【腎不全・尿道閉塞】でご飯が食べられない保護猫ムギを助けて下さい

　　自己紹介　　

 

はじめまして、長崎県在住の今村と申します。

たくさんのプロジェクトの中からこのプロジェクトをご覧いただきありがとうございます。

 

現在我が家では「長崎猫の会」から譲渡していただいた保護猫コマと、元野良猫ムギの２匹の猫を飼育しています。

長崎は猫の町と言われるほど地域猫が多く、殺処分されてしまう子の数も多いため、少しでも保護活動に協力できればという想いで飼育を開始しました。

 

　　猫紹介　　

 

ムギとの出会いは、５年前の１０月、長崎県に台風が上陸している日でした。

その日、我が家の敷地内で、野良猫が４匹の子猫を産みました。母猫は餌を探しに行ったのか、子猫を置いたまま半日以上も戻って来ず、その間４匹の子猫は嵐に吹きさらされながら、か細い声で鳴き続けていました。

まだ目も開いていないのに、雨風を凌ぐこともできない寒い場所で耐えている姿が痛ましく、私たちはその４匹を保護することに決めました。

母猫も探しましたが、何日待っても戻っては来ませんでした。

 

保護から数日後の様子

 

保護から数週間後の様子

 

４匹の中に１匹だけ、前脚の関節が不自然に曲がっている子がいました。

それがムギです。

 

右下のベージュ色の子猫です

 

ムギは前脚を地面に着けて４本脚で歩くことができず、カンガルーのように２本の後脚だけで跳ねるように移動していました。

先天性の骨の異常かと思い、動物病院に連れて行きレントゲン写真も撮ってみましたが、特に骨折や変形もなく、原因は分かりませんでした。

 

生後１ヶ月頃の様子。前脚をいつも上げて生活しています。

 

他の３匹は譲り手が決まり、里親に出すことができましたが、うまく歩けないムギだけは中々決まりませんでした。１度決まりかけたこともあったのですが、実際の様子を見て「育てられない」とお断りされてしまい、我が家での保護期間がしばらく続きました。

そのうちに、貰い手のつかないこの子だけはうちで飼おう、きっと体は丈夫じゃないけど大切に育てていこう、と家族で決断しました。

我が家には先住猫がいたため、もう１匹飼うことは考えていませんでしたが、２匹の相性が良かったことも決め手になりました。

 

一方でムギは、生後３ヶ月を過ぎた頃から少しずつ普通に歩けるようになり、その後「あれは何だったんだろう」と感じるほど元気よく成長しました。

 

先住猫のコマと生後半年頃のムギ

 

 

　プロジェクトを立ち上げたきっかけ　

 

前脚に異常があるかと思われたムギですが、実際に異常があったのは排尿器官でした。

ムギはこれまでに３度、尿道閉塞による急性腎不全のため入院治療を行っています。

 

急性腎不全を発症する過程は毎回同じで、ある日突然エサを全く食べなくなり、水を飲もうと水入れの前には行きますが、その場にうずくまったまま１滴も飲むことが出来ず、ただただ苦しそうな顔をします。

そのため、いつも病院で尿管に溜まっている血を抜き、数日〜１週間程度の点滴治療を受けさせることで、一時的にその不調を改善していました。

 

点滴治療中の様子

 

しかし今年２月、３度目の急性腎不全の症状（絶食と血尿）が出てしまいました。

急いで動物病院に連れて行くと、「尿管閉塞と腎不全の症状が悪化しているため、現在の尿道を切除して新しく作り直す手術をするしかない」と告げられました。

 

血液検査報告書

 

腎不全に関わる数値のみ再検査した結果、基準値の数倍の数値が

 

手術費用は高額でしたが、命には代えられないと思い、今後の生活を切り詰める覚悟でムギの尿道を作る手術（会陰尿道瘻術）を決断しました。

 

手術直前の様子

 

手術直後の様子

 

手術直後の様子

 

手術は無事に成功しましたが、その後もなかなかエサを食べず、顔や体が完全にやつれてしまっています。

元気だった頃のムギの面影がほとんどないと感じるほど、険しい表情です。

 

２年前にインスタグラムに投稿した元気だった頃のムギ

 

ダンボール戦車にイキイキと乗る姿がテレビで特集されたこともありました

 

 

　　プロジェクトの内容　　

 

手術後、１０日間の入院期間を経て本日自宅へ戻りましたが、まだ以前のように餌を食べることができません。

体重は、この２週間で１ｋｇ近く減少しました。

 

そのため、今後は２日〜数日間に１回の点滴治療および血液検査を行うための通院が必要となります。

通院期間がどの程度必要なのか、今後の点滴や検査にかかるトータル費用も現時点では分かりませんが（これまでの通院経験から20〜30万円程度を想定しています）、できる限り治療を続けさせてあげたいと思っています。

 

また、今後無事にエサを食べられるようになったとしても、腎臓をサポートする高価な療養食やサプリメント（年間約16万円）が継続的に必要となります。

＜ロイヤルカナン猫用ユリナリーS/Oライト(固形/ウェット)、動物病院専用CIAOエネルギーちゅ〜る、ベトキノール イパキチン など＞

 

今月購入した療養食の一部です

 

しかし我が家の現状ではすでに金銭的に限界を迎えており、今回の治療費を含むムギの療養費用を捻出することができないため、このプロジェクトを立ち上げる決断をしました。

生後間もない頃から困難ばかりのムギが、少しでも長く生きられるようご支援をお願いいたします。

 

手術時の診療費明細書

 

点滴治療時の診療費明細書

 

【治療費用】

追記：手術費・入院費に加えて、退院後の点滴通院費、療養食・サプリメント購入費などを合わせた結果、現時点で ¥610,710 の治療費がすでに発生しています。今後も点滴治療および血液検査などを続けるため、更なる費用が発生する予定です。

 

（※ペット保険には未加入です）

 

・別途 クラウドファンディング手数料 12％＋税

 

 

　プロジェクトの展望・ビジョン　

 

通院治療を続けながら、元気だった頃のムギの姿に少しでも近づいていければと思っています。

 

リターン品は、

・写真つきお礼メール

・本プロジェクトのために自作したオリジナル猫グッズ

をご用意しておりますので、お受け取りいただけると幸いです。

 

【治療対象】ムギ（雄・茶トラ・雑種・去勢済み・５才４ヶ月）

【病名】腎不全および尿管閉塞

【治療完了予定日】未定（今後も通院治療が続きます）

 

※ 万が一、治療中にムギが亡くなってしまった場合、いただいたご支援金はこれまでの治療費および他の保護猫の飼育費用や健康管理費用に使用させていただきます。

 

インスタグラム（アカウント名：komatomugi）にもムギの写真や動画などを公開していますのでよろしければご覧ください。

 

 

 

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【READYFOR事務局からのご案内】

 

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