
支援総額
目標金額 2,000,000円
- 支援者
- 294人
- 募集終了日
- 2024年6月30日

牛乳や牧場を一緒に学んで盛り上げる!クラフトミルクラボメンバー募集

#地域文化
- 総計
- 16人

命を繋ぎ、共に生きる。希少猛禽類により良い救命医療と共生環境を!

#子ども・教育
- 現在
- 46,866,000円
- 支援者
- 2,982人
- 残り
- 16日

決して投げ出さない。シェルターの猫たちの命を守り続けるために
#まちづくり
- 現在
- 5,181,000円
- 支援者
- 359人
- 残り
- 2日

里にゃんハウス&猫の城の小さな命たちを守り続けていくために…

#まちづくり
- 現在
- 235,000円
- 支援者
- 26人
- 残り
- 26日

増やさない!野良猫ちゃんのTNRとご飯の支援をお願いします。
#環境保護
- 現在
- 341,000円
- 支援者
- 47人
- 残り
- 26日

【FIP】猫伝染性腹膜ドライ型:お市を救うためにご協力お願いします

#動物
- 現在
- 648,000円
- 支援者
- 91人
- 残り
- 4日

ウクライナ危機|女性や子どもが自ら未来を描くために継続的なご支援を

#国際協力
- 現在
- 2,531,000円
- 寄付者
- 105人
- 残り
- 16日
プロジェクト本文
終了報告を読む
CRAFT MILK'S PROJECT
🐄 小泉牧場編 はじまります 🐄
みなさん東京23区に牧場があるって知っていますか?
なんと23区には1軒だけ牧場があります。
練馬・大泉学園にある「小泉牧場」です。
実は歴史を遡ると昔は東京23区は日本の牧場のメッカでした。
以前はたくさんの牧場があったそうですが、時代とともに減っていき、最後に残ったのが小泉牧場でした。
普通に牧場を営むだけでは生き残れません。
都会で酪農を営むと匂いなど様々な問題が発生し、存続するのは至難の技です。
牧場を自由に見られるように開き、子どもたちの牧場見学も積極的に受け入れるなど
地域に愛される努力を積み重ねてきたからこそ残ることができました。
そんな歴史ある23区の牧場で搾られた新鮮なミルクを飲んでみたくありませんか?
でも、今は飲めないんです。
色々な牧場のミルクと混ぜられて大手の牛乳メーカーの牛乳になっています。
しかし、牛をかわいがり、ストレスなく育てる小泉牧場のミルクは飲んだらびっくり、甘くておいしいんです。
今回、まだ見ぬ牧場単位の牛乳をつくる「CRAFT MILK’S PROJECT」の第一弾として
小泉牧場のミルクを製造したいと思っています。
23区最後の牧場のミルクをみなさんにお届けするため
ぜひ応援よろしくお願いいたします。
武蔵野デーリーが今まで世の中に出てこなかった牧場単位の牛乳をつくっていく「CRAFT MILK’S PROJECT」。
一般的には様々な牧場のミルクが混ぜられた牛乳が販売されていますが、実は牧場ごとに味は違います。
そこで、まだ牧場単位では販売されていない〝シングルオリジン〟の牛乳を製造・販売していくのがこのプロジェクトです。
CRAFT MILKを一緒に盛り上げていくコミュニティとして「クラウドファンディング」や「継続寄付」を活用し、牧場のファン、牛乳好きなど様々なサポーターを募って進めています。
今回はそんな CRAFT MILK’S PROJECTの第一弾です。
東京の練馬区、大泉学園駅から徒歩10分ほどの場所にあるのが、東京23区最後の牧場である「小泉牧場」です。
※東京都酪農業協同組合HPによると現在牧場は37箇所のみになりますが、23区は小泉牧場だけです。
家やアパートが密集する住宅街のど真ん中に小さな牧場があります。
昔ながらの木造の牛舎には29頭ほどの牛が飼われています。
牧場は一般開放されており、いつでも牛たちの様子を見たり、子牛たちに触れ合ったりできます。
穏やかな雰囲気に包まれており、地域に住む人たちはもちろん遠方からの訪問者も絶えません。
いつも笑顔の小泉牧場3代目小泉勝さん
3代目の牧場主現在の牧場を営むのは小泉牧場3代目の小泉勝(まさる)さんです。
いつも元気で、牧場を訪れる人には積極的に声をかけて、酪農の楽しさを明るく熱く話してくれます。
しかし、昔は決してオープンな性格ではなかったと言います。
一般的な牧場の場合、衛生管理のために一般の人は立ち入り禁止の場合が多く、中を見せることはほとんどありません。その結果、地域の繋がりは希薄になります。
小泉牧場も昔はそうでしたが、牧場を一般開放するようになり、色々な人たちと触れ合うようになったことで、小泉さんも徐々に笑顔で迎え入れるようになっていったそうです。
そして、大きく変わるきっかけになったのが、子どもたちに酪農の体験授業を行う「酪農教育ファーム」でした。
子どもから大人まで多くの人たちと話すようになって、職人気質で閉じこもっていてはいけないと感じたそうです。
「酪農を知らない人にも心を開いて話していたら、みんなが応援してくれるようになりました。自分たちが気づかなかった酪農の魅力を子どもたちから教えてもらうこともありました」。
東京都内、それも23区という都会のど真ん中で酪農を行うのは簡単なことではありません。
実は昔は東京にはたくさんの牧場があり、日本の酪農のメッカのような場所でした。
しかし、人口の増加にともなって牧場の周りに住宅が増え、牧場の匂いなどによるクレームが絶えず、多くの牧場がやめていきました。
小泉さんが来訪者を笑顔で迎え入れていることが今日まで牧場を維持できた理由のひとつであることは間違いありません。
続けるために牧場を縮小
順調に牧場をやってきましたが、3年前に牧場を縮小しました。
それは遺産相続のためです。都会で酪農をする上で遺産相続は大変な問題になります。
都会に広い土地を持っていると、遺産相続の際に多額の相続税がかかります。
土地はあっても現金がない。そんな状況になって泣く泣く牧場を手放すということが都会の牧場ではよくあります。
「3代にわたって守り抜いてきた牧場を簡単に手放したくない」。
小泉さんは牧場を半分に縮小し、残りの半分のスペースを終末医療を行うホスピスにすることにしました。
牧場を小さくするのは苦渋の決断だったと言いますが、牧場を維持するために必要な選択でした。
遅れましたが、ここまで説明をしてきたのは武蔵野デーリーの木村充慶です。
東京の吉祥寺でCRAFT MILK STANDという牛乳屋をやっているものです。
実は小泉牧場のある大泉学園と吉祥寺はとても近く、自転車で20分ほどで行くことができます。
全国の牛乳をあつめて販売するお店を営んできましたが、地元の牛乳を探していたところ、小泉牧場にいきつきました。
まさか23区に牧場があるなんて盲点でした。しかも、ただ東京にあるだけではないんです。小泉牧場は牛たちをとても大切に育てています。
現在、家畜を生きている間できる限りストレスなく育てようという「アニマルウェルフェア」の思想が国際的に広がり、「牛舎で、首を繋いでいる飼い方はよくない」ということをいう人もいます。私もかつてそう思っていた時もありました。
でも、小泉牧場に出会ってから「牛舎、繋ぎだからよくない」というのは違うなと感じました。
小泉牧場に行くとわかります。牛たちはとてもいい顔をしています。そして牛舎も牛たちもとてもきれいです。
匂いを気にする地域住民のためもありますが、牛の健康やストレスも考えて、毎日5回もうんちの掃除をして、常に牧場はきれいにされています。また、定期的に牛にもブラッシングをしています。
そして、何より牧場主の思いです。
小泉さんはよく「牛は飼うのではなく、育てる」と言います。牛を単なる家畜と見ず、大切なパートナーとして接しています。
小泉さんだけでなく、近隣の方々はじめ多くの人たちが牛たちを日常的に可愛がっているからこそ、小泉牧場の牛たちはとても人懐っこくかわいいです。
都会で酪農を行うのは決して簡単とは言えませんが、人が多い場所の特性に合わせながら工夫し大切に育てています。小泉牧場で育った牛たちは幸せだなと感じます。
それでもミルクは飲めない
こんな素敵な牧場ですが、牧場単体のミルクを買うことができません。
全国のほとんどの牧場でも同様ですが、農協がトラックでミルクを集めて、乳業メーカーに販売されています。その中で、たくさんの牧場のミルクが混ぜられてしまいます。
みなさんが普段飲んでいる牛乳のほとんどはたくさんの牧場のミルクが混ざっています。
でも、実は牧場ごとに味が違うんです。牧場によって育て方や、食べるエサなどのバランスもあり、どこも個性的な味になっています。
こだわっている牧場ならなおさら味が際立ちます。
以前、小泉牧場の搾りたてのミルクを特別に飲ませてもらったことがありました。とてもあまくきれいな味でした。
小泉さんが大切に育て、地域の人たちが可愛がっているからこその優しいミルクだなと感じました。
たくさんの人が住む東京23区に、こんな素敵な牧場、おいしいミルクがあるのなら、牧場単一の〝シングルオリジン〟の牛乳を作って飲んでもらいたい。そう思い、今回のプロジェクトがスタートしました。
今回のプロジェクトでつくるのは小泉牧場の〝シングルオリジン〟のミルクを使った牛乳、ヨーグルト、アイスクリームの3つです。今夏の販売に向けて準備を進めています。
⚫︎牛乳
小泉牧場の搾りたてのミルクは甘くてとてもおいしいです。その味をなるべく損なわないように低温殺菌、ノンホモジナイズ(牛乳の脂肪を均質化する作業をしない)のミルクを作ります。
⚫︎ヨーグルト
牧場で搾られた新鮮なミルクを使ったヨーグルトも作ります。すっきりした甘さのあるミルクの風味をなるべくいかせるようにしています。
⚫︎アイスクリーム
小泉牧場の搾りたてのミルクを使ったアイスクリーム。実は小泉牧場ではもともとアイスクリームを販売していましたが、数年前に販売をストップしてしまいました。復活を望む声が多かったことから今回アイスクリームも作ることにしました。
パッケージデザインはグラフィックデザイナー矢後直規
「ZIPAIR」のロゴや機体などのデザイン、「Laforet HARAJUKU」の広告などを手がける矢後直規さんがパッケージなどのブランディングを担当しています。特徴的にあしらわれているキャラクターは牧場を訪問した際の子牛から着想され、自ら描き下ろしたイラストです。
<パッケージに入るキャラクターのデザイン>
矢後直規(Art Director / Graphic Deosgner)
1986年静岡県生まれ。2008年武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科卒業。'09年博報堂入社。'14年よりSIX所属。東京ADC、JAGDA新人賞、D&AD、NY ADC、ONE SHOWなど受賞。ラフォーレミュージアム原宿での初大規模個展「婆娑羅」、OUR FAVOURITE SHOPでの「太田莉菜の不在」展、Graf porchでの「新鳥獣図」などの展覧会を開催。ドイツデザイン誌novum、中国デザイン誌 Package and Design Magazine、COMMERCIAL PHOTOで特集され、青幻舎から初作品集「婆娑羅」を出版。
小泉牧場のCRAFT MILKをつくるためのプロジェクトの 初期費用をあつめ、そして、一緒にプロジェクトを進めていく仲間のコミュニティとしてクラウドファンディングを活用します。
資金の使い道
小泉牧場の牛乳、アイスクリーム、ヨーグルトをつくるための初期費用に当てさせていただきます。
第1目標額 200万円
内訳)牛乳輸送のための牛乳缶 100,000円 / 小泉牧場での牛乳・アイス販売スペース作成代 100,000円 / 検査代 150,000円 / 広告用撮影費 150,000 / パッケージデザイン費など 500,000円 / リターン品製作&配送費 300,000円 / サンプル・試作代 100,000円 / 初期費用・準備費 300,000円
※その他、READYFOR手数料(最終達成額の12%)、税金(10%)がかかります。
小泉牧場オリジナルグッズやイベントなど盛りだくさんのリターンプラン
Tシャツ 10,000円
今回パッケージのアートディレクション、デザインを担当した矢後直規さんのロゴ入りのTシャツです。(※画像はイメージです。デザインは完成次第後日発表します。)
ステッカー 3,000円
今回パッケージのアートディレクション、デザインを担当した矢後直規さんのロゴ入りのステッカーです。(※画像はイメージです。デザインは完成次第後日発表します。)
牧場体験イベント 30,000円
小泉牧場にきていただき、牧場のことや、小泉牧場、東京の酪農の歴史、そしていのちをいただくことについて小泉牧場の小泉さん自らお伝えします。
みんなで搾乳&ミルク作り体験 50,000円
小泉牧場のことを学びながら搾乳体験を行います。それだけでなく、体験で学んだことをもとにラベルをデザイン。そのラベルがついたオリジナルの牛乳を差し上げます。
牛乳といえば、北海道を思い浮かべる方も多いと思います。
ただし、北海道の牛乳を東京で飲むためには、トラック、船、飛行機などで運ばれて多くの人が関わります。
でも、東京にもおいしい牛乳があるんです。
「顔の見える近所の牧場のミルク」も飲みたくないですか。
近くにおいしい牛乳があるのに飲めないという不思議な構造にとても違和感をもちました。
近所の牧場の牛乳を日頃から飲み、たまにふらっと牧場に行って牛と触れ合ったり、牧場主と話したり。そういった日常の中にある、意味あるミルクを作りたいと思いました。
搾乳体験をしても、そのミルクは飲まず、スーパーで普通のミルクを買って飲む。それももちろん意味がありますが、食育で感じるミルクと日常で飲むミルクが一緒になったら、もっと価値ある存在になるのではないかと思います。
23区ど真ん中にある小泉牧場のCRAFT MILKなら、都会ならではの新しい酪農の形をしめせると思います。
小泉勝(小泉牧場3代目牧場主)
小泉牧場三代目。昭和45年生まれ。年少期は生き物がそれほど好きではなかったが、長男であったこともあり、牧場を継ぐ。八ヶ岳中央農業実践大学校、スイスへ研修を経て、小泉牧場に入る。その後、結婚し3人の子供を持ち、命を預かる酪農の価値を再確認。牛をパートナーとして大切に育てるようになる。近年は酪農教育ファームにも力を入れ、地域の子どもたちにいのちの大切さを伝えている。
木村充慶(武蔵野デーリー取締役)
CRAFT MILK LAB 副店主。大学卒業後、広告会社に入社。PRディレクターとして政府、民間企業の様々な案件に従事。長年、復興支援を行っていた経験を生かし、一般社団法人 FUKKO DESIGNを立ち上げる。近年は復興・防災、SDGsなどの社会課題をテーマにした官民連携プロジェクトの立ち上げなどを行う。2022年より武蔵野デーリーの経営に参画。CRAFT MILK STANDを立ち上げる。
長谷部望(武蔵野デーリー事業マネージャー)
CRAFT MILK STAND マネージャー。大学卒業後、ファッションブランドの店舗スタッフなどを経て、人材会社に入社し営業として10年間勤務。その後、キャリアカウンセリングや人材育成のスタートアップ企業を経て現職。店舗マネージャーとして運営や新商品開発などを行っている。
その他のメンバー
アートディレクション、デザイン:矢後直規(アートディレクター、グラフィックデザイナー)
Webデザイン、ツールデザイン:立石 竜馬(Webデザイナー)
Webサイト制作:香田遼平(プロデューサー)、板橋 毅彦(プログラマー)
コピーライティング:熊谷正晴(コピーライター)
法務:草原敦夫(弁護士)
事業サポート:田貝雅和(コンサルタント)
コミュニティ設計、資金調達:小谷なみ(ファンドレーザー)
前田浩史(ミルク1万年の会 代表世話人)
歴史と歴史を繋ぐ小泉牧場の新しい試みを応援します!
練馬区大泉学園にある小泉牧場は東京23区内に1軒だけ残った酪農場です、世界の大都市を見てもこうした牧場はいまや存在しないでしょう。教育目的の小動物園として乳牛を飼っている所がヨーロッパにありますが、経済活動として乳牛を飼いミルクを搾る牧場は他にないと思います。小泉牧場は世界的に希少な存在です。
小泉牧場が今の場所で酪農を始めたのは昭和の10年頃だと聞きます。練馬区はまだ板橋区に中にありました。その頃の板橋区は乳牛が多く飼われる酪農地帯でした。牧場は、明治期に東京の中心地にあった牛乳屋さんの牧場が人口増加で山手線沿線に移動してきたり、農家の人が牛乳屋さんにミルクを供給するために新たに乳牛を飼い始めたりしたものでした。この頃に、現在の経営主の小泉勝さんの祖父が牧場を始めました。練馬での歴史は90年くらいですが、小泉牧場の牛飼いの歴史はさらに遡ります。実は、小泉牧場の祖先は岩手県下閉伊郡岩泉村(現在の岩泉町)の地主・小泉氏で、明治4年に日本で初めて新政府から洋牛を借り受け乳牛の改良に着手します。明治の終わり頃には岩泉牛と言われるブランドを作り出しました。岩泉牛はミルクが多く出たので都市部の牛乳屋さんもしきりに買い求め、小泉家は岩泉村から乳牛を東京に輸送しました。その仕事を行っていたのが小泉さんの直系の祖先で、東京で牛乳屋さんを開業し乳牛を飼い始めたらしいです。ということは、小泉牧場は150年を超える歴史を持つこととなり、日本で最も古い酪農場だとも言えます。
私が、初めて小泉牧場を訪問したのは30年以上も前のことで、勝さんのお父さんの与七さんから練馬区の住宅地で何故牧場を続けていくのかについて話を聞いたことがあります。勝さんが与七さんから経営の引き継いだのもその頃でした。都市化がますます進んでいく大泉学園で牧場を続けていくことは、強い覚悟と酪農に対する深い情熱がなければ不可能です。現在、小泉牧場は、練馬区の住民から「練馬の宝物」と呼ばれ、毎日のように子ども連れの家族や小学校の児童が遊びに来るようになっています。このように、150年を超える小泉牧場の歴史は、世代を繋いだ小泉家の人々の情熱と思いに加え、周りの住民の小泉牧場への愛情や支援によって紡がれているのです。
そうした小泉牧場が、その歴史をさらに繋いでいくための取り組みとして、牧場で搾ったミルクを原料にした牛乳とアイスクリームの販売を準備しています。この取り組みのパートナーは、これも100年近い歴史も持つ吉祥寺の牛乳販売店・武蔵野デーリーさんです。武蔵野デーリー(経営主の木村義之さんと息子の充慶さん)はこれまでの牛乳販売事業に加え、全国の酪農家さんとタッグを組んでそれぞれの牧場のミルクの美味しさを消費者に伝えるための牛乳製造にも乗り出しました。150年の歴史を持つ牧場と100年の歴史を持つ牛乳屋さんが始めるミルク新事業です。これからの日本の新しいミルクの形、新しい酪農の形、新しい牛乳屋さんの形に注目し応援していきたいと思います。
横山弘美(日本酪農教育ファーム研究会事務局長 練馬区小学校教員)
小泉牧場ミルク応援!
東京都練馬区にある小泉牧場とは、私が牧場のそばにある小学校に勤務している時から、20年以上のお付き合いになります。私にとって第二のふるさとのような、ふらっと立ち寄りたくなる場所、そして勝さんは会いたくなる酪農家さんです。
担任していた3年生が「小泉牧場たんけん」という学習で見学や体験をさせていただきました。子どもたちは夢中になって自分の知りたいことを探究し、勝さんが質問に答え、搾乳の仕方などを教えてくださいました。800kgもある牛をあやつり牧場の色んな物を手作りしてしまう勝さんは、本当にかっこいい。うまれたばかりの子牛は本当に可愛い。子どもたちにとって、牧場は第二の教室になりました。
毎日給食で飲んでいる牛乳は冷たいけれど、搾りたての生乳は温かい。牛乳は当たり前のものでなく、牛を愛情深く育てて、衛生面に万全に気をつけ、工夫しながら育てている現場から届く、というのは子どもたちにとって大きな学びでした。牛乳の飲み残しもぐんと減ります。そしてそれは保護者である大人の学びにもつながったのです。いつのまにか小泉牧場は地域の、練馬区の宝になりました。
勝さんが大きなけがをした時やえさの高騰などで酪農業界にピンチもあり、牧場をやめることになるのではと心配した時もあります。そんな時、ご家族の声もあって規模を縮小しても継続すると聞いた時は本当に嬉しかったです。勝さんは忙しいけれど、とても家族を大事にしていたから、思いも通じていたのだと思います。
小泉牧場は「酪農を通して食やしごと、いのちの学びを支援する」をテーマにした酪農教育ファームの認証牧場です。牧場が地域にあるということは、住民にとってプラスになっています。保育園の子ども達のお散歩コースで、休みの日には親子づれがきます。消費者にとって、こんなそばに生産現場があるということは貴重なことです。
そして牧場にくる皆さんが「目の前にあるその牧場の牛乳を飲みたい、アイスクリームを食べたい!」そう思っています。学習した子ども達も、お散歩に立ち寄った親子連れも「小泉牧場の牛乳は飲めないの?アイスクリームは?」と聞きます。製造販売や流通の仕組みを学ぶと、なかなか難しいことはわかっていました。しかし、今回木村充慶(武蔵野デイリー)さんのおかげで実現するかも!ということを聞き、(とうとうこの時がきた!)と思いました。
実は、子どもたちと「小泉牧場だけの牛乳を売るとしたら、どんな牛乳パックにする?」という問いでパックのデザインを考えたことがあります。パックには「冬は濃厚、夏はさっぱり」「地域に愛される牧場」「牛は飼うのではない、育てるんだby勝さん」などの言葉が。牧場オリジナル牛乳ができたらこんなに嬉しいことはありません。
牧場の規模やコロナ禍もあって、今は学校の体験の受け入れは難しいようですが、牛乳で牧場とつながることができるということはとても貴重なことです。それを実現しようとする木村さんには感謝しかありません。「生産者の顔が見える食」が酪農でも実現できる、これは子どもたちにとっても消費者にとっても本当に幸せなことですし、酪農界を元気付ける機会にもなると思います。
ぜひ、勝さんの夢、子どもたちの夢、私たちの夢を実現してほしいと思います。心から応援します。
江口 暁(ねりまキッズボランティア代表)
わたしたちが初めて小泉牧場にお世話になったのは、2021年夏。
ねりまキッズボランティアの子どもたちが、年に1号発行する「すずらん新聞5号」(ねりまこども新聞社)の取材でした。
小泉牧場を取材したい!という子どもたちの想いに、コロナ禍、小泉勝さんが応えて下さったのが始まりです。
取材ではお母さん牛や赤ちゃん牛と触れ合うことができました。「大きい!」「あったかい!」「目がクリクリ、まつげ長い♡」「おしっこ大量 !」
都会でなかなかできない経験です。
インタビューでは、小泉さんが40個以上の質問に丁寧に答えて下さいました。
たくさんの餌の種類も実演しながら見せてくれました。
(小泉牧場は、酪農教育認証ファームです)
そして、お母さん牛が赤ちゃん牛のために出すミルクを人間は分けてもらっている。
お母さん牛のミルクは「命の一滴」なんだということを教えてくれました。
子どもたちは真剣な表情で聞いていました。
食べることの意味や、小泉さんの真剣な眼差しからいろいろなことを感じたことでしょう。
その年の暮れ「牛乳廃棄問題」が勃発。
取材に同行した武蔵大学ボランティアサークルA’t学生が、「何か自分たちにできないか?」と考えたのが「ふりふりバター作り体験」。
小泉さんに話を聞きに行き、動画を制作、オンライン開催。
翌年、児童館で対面開催。その後も後輩が引き継ぎ、昨夏は「ふりふりアイス」を開催。
このようにご縁はずっと続いています。
小泉牧場は観光牧場ではありませんが、地域に開かれた牧場です。
保育園のお散歩、親子、学校が苦手なお子さん、障がいをお持ちの方、高齢の方、お絵かき教室、畜産系大学生、美大生・・・いろいろな人がきます。
何気なく置いてあるベンチが、見学者同士のおしゃべりを生むこともしばしば。
小泉牧場は地域をつなぐハブであり、好奇心、創造、探究心を生む場所です。
牛さんたちは、愛情を注がれ、1日6回の掃除で清潔に生活しています。
人懐っく、やさしい目をして、手を差し出すとペロペロなめます。
かつて小泉牧場のアイスが作られていたこともあり、それを食べながら談笑するのも楽しみの一つでした。
「練馬の、小泉牧場の、牛乳を飲んでみたい!アイスも復活してほしい!」
大勢の小泉牧場ファンが願っていると思います。
<メンバーからのメッセージ>
ふー(中1)
夏には牛がバテないように扇風機をつけ、栄養たっぷりのえさを食べ、24時間365日愛情を込められて育った牛。愛たっぷりの牛乳を飲んでみませんか?小泉牧場は、東京23区内で唯一の牧場。一緒に新鮮な牛乳を楽しみましょう!大泉の小泉さん、がんばってください!応援しています!
のん(武蔵大学A’t3年)
練馬区唯一の牧場である小泉牧場!地域の方に愛される小泉牧場のミルクの応援よろしくお願いします!
なり(元武蔵大学A’t )
以前バター作り体験のインタビューで語っていただいた牛さんへの熱い思い、印象に残っています!小泉牧場ミルク楽しみです!頑張ってください!
- プロジェクト実行責任者:
- 木村義之(武蔵野デーリー)
- プロジェクト実施完了日:
- 2024年12月31日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
武蔵野デーリー株式会社が小泉牧場の牛乳を製造・販売を始める。そのための設備投資、初期費用に充てる。
リスク&チャレンジ
- プロジェクトを実施する上で必要になる資格や許認可について
- アイスクリームを製造するにあたってアイスクリーム類製造業の許可が必要であるが、施設、設備は上記と一緒でよいという保健所の判断になっている。ただし、アイスクリーム用の打栓機のみ購入を求められており、今回のクラウドファンディングで得た資金を使って購入して許可を得る予定で保健所と話している。入金次第購入し許可をいただく予定。
- リターンを実施する上で必要になる資格や許認可について
- アイスクリームを製造するにあたってアイスクリーム類製造業の許可が必要であるが、施設、設備は上記と一緒でよいという保健所の判断になっている。ただし、アイスクリーム用の打栓機のみ購入を求められており、今回のクラウドファンディングで得た資金を使って購入して許可を得る予定で保健所と話している。入金次第購入し許可をいただく予定。
- プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
- 必要金額と目標金額の差額は自己資金にて補填いたします。
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プロフィール
武蔵野デーリー 取締役 / FUKKO DESIGN 理事 /広告代理店 PRディレクター/ 大学卒業後、広告代理店入社。PRディレクターとして政府、民間企業の様々な案件に従事。テレビ局に出向し、番組ディレクターとして修行。長年、プライベートで復興支援を行っていた経験を生かし、一般社団法人 FUKKO DESIGNを立ち上げる。現在は復興・防災、SDGsなどの社会課題をテーマにしたプロジェクトの立ち上げなどを行う。父親が代表を務める武蔵野デーリーにも参画し、自然放牧の牛乳を扱うクラフトミルクスタンドを立ち上げた。
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リターン
3,000円+システム利用料

お気持ちコース①
感謝のメールをお届けします。
- 申込数
- 62
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年3月
3,000円+システム利用料

【グッズで応援】オリジナルステッカー
小泉牧場のオリジナルステッカーをプレゼント。
アートディレクター矢後直規が描きおろしたキャラクター入りのオリジナルステッカーです。
※写真はイメージです。
- 申込数
- 59
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年3月
3,000円+システム利用料

お気持ちコース①
感謝のメールをお届けします。
- 申込数
- 62
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年3月
3,000円+システム利用料

【グッズで応援】オリジナルステッカー
小泉牧場のオリジナルステッカーをプレゼント。
アートディレクター矢後直規が描きおろしたキャラクター入りのオリジナルステッカーです。
※写真はイメージです。
- 申込数
- 59
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年3月
プロフィール
武蔵野デーリー 取締役 / FUKKO DESIGN 理事 /広告代理店 PRディレクター/ 大学卒業後、広告代理店入社。PRディレクターとして政府、民間企業の様々な案件に従事。テレビ局に出向し、番組ディレクターとして修行。長年、プライベートで復興支援を行っていた経験を生かし、一般社団法人 FUKKO DESIGNを立ち上げる。現在は復興・防災、SDGsなどの社会課題をテーマにしたプロジェクトの立ち上げなどを行う。父親が代表を務める武蔵野デーリーにも参画し、自然放牧の牛乳を扱うクラフトミルクスタンドを立ち上げた。