朝日智雄氏のコレクションからデータベースに収録される作品をご紹介させていただきます。第八回目は富岡永洗、橋口五葉です。

 

17.数多くの木版口絵を残して四十一歳で亡くなった富岡永洗は、都新聞に入社して挿絵を描き新聞の売れ行きを左右するほど人気を博した。明治28年山田美妙著『阿千代』(「文芸倶楽部」第1巻4編、博文館)を描いた。

 

18.夏目漱石『吾輩は猫である』の装幀で知られる橋口五葉は三越呉服店の懸賞ポスターに優勝して有名になり、木版の美人画を多く描いたが、口絵は少なかった。大正4年春陽堂の新小説に描いた『かざしの花』は数少ない中の1点です。

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