
支援総額
目標金額 2,000,000円
- 支援者
- 294人
- 募集終了日
- 2024年6月30日
小泉牧場三代目 小泉勝さん|プロジェクトにかける思い
今回CRAFT MILK'S PROJECT 第一弾としてCRAFT MILKを作らせていただく、小泉牧場の三代目小泉勝さんからのメッセージです。
小泉さんが今回のプロジェクトにかける思いが詰まっております。ぜひお読みください。
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小泉勝(小泉牧場3代目牧場主)
私は東京の練馬区大泉学園町で酪農やさんをやらせて頂いている小泉 勝と申します。
小泉牧場は祖父が最初に岩手県岩泉町で酪農を営んでいました。
その次に今では信じられませんが豊島区巣鴨にて酪農を営んでいたそうです。
練馬区大泉学園町には昭和10年に移転して来たそうです。
その時は酪農を行う為ではなく牛さんの売買を目的した家畜商としてだったそうです。
昔は家畜商として近所の畑作と畜産の複合農家さんを中心に商売を行ってきましたが少しづつ牛さんさん増やして酪農やさんとして生業にしました。
昭和10年頃は練馬区大泉学園町は何もなく今では信じられませんね
これが小泉牧場の始まりです。
そして父が祖父から経営を受け継いだがのですが、
高度成長期、バブル経済期は特に大変だったと思います。
土地ブームの時でしたので苦情が多く心も折れそうにもなったそうです。
それでも『小泉牧場を守りたい』その一身で地域の方々と直接コミュニケーションをとりながらご理解を得る事に努力を惜しまず行ってきました。
一方で
私は高校生まで家業を継ぐつもりは正直言ってありませんでした。
今は大好きですが、虫さんも動物さんも苦手な子どもで将来の夢は警察官でした。
しかし、高校生2年生の時、父のお手伝いをしている時に言われた言葉があります。
『会社員や公務員じゃここの固定資産税は払えないだろうな』って言われまして
私は長男でもあるし私がやらなかったら誰がこの牧場を受け継ぐのだろう
やはり、私しかいないでしょう
じゃぁ継ぐか
今思えば安易な考えですよね
でも、今では本当に家業を受け継いで良かった、、、
自信を持って胸張って言えます。
それで長野県の農業大学校に入っったのですが、実習がメインの学校でしたのでした。なので正直しんどかったので家に戻っても自信がありませんでした。
私が本当に畜産と農業に対して向き合う様になったのと変化があったのがヨーロッパでの研修です。
1年間という短い期間でしたが
スイスの片田舎で畜産、農業の複合経営を行っているホストファミリーの存在が自分の考えを一変させてくれました。
仕事、研修に関しては本当に真剣で厳しいボスでしたが家に帰ると本当に優しいボス。
彼から畜産、農業、そして人として
の心得とか沢山の事を学びました。
そして、帰国後、私は平成3年4月から家業を継ぎました。
ただ、日々の仕事で手いっぱいで心にも余裕が無くなってきました。
そんな時、地元の農家さんにそのスキルとノウハウを都市型の酪農やさんとして地元に還元って言う恩返しをやって見たら
新しい発見があるから
自分自身のスキルアップにもなるしと思いまして
平成8年から東京都からの依頼で「精神障害者社会適応訓練事業」の事業所として心の病を持った方々の受け入れを始めました。
平成15年からは社団法人中央酪農会議さんの酪農教育ファーム認証牧場と酪農教育ファームファシリテーターになりました。
子どもたちに命の教育、酪農という産業の意義、仕事について、そして昔の地元の練馬区の事をお話をさせて頂いてます。
その結果なのか、今では地元、地域へのご恩返してして行って来た事で地元の方々や牧場に来て頂いた方々に
『練馬の宝です小泉牧場』
『やめないでぐださいね』
『何も出来ないけど応援します』
とたくさんの声をいただくように
昔は苦情が多かった小泉牧場。
今では苦情も無くなり本当に感謝でいっぱいです。
小泉牧場は常にオープンファームとして子どもからお年寄りの方々まで受け入れをさせて頂き、
命の教育、都会のオアシス、アニマルセラピーの活動を惜しみなくやらせて頂いてますが
特に、牛乳の事については酪農やさんの立場としては
『生きたお母さん牛さんのミルクは生きているんだよ』って伝えて来ました。
ただ、小泉牧場の生乳は工場に行くのですが、そこからは、、、
切なく思ってました。
小泉牧場で1日2回、朝、夜に
乳搾りを行いますが『一滴の生乳』は自信と誇りは持てます。
しかし、生乳は工場へ行き、色々な牧場の生乳が混ざって牛乳になるんだと、、、
もし、小泉牧場オンリーワンの誇れる牛乳があれば良いなっていう
諦めかけていた夢がありました。
日々の酪農やさん生活で
『私は今のこの現状で良いんだ』
私自身に言いかけて
小泉牧場の今出来る事。
教育、福祉
牧場に来て頂いた方々が関われるコミュニティー。
それを通して都市近郊型酪農への多面的機能を地道に行っているからそれで良いんだと。
その時です。
彗星の如く小泉牧場に来て頂いた武蔵野デーリークラフトミルクさんの木村さん。
場所も吉祥寺と大泉学園町
お互いに近場です。
そんな木村さんが牧場に来てくれました。今までやってきたことやこれからやりたいことを話してくれました。そして、小泉牧場の牛乳が作りたいと。その思いを語ってくれました。
木村さんの牛乳に対する熱い思いを率直に受け止め、これほど酪農業界の為、牛乳業界の為に思って頂ける数少ない方が身近にいたなんたて驚きました。
初対面の木村さんとお互いの夢を真剣に語って木村さんが行っている事に理解と共感を持てましたし私も木村さん(と奥さまの望さん)が取り組もうとしている夢と私の夢、、、
それを実現させてくださいと前向きな気持ちになりました。
木村さん夫妻と一緒に小泉牧場の牛乳を味わって頂きたい。
都会の酪農やさんの牛乳を味わって頂きたい。
実は、今ではお互いに近いので
何度も何回も打ち合わせをさせて頂き、議論も重ねて本音でぶつかる時もありますが、お互いの夢の為に信頼関係も構築されて前へ前へ向かっております。
武蔵野デーリークラフトミルクさんは100年以上の歴史と実績があります。
小泉牧場は今年で89年目になります。
木村さん夫妻のお陰で諦めかけてた夢って言うチャレンジ
木村さん夫妻さんの夢のチャレンジ
私の妻も子どもたちも共感して後押しして頂いてます。
どうか私たちの夢のチャレンジなご理解と共感と賛同して頂ければ本当に嬉しい限りです。
よろしくお願い申し上げます。
23区唯一の酪農やさん
小泉牧場
三代目 小泉 勝
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小泉勝 プロフィール
小泉牧場三代目。昭和45年生まれ。年少期は生き物がそれほど好きではなかったが、長男であったこともあり、牧場を継ぐ。八ヶ岳中央農業実践大学校、スイスへ研修を経て、小泉牧場に入る。その後、結婚し3人の子供を持ち、命を預かる酪農の価値を再確認。牛をパートナーとして大切に育てるようになる。近年は酪農教育ファームにも力を入れ、地域の子どもたちにいのちの大切さを伝えている。
リターン
3,000円+システム利用料

お気持ちコース①
感謝のメールをお届けします。
- 申込数
- 62
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年3月
3,000円+システム利用料

【グッズで応援】オリジナルステッカー
小泉牧場のオリジナルステッカーをプレゼント。
アートディレクター矢後直規が描きおろしたキャラクター入りのオリジナルステッカーです。
※写真はイメージです。
- 申込数
- 59
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年3月
3,000円+システム利用料

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