里親家庭で暮らす子ども達と、リフレッシュキャンプを開催したい

キャンプネーム さっきーこと、酒井咲帆です。

「まちの写真屋アルバス」と「いふくまち保育園」の代表です。

キャンプへは、4回目か、5回目か、いつも撮影で参加しています。

昨年は、里親家庭にいるユース（高校生以上）たちと一緒に買い物に行ったり、食事を作ったり、お話したりしました。

私自身の思春期の頃を思い出しながら彼女たちの話を聞いていると、時代の流れを感じたり、私よりも大人に思えたり、その逆もあったり、、、。

自我や意思の強さの裏側に見えるものが、キャンプで出会う仲間たちの中で少しずつ見え隠れする瞬間に立ちあえると、「この姿を将来のあなたに見せてあげたい」という気持ちでシャッターを切ったりします。本当にいい表情をしています。

安心できて、笑顔でいられる場所も必要ですが、自分の弱さを見せられる場所も大切だと思います。このキャンプは、理解しあえる友人とスタッフがいて、いつもとは少し違うけど日常でもある大切な時間があり、それ以上でも以下でもなく、いつものままの自分でいられることを大切にしている、というところに私は意味を持っていると考えます。
 

そんなキャンプに参加するたびに思うのは、この子どもたちが出ていく社会が、彼らのそのままを受け止められるものであってほしいなと。そしてこのキャンプのような、子どもたちが安心できる場所がたくさん生まれればいいなと思います。いろんな家族の形を認め合いながら、お互いに支え合うことが当たり前だと思える居場所を、キャンプを通して私も求めている気がします。

オモイデ写真隊　さっきー