皆様大変お待たせしました。

 

 タイトルの通り、キハ2004号輸送が無事終了しましたので、その行程をご紹介します。

 12日に、吊上げに備えてあらかじめ台車と車体の切り離し作業、屋根上のベンチレーター撤去作業が実施されました。

 写真は、その合間のひとコマ。

 ひたちなか社の吉田社長、湊線応援団の佐藤団長とともに前田会長と記念撮影を実施いたしました。

 

 

 実際の吊り上げ作業は14日に開始され、午前10時前、キハ2004号が宙に浮かびました。

 

 

 その後車体は一旦、仮支柱に乗せられ、ステップやセンターピンと呼ばれる台車と車体の接続部品が撤去され、トレーラーに乗せられました。

 

 ここでも、応援団の皆様からは記念のヘッドマークやサボの提供を頂き、車体に装着させて頂きました。

 

 その後夜を迎え、日付が変わる前後に那珂湊を出発、慣れ親しんだ駅舎に別れを告げ、国道6号線を東京港へと旅立ちました。

 画は那珂湊駅信号交差点を出るキハ2004です。

 

 石岡市付近を走行中のキハ。偶然にも支援者の方とお会いしました。

 寒い中、本当にありがとうございます!

 

 そのほか、東京都内を走行中のシーンをいくつかご紹介します。

 

 

 その後、朝4時半前に、東京有明港に到着しました。

 

   前田会長と幹事は、一旦ここで離脱。輸送ドライバーに挨拶の後、福岡に戻りました。

 

 その後キハは16日早朝、新門司港へ到着。

 雨の中を九州に上陸し、1日を同港で過ごしました。

 

 そして日付が変わった16日深夜1時過ぎ、いよいよ金田駅へ向け出発です!

 天候は残念ながら大雨、撮影は困難を極めました。

 

 国道10号線を南下するキハ。

 

 そして午前3時22分、ついに金田駅に到着しました。

 それまでの大雨はうそのように晴れ上がり、月明かりがキハを歓迎しているようでした。

 

 そして朝。幻想的な霧の夜明けでした。

 

 そして午前8時30分から作業開始。

 運転体験線の6番線に取り卸しです。

 最初に台車を下ろした後、いよいよ車体の吊り上げ。

 

 秋晴れの空に、キハが舞いました。

 

 そして午前10時、車体が台車に下ろされましたが、ここで輸送を担当したアチハ社の責任者である前野さんから前田会長にサプライズが。

 ひたちなか社から預かったブレーキとレバーサハンドルの贈呈です!

 この心憎い演出に迫田常務や幹事は感無量。

 並行してアチハ社の作業は進みます。

 それにしても、数少ないスタッフの皆さんが、ある時はドライバー、ある時は溶接、ある時は誘導、ある時は推進軸等パーツ接続と、一人で何役もこなすその姿は、迫田常務も「うちの若手社員にも見せねば・・・」と感嘆することしきりでした。

 

 そのおかげで、15時終了予定の作業は昼までで完了。

 これを見た迫田常務や前田会長、そして国鉄時代に車掌経験のある幹事は少年のような目を見合わせ、「エンジンかけようや!」と意気投合。

 あれよあれよと手際よく点検が進みます。

 運転席から顔を出して合図を送っているのは迫田常務です。

 

 そしていよいよエンジン起動。

 何の打ち合わせもなく「351メインスイッチ入り!71スイッチ切り!8線テコ上げ!」と相互に歓呼する姿は、とても数十年ぶりにDMHを触った姿とは思えず、まさに、いつもはタオルを羽織ったおじさんの前田会長が、ベテランエンジニアに変わった瞬間でした!

 

 それにしても前田会長は、手袋もせず素手で真っ黒になりながら、エンジンの鼓動をじかに感じつつ、弁の調整を行っている姿は、この車両にかける意気込みを見た気がいたしました。

 

 車両のほうも、最初こそ白煙が上がっていましたが、徐々に透明の煙となりDMHエンジン特有の、優しい音色を奏でておりました。

 車両はその後、迫田常務のハンドルさばきにより、6番線を数往復し、キハ2004号の汽笛が金田駅構内に響き渡っておりました。

 また、当日は県内ほとんどのマスコミの皆様にもおいで頂いておりましたが、実車を前にした前田会長は、とても誇らしげに取材対応をしておりました。

 

 さて、今後の活動ですが、すでに支援者の皆様にはメールを差し上げておりますので、計画通り進んでくれれば・・と願っています。

 現在キハは、ブルーシートをかけた状態で留置しておりますが、まずは今週末10月22日、23日に開催される「へいちくフェスタ」でプレ公開を予定しております。

 ただ、あくまで正式公開は、まず支援者の皆様方をお招きしたお披露目と考えていますので、今回のプレ公開は、補修など一切行わず、かけられたブルーシートを一部めくる形にとどめ、さらにヘッドマーク準備などの撮影会も予定せず、車内も公開いたしません。

 しかし、30万円のリターンをお申込み頂いた支援者の皆様と「お名前をパネルにしてキハ前に仮設展示」というお約束をしておりますので、その点は実施予定です。

 また、22日土曜日には、本活動にご理解を頂いた有志の方々提供による鉄道部品の販売会を、守る会主宰で実施します。

 へいちくフェスタのチラシには「23日のみ鉄道部品販売」とありますが、23日の分は平成筑豊鉄道直営で開催される催しで、別開催です。

 22日開催の部品販売会収益の一部は、今後の補修活動費に充当してまいります。

 また、多くのマスコミの皆様に取り上げていただいたことで、多くの方に「いつ本線を走るのですか」というお尋ねを頂きますが、それは今後の運動の盛り上がり、費用面がクリアできればの話となります。

 新たな募金活動についての検討も始まりました。

 また必要な情報は、こちらのページやフェイスブックで発信して参りますので、今後ともよろしくお願いいたします!

 

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