10月31日　プロジェクトの進捗と第38回貴重資料展の予告

10月25日(水)のプロジェクト公開から7日目を迎え、皆さまのご支援のおかげで第一目標金額の20％近くに到達することができました。

 

皆さまからいただいた松井家文書や本学の取り組みに対するあたたかいコメントに、励まされ救われています。

プロジェクトの達成に向けて頑張りますので、今後もこうして活動報告をご覧いただいたり、情報拡散にもご協力いただけますと、とてもありがたく思います。

 

さて、プロジェクトが始まったばかりですが、今回は私たち附属図書館および永青文庫研究センターのとても大事なイベントについてご紹介します。

 

11月2日(木)-4(土)に、第38回貴重資料展および公開講演会/第17回永青文庫セミナーを開催します。

今回の貴重資料展では松井家文書から、注目の史料を多数公開します。

 

＜展示する松井家文書史料の一部紹介＞

・熊本藩から鹿児島藩内に派遣された密偵の報告書「村田門左衛門申上覚」

他、多数の松井家文書史料を公開予定

 

 

◆期間：令和5年11月2日(木)～11月4日(土)　3日間限定開催　10:00～17:00

◆会場：熊本大学附属図書館1階　古文書閲覧室

 

第38回貴重資料展は『甦る歴史資料群ー修復された絵図・古文書展―』をテーマに、直近の五年間に一流の職人たちの手によって甦った貴重資料の数々を公開します。

近世初期の名古屋城や駿府城の普請現場における加藤家・細川家の役割、細川忠興・忠利の人物像、キリシタン弾圧や原城落城後の状況を生々しく語る文書・絵図の数々。さらには鹿児島藩に派遣された密偵の報告書や、大名領を越えて移住する百姓たちの姿、熊本藩政の実像を示す、バラエティーに富んだ諸史料など、多くの初公開史料を展示します。

今年度の貴重資料展は"初公開史料の宝石箱"となります。

 

【監修】稲葉 継陽　熊本大学永青文庫研究センター長　教授

 

展示資料のうち、新発見資料に関する詳細は、以下のURLへ

https://www.kumamoto-u.ac.jp/whatsnew/zinbun/20230518

 

これまでの貴重資料展（オンライン貴重資料展を含む）は、以下のURLへ

https://www.lib.kumamoto-u.ac.jp/about/events/exhibitions

 

＜同時開催＞公開講演会／第17回永青文庫セミナー

 

演題①：「古文書修復の実践と知見の蓄積」

講　師：藤井良昭　修理工房　宰匠株式会社　代表取締役

 

演題②：「甦る歴史資料群―近世初期細川家の「御国」と「公儀」―」

講　師：稲葉 継陽　熊本大学永青文庫研究センター長　教授

 

◆日　時：令和5年11月3日(金・祝)　14:00～15:30

◆会　場：熊本大学附属図書館1階　ラーニングコモンズ

◆定　員：当日先着　130名＜予約不要＞

 

公開講演会／第17回永青文庫セミナーは、後日、附属図書館ウェブサイトへ動画を掲載予定です。

 

＊　貴重資料展・講演会／永青文庫セミナーは、入場無料です。

＊　当日は熊本大学紫熊祭開催中につき、自動車の入構・駐車はできません。公共交通機関をご利用ください。