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放課後に行く場所のない子どもたちのための小さな児童館を存続させたい

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支援総額

21,000

目標金額 1,000,000円

支援者
4人
募集終了日
2023年8月31日

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プロジェクト本文

自己紹介

 

私たちは大阪府の豊中市で、元々は『発達が気になる子の親の会』を2015年から運営していました。

 

保護者の方たちと集まって困りごとの相談をしあったり、発達障がいの知識を得るために勉強会をしたり。会員制は取らず、どんな方でも飛び入りで参加できる、愚痴や悩みを言える場を月に一度開いていました。

 

ですが、保護者の方のお話を聞いているうちに、子どものこともよく知らなければと思い、学校のボランティアに入ったり、広場(居場所という言葉に、特有の狭苦しい意味があるような気がするので、広場と呼んでいます)を開いて、子どもたちの困りごとや、得意なことを見つけ、将来につながっていくスキルが得られないだろうかと模索するようになりました。

 

発達に凸凹があって、困り感もあるけれど、制度の狭間にあって福祉を受けられない子どもたち、厳しい環境で生きている子どもたちが、将来落ち着いて仕事をしていくのは大変なことです。私たちが最終的に目指すのは、こうした子どもたちが将来に夢を見、実現し、自立できる場をつくっていくことです。

 

子どもたちは、大人にとっては大問題ではないことも、真剣に悩み、立ち向かっていたりします。それはどんな子でも同じです。今この一瞬一瞬にも成長を続ける彼らに、『今この時にしか感じ取れない気持ち』があり、それが成長に繋がっているのだと私たちは考えています。子どもたちが悩んだり困ったりしている時、同じ目線に立ってその気持ちを汲み取って寄り添っていきたい。子どもたちにとって、悩みごとを話しても大丈夫な大人でありたい。子どもたちと接する中で、私たちはこうしたことを大事にしています。

 

こんぺいとうカフェを作る会:http://konpeitoucafe.com/

 

 

 

プロジェクトを立ち上げたきっかけ

 

豊中市には子どもたちが集って遊べる場所があまりありません。自習ができる場所はほとんどなく、公園で遊べば「声がうるさい」などの苦情が上がります。そして、共働きのご家庭が多いので、お友達の家に遊びに行くということもままなりません。

 

そんな子どもたちが、大人が見守る中で放課後に友達と宿題をしたり、アナログなボードゲームをしたり、絵を描いたり本を読んだり、ゆったりと好きなことができる場所があったら、きっと子どもたちの中で大切なスキルを学び合い、創造的な遊びや考え方のできる子どもになるだろうと思い、『みんなの広場 こんぺいとう』はスタートしました。

 

1月にスタートをした広場は、口コミであっという間に広がり、5月には毎回40〜50人の子どもたちが集まってくれるようになりました。最初は配布しているお菓子がお目当ての子もいましたが、今では友達と誘い合って宿題をしにくる子、その後はボードゲームをしたり、お向かいの公園に遊びに行ってみたり。相談ごとをしにくる子、本を読みにくる子もだんだん増えてきました。

 

この広場が子どもたちにとって、大人の目に見守られながら、安心して遊べる場所になってきています。帰る時に「また次も来るね!」と言って帰っていく姿に、子どもたちにとって必要な場所になってきていると感じられ、この場所がいつか子どもたちにとって楽しい時にもこまったときにも立ち寄れる『駆け込みの場』になってくれるのではないかと思っています。

 

中にはなかなかやんちゃな子がいたり、公共の場でのルールがよくわかっていない子もいます。こうした子どもたちに『ここでそういうことをすると危ないよ。』と説明したり、『みんなで使う場所にはこんなお約束があるんだよ。』と伝えていくことも大切なことです。一度や二度話したくらいでは身に着くわけではないので、じっくりと伝えていっています。

 

しかし、私たちにとっては、こんなに急激に人数が増えることは予想できておらず、子どもの安全の確保や、見守る目、事務所や倉庫など、すぐにでも用意しなければならないものが次々に課題となって目の前に立ちはだかってきました。

 

まず人手を増やさなくてはならないこと。そこには、ボランティアさんの移動費用かどの賃金の発生も考えなくてはなりません。

 

また、児童館で使うちょっとしたお菓子や玩具、文具や本、テントなどをしまっておける事務所兼倉庫が必要になりました。

 

事務所があることによって、不登校や虐待を受けている子が、たくさんの子どもが集まる広場ではなく、事務所のように子どもがいない場所で安心して話ができる環境ができるというメリットもあり、こうした子の受け皿がない現状には、このような場も必要だろうと考えました。

 

手づくりの児童館ではありますが、子どもたちが安心して過ごし、学んだり遊んだりできる空間を、大人の都合でなくしてしまうわけにはいきません。

 

 

 

プロジェクトの内容

 

子どもたちの安全確保のために、設備の整備が必要になってきました。

 

低学年の子どもたちが増えてきたことで、低学年用のゲームやおもちゃ。また秘密基地ごっこや、一人で静かに過ごしたい子が利用できるワンタッチテントを準備してあげたいです。

 

お菓子や遊び道具等をしまっておいたり、事務仕事をしたり、不登校の子がやってきて安心して過ごせる場所、複雑な事情を抱えている子、リストカットなどをしてしまう子が一晩でも話をしに泊まれる場所(シェルター的な機能)も必要になってきました。

 

見守りをしてくださるボランティアさんの人数も足りていませんので募集をかけ、交通費のかかっている方には、せめて交通費くらいはお支払いしたいと思っています。

 

また、秋口からは、学校の授業になかなかついていかれない子のための学習支援を始めるので、発達状態や特性に合わせた教材や、文具などを揃えていくつもりです。

 

これだけのものを準備するのに、以下の費用が必要となると想定しています。

 

事務所兼倉庫賃貸費用・・・20万円
事務所設備費用・・・30万円
低学年用おもちゃ・・・10万円
ワンタッチテント5個・・・7万円
学習教材・・・12万円
文具・・・5万円
人件費・・・30万円

※本クラウドファンディングでは、上記における一部費用を集めさせていただければと思います。

 

私たちの運営する『みんなの広場 こんぺいとう』は、こんぺいとうのように凸凹があって、その凸凹さえ個々で違っていようと、どんな子でも安心して、見守られながら成長していってほしいという願いがあります。

 

大人の準備したワークショップのようなものではなく、子どもたちが自主的にやってみたいことを相談して決め、実行していく。大人はそれを見守り、危ないことは助言をし、できるだけ『子ども真ん中』で物事が進んでいくように試みています。アットホームで自由に過ごせる空間で、子どもたちに創造性を伸ばしていってほしいのです。

 

今回のプロジェクトは、今後展開させたいと考えている、『子どもたちに将来を夢見られる環境を整える』第一歩めとして、広く多くの方に知っていただきたいと思い、クラウドファンディングを利用させていただきました。

 

 

 

プロジェクトの展望・ビジョン

 

このプロジェクトが成功することによって広場の安全面の充実と、事務所兼倉庫があることで、『いつでも相談や話に行かれる場所』ができ、不登校の子たちの受け皿にもなります。

 

子どもたちは広場に慣れてくると、自分の困りごとも相談してくれるようになり、これを学校にフィードバックすることによって、学校と連携をとりながら子どもの困り感や成長を見守ることができるようになると考えています。

 

見守ってくれる大人の存在、そしてそういう場所があることで、子どもにとっても保護者にとっても『気軽に心配ごとが話せる場』にしていきたい。また、しんどさを抱えた子どもたちが、将来的にどのように自立をしていくのかを一緒に考えられる場所にしていきたいと考えています。

 

その中でも、最近問題になっている、発達凸凹・不登校・リストカットなどの自傷行為をしてしまう子などの特にケアが必要な子には、一対一での対応や専門家からの助言などによる環境設定、ペットセラピーなどにより、『ここならば安心して相談できる』『心配なことを相談できる』場所になっていってほしいと願って運営しています。

 

この場所を一つの安全基地として、社会へ参加できるようなスキルの獲得や、安心してアルバイトの練習ができる場の提供等、各々の可能性を模索し、自立ができるよう支えていける組織にしていきたいと考えています。

 

現代の子どもたちにとって、大人という存在は『怒る人』や『子どもに関心を示さない人たち』になってきているように感じています。ですが、関心があってもどのように子どもと接したらいいのか分からなかったり、子どもの安全や、社会に出た時に困らないようにと声を荒げてしまったりする大人もいて、どちらも『子どもとの接し方』に不器用なだけで、実はたくさんの大人が子どものために何かできることはないだろうかと考えていると私は感じています。

 

私たちが運営する広場も、大人一人の力で運営できるものではなく、少しでも子どもと関わりたい、子どもの成長に寄り添いたいと願う人たちの気持ちからできているものと思っています。

 

どうか皆様にも間接的にでも子どもと関わり、寄り添っていただけるよう、お願い申し上げます。

 

 


※掲載している画像は、許諾を得て掲載しています。

プロジェクト実行責任者:
望月はるみ(こんぺいとうカフェを作る会)
プロジェクト実施完了日:
2023年10月31日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

こんぺいとうカフェを作る会が、手づくりの児童館を整備、継続させる。いただいたご支援金は、見守りボランティアの費用(人件費)、事務所費用、子どもたちの学習支援用品、知育玩具などに使用させていただきます。

リスク&チャレンジ

プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
差額については自己資金にて補填を予定しております。

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プロフィール

発達凸凹の子どもと保護者の支援と、 どんな特性の子も、どんな環境の子も、地域や信用できる大人に見守られながら健やかに成長できるよう、小さいながらも手作りの児童館を始めました。 学校に行きにくい子も、発達凸凹の子も、環境がしんどい子も、立ち寄って遊んだり、安心して過ごしたり、相談ができたりしながら、必要なスキルを身につけていける。そんな場所が理想です。 お母さん達も1人で悩まずにお話しに来てくれるようになったらいいなと考えています。

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リターン

3,000+システム利用料


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お気持ちコースA

⚫︎こんぺいとう通信

3か月に一度ほど発行する、広場の様子や子どもたちの様子、成長、また子どもたちの感想や「こんなことがしたい!」などを載せた新聞です。

支援者
2人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年12月

5,000+システム利用料


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お気持ちコースB

⚫︎感謝のお手紙

私たち運営陣と子どもたちから、感謝のお手紙をお送りいたします。

支援者
1人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年12月

10,000+システム利用料


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こんぺいとうカフェを作る会応援コースA

⚫︎子どもたちからの感謝の手紙
⚫︎こんぺいとう通信

運営人と子どもからの感謝のメールと活動報告(紙媒体で年4回ほど発行の最新版)をお送りいたします。

支援者
1人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年1月

30,000+システム利用料


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こんぺいとうカフェを作る会応援コースB

⚫︎運営人からお礼の手紙
⚫︎子どもたちの活動記録
⚫︎HPの活動支援者様のページにお名前を掲載

運営人からお礼の手紙と、子どもたちの活動記録と、HPの活動支援者様のページを作り、お名前を載せさせていただきます。

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年1月

50,000+システム利用料


絵の好きな子たちが描いた作品

絵の好きな子たちが描いた作品

⚫︎運営人からお礼の手紙
⚫︎子どもたちの活動記録
⚫︎絵の好きな子たちが描いた作品

運営人からお礼の手紙と子どもたちの活動記録、絵の好きな子たちが描いた作品をお送りいたします。

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年2月

100,000+システム利用料


絵の好きな子たちが描いた作品とHPの活動支援者様のページにお名前を掲載

絵の好きな子たちが描いた作品とHPの活動支援者様のページにお名前を掲載

⚫︎運営人からお礼の手紙
⚫︎子どもたちの活動記録
⚫︎絵の好きな子たちが描いた作品
⚫︎HPの活動支援者様のページにお名前を掲載

運営人からの感謝の手紙と活動報告、絵の好きな子たちが書いた作品をお送りさせていただき、ホームページにお名前を掲載させていただきます。

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年2月

プロフィール

発達凸凹の子どもと保護者の支援と、 どんな特性の子も、どんな環境の子も、地域や信用できる大人に見守られながら健やかに成長できるよう、小さいながらも手作りの児童館を始めました。 学校に行きにくい子も、発達凸凹の子も、環境がしんどい子も、立ち寄って遊んだり、安心して過ごしたり、相談ができたりしながら、必要なスキルを身につけていける。そんな場所が理想です。 お母さん達も1人で悩まずにお話しに来てくれるようになったらいいなと考えています。

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