2024年4月14日に開催決定!
【追加報告】更新日:24年3月31日
昨年、延期となりましたつくばこそだてパークは、24年4月14日に開催することになりました!みなさまのご支援を生かして、来場してくださる親子さんにとって楽しいイベントとなるよう、実行委員一同がんばります!引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

【雨天延期報告】2023年10月29日
みなさまのご支援、本当にありがとうございました!
おかげさまで、つくばこそだてパークの開催に伴う準備や広報活動など滞りなく進めることができました。
(会場ポスター、出店者看板など)
(会場マップ)
【ご報告】
今回のプロジェクトは、苦渋の判断でしたが、イベント当日の急な天候不良により延期とさせていただきました。
延期日は、少し先になりますが、第一候補3月24日、第二候補4月14日の開催に向けて準備を進めております。
引き続き、こちらのページにてご報告させていただきますので、何卒無事に開催まで見届けていただけましたら幸いです。
当日の詳しい状況について、ご報告させてください。
前日19時の天気予報では、午前7時から8時の間に小雨との予報でございました。そのため、全参加団体さんに、朝は小雨であっても、上がり次第スタートということでご連絡をいたしました。
そうして迎えた当日。
朝7時の時点で前日の予報よりも強い雨が降っておりましたが、その段階でも雨予報は10時までと出ておりましたため、予定通り実行委員、参加団体さんともに準備を開始しました。



そして、雨の中で会場設営を終えて9時半。雨は一向に止む気配がなく、むしろ強くなっておりました。天気予報を確認すると、10時までの雨予報が14時までと伸びてしまいました。その時点で、実行委員会で話し合い、雨天中止、春に延期開催の判断とさせていただきました。


(出店者さんへの中止の連絡の様子)
延期のご報告をするのは、大変心苦しいですが、心からのお礼にかえまして、当日詳細をご報告させていただきます。
この度の雨天中止。
悔しい思いはたくさんありましたが、片付けの終了後、実行委員一同の心は晴れておりました。
なぜかといいますと、中止決定後の出店者さんのムードがなんとも温かで前向きなものだったからです。
当日の準備で、準備してきたものがリセットされてしまう悔しさは、どの団体さんも、そして楽しみにしていてくださったみなさん同様ですが、もう一つ、雨天の中止で大変なのはフードで参加してくださった出店者さんでした。
中でも、すでに調理を終えて準備をしてくれていたお店さんは、急な中止となると、何十食ものロスが出てしまい大きな痛手になってしまいます。
すると、そのことを心配して、参加団体のみなさんから声があがりました。
口火をきってくれたのは、竹園で書店をされている「えほんやなずな」さん。
「もう調理してきているお店さん。ピーアールしてもらいましょうよ!」
その声に、みなさん大拍手。
そこからは、本当に早かったです。
作ってきていたお弁当屋さん、お菓子やさん、見事完売!
イベントオープン時間前に売り切れになりました。



(出店者さんが協力する様子)
その状況に主催者としてもほっと一安心の一幕でした。
と、その一方では、イベントで出来立てを調理してくださる予定だったお店さんは、販売することはできません。
一方は売上が立ち、一方は、売上なし。
この状況も、ともすれば「そっちだけ、ずるいよ」と思われてしまうかもしれません。
しかし、そうではありませんでした。
店じまいして帰る出店者さんも皆さん、温かくて優しいのです。
「いいよいいよ!天気ばっかりはしょうがないもの。どんまいどんまい!」
「春にリベンジしましょうね!運営の準備お疲れさまでした!」
そんな声をかけてくださいました。
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そして、会場の片付け後は、雨天用ん公園内の古民家に場所を移して、こども団体さんを中心に交流会を行いました。



(雨天時プログラム:こども団体の交流会の様子)
つくばこそだてパーク内で予定していた青空講座を参加団体さんに行ったり、各団体さんの思いや各現場からみた子育て環境の情報を共有しました。
こちらも、本来なら雨でびしょぬれ、すぐに帰って片付けなどしたいところを、多くの方が残ってくださり、この街の子育て環境の課題やこれからのビジョンを共有することができました。
そして、交流会に参加できなかった団体さんも
「春にやりましょう!」
「もっと準備できるって思ったら、ますます楽しみですね!」
と励ましの言葉をたくさんくださいました。
このようなやりとりをたくさんさせていただきまして、みなさんの優しさ、温かさに、僕たちの心は、雨以上の秋晴れとなったのでした。
交流会を終えて、あらためて実行委員一同、驚くことがありました。
それは参加してくださった皆さん、誰からも不満やクレームをいただかなかったことです。
寒い雨の中に来て設営したにもかかわらず、当日までの準備がリセットになってしまうにもかかわらず、中止のご報告をしたときに、みなさん笑顔で励まし合ってくださいました。これって、本当にすごいことだなと思いました。
といいますのも、いま、こどもの現場は、クレームに溢れています。
たった一つのクレームがきっかけで、様々な活動が制限され、判断の基準が「こどものため」から「大人のため」に移っていく。そういう場面が、散見しています。
しかし、先日の状況は、そうではありませんでした。
みなさん温かく、そして自分たち以外の団体さんまで思いやってくださる。
他者を思いやってくださる。
そんなことをみなさんがすごく当たり前にされているから、あんな状況にも関わらず、温かな雰囲気の中、笑顔で解散をすることができました。
そういう出店者さんたちの姿を見せていただいて、なんだか今の殺伐とした時代の大きなヒントを見たように感じました。
つくばこそだてパークがイベントをとおして目指してているのは、この街の子育て環境がよりよくなっていくための小さなアクションですが。
こどもたちが、よりいっそうのびのびと育っていける子育て・教育環境、街になっていくためには・・実は、こういう小さな思いやりの集合が大きな鍵なのかもしれないなと。
皆さんの背中に、そんなことを感じて、春の開催に向けての思いはいっそう強くなりました。
【収支報告】
皆さまからご支援頂いた資金は、全額のイベント開催のために使用させて頂きました。また目標金額以上のご支援につきましては、春の延期開催にむけての広報活動、チラシ・看板作成などに使用させて頂きます。
【今後について】
今回の企画で、実行委員の僕たちが一番届けたかったこと。
それは、出会いです。
子育てにおける遊びとの出会いも、学びとの出会いも、美味しい出会いも、もちろんなのだけれども、その全部は、人の思いがあってはじまるものだから。
出会いによって、思いが届いたらと思っていました。
今回は残念ながら雨で延期となってしまいましたが、出店してくれる団体さんたちの思いや優しさが、このご報告で少しでもお伝えできていたら嬉しく思います。
応援してくださる皆さま
どうぞ春の開催を楽しみにしていただければと思います。
こんな素敵な出店者さんたちに、さらに春までにきっと仲間も増え、企画も、思いも、スケールアップしたら、いっそう楽しいこと間違いなしです。
そのことを、実行委員一同、そしておそらく出店者のみなさんも、確信しましたので。引き続き楽しみに、応援していただければ嬉しいです。
これからもどうぞよろしくお願いいたします!!



















