朝日智雄氏のコレクションからデータベースに収録される作品をご紹介させていただきます。
絵師と著名な小説家の関わりや一風変わったトピックを、美しい作品と共に定期的にお送りします。


1. 明治初年より30年近く活躍した絵師安達吟光は、「萬朝報」を興した黒岩涙香の翻案小説「白髪鬼 前編」(原作:コレタ「ヴェンデッタ」)に木版口絵を描き、明治27年扶桑堂より出版した。

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2. 巌谷小波、江見水蔭、小栗風様葉、武田仰天子、中里介山、村井弦斎、村上波六等の口絵を描いていた池田輝方は、泉鏡花の作品を手がけていた妻池田蕉園と合作で鏡花の『相合傘』を大正3年に鳳鳴社より出版した。

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3. 明治の文豪幸田露伴、坪内逍遙、尾崎紅葉、半井桃水、福地桜痴、渡辺霞亭の木版口絵を描いたのは月岡芳年の弟子である稲野年恒で、明治25年青山嵩山堂刊行の幸田露伴著「いさなとり 後」の口絵がこれです。

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