他の時期は瓦の仕事をしていたんだ」ということも教えていただきました。

 

大船渡のお茶について知る手がかりが、また一つできたように思います。

赤崎の皆様にまたお話を伺いに行きたいと思いました。

御世話になった地域の皆様や公民館の方々、ありがとうございました。

 

(公民館の神棚に、権現様が祭られていたのが、印象に残りました)