猫伝染性腹膜炎(FIP)に罹患したシェリーを助けてください！

こんばんは。もうすぐプロジェクトが終了します。

これまで本当に多くの方々からご支援をいただきましたことを心から感謝申し上げます。

お陰様でプロジェクトも早々に達成することができました。応援くださいました皆様のおかげです。本当にありがとうございました。

 

思えば、昨年末シェリーが全く動けなくなり、しばらく様子をみていましたが一向に良くならなかったため、クリスマスイブに動物病院を受診したところ、FIPの可能性が非常に高いとの診断を受けました。

もしFIPであれば救う手立てがなく、年内もつかどうかもわからない、と言われ呆然としました。ついこの前まであんなに元気だった仔が。。

シェリーはうちの子になってまだ３ヶ月、生まれてから５か月も生きていません。もっと遊びたいだろう、楽しいこともいっぱいしたいだろう、美味しいものも食べたいだろう、そして兄のジンと一緒にいたいだろう、と涙が溢れました。このままシェリー1人で虹の橋を渡らせることは耐えられませんでした。

 

そしてそれからはシェリーを救うことだけを考えて行動しました。

その時にはまだMutian協力病院は北海道にないと思っていたため、何軒もの動物病院に問い合わせしました。そして札幌市内にあるMutian協力病院をみつけ、12月29日にFIPの確定診断を待たずに急いでその協力病院に駆け込みました。

Mutianでの治療には高額な費用がかかることも覚悟しました。それでもシェリーを救いたいという思いの方が何十倍も、何百倍も強かったのです。

しかし、コロナ禍の影響と仕事上での大きなトラブルに巻き込まれてしまい、経済的な余裕がありませんでした。その時、タイミング良く友人からクラウドファンディングのことを教えてもらい、治療費のご協力を求めるためにこのプロジェクトを立ち上げました。

 

当初は自分の猫の医療費を他人様にお願いすることの厚かましさに恥じらいを覚え、プロジェクトを立ち上げる最後の瞬間まで悩みました。

しかし、目の前に瞬膜で瞳が覆われた悲しい目をしているシェリーがいるのです。一人で小さな体で必死に病気と闘っているのです。

その姿を見て、私はシェリーを絶対死なせないと決心しました。様々な批判も覚悟の上で、プロジェクトの立ち上げこそが私の決意だったのです。

 

そして、予想以上に多くの方々に助けていただき、何とか最後まで投薬を続けることができました。本当にありがたいことです。

また、多くのあたたかいメッセージを頂戴いたしました。

まるで自分の事のようにシェリーを心配してくださった方、ご自身の愛猫ちゃんもFIPに罹患しMutianの投薬治療をしていらっしゃる方、数年前にFIPで愛猫ちゃんを亡くされた方、もおられました。

その方々の「想い」が全てシェリーの回復を後押ししてくれたのだと思います。

 

そして私自身もこのプロジェクトを通して様々な刺激を受けました。

今回のプロジェクトで皆様からシェリーを応援していただいたお返しで何か出来ることはないかと自問した上、2月末から外猫ちゃんたちの面倒を見ることにしました。（外猫の世話をすることにも賛否があると思いますが、去勢して猫の数を増やさないなど、しっかり責任をもってやっていきたいと思います）

また、先週、保護猫をケアしてくれているボランティア団体様の譲渡会に赴き、1匹の黒猫ちゃんをトライアルさせていただけることになりました。

 

長いようで短い84日間でした。

投薬開始直後は服薬に手間取りましたがコツがわかってからは３カプセルを2分程度で飲ませられるようになりました。

なにしろ高い薬なので１カプセルも無駄にできませんからこちらも必死でした（笑）それに応えてシェリーも一生懸命に飲んでくれました。

本当に良く頑張ったよね、シェリー！

 

とりとめのない長文になってしまい申し訳ございません。

今日、動物病院で検査を受けました。結果は来週判明すると思います。

皆様のお力添えのおかげでシェリーは完治（寛解）出来そうです。

これからも随時シェリーの近況をご報告させていただきます。

本当に皆さまありがとうございました。