このプロジェクトでは継続的な支援を募集しています
保健所に収容される小さな命一緒に守りませんか?倉敷猫まもり隊!
マンスリーサポーター総計
白血病の子猫 ぶどうくんとその兄弟のお話
当会には白血病ゆえ、里親さんが見つかりにくい生後半年ほどの子猫が4匹いました。ぶどう君とその兄弟は生後すぐに保健所に収容されました。母猫も、どこでどんな状況で生まれたのかも分かりません。その小さな100gの命をつなぐために、当会のミルボラメンバーが昼夜を問わず必死でお世話をし、やっと一人でご飯を食べられるようにまでなりました。そんな頃、検査で白血病が判明しました。陰転化の望みをかけ隔離のまま数か月間、様子をみましたが、結果は陽性のままです。
彼らはたまたま白血病という病気を持って生まれました。もしかしたら他の猫よりは短命なのかもしれません。でもそれだけの理由で狭い部屋やケージで隔離されたまま一生を終えるのはあまりに不憫です。他の猫と同じように普通のお家の猫にさせてやりたい。短いかもしれない命だからこそ、よりたくさんの愛情を注いでほしい。それが赤ちゃんの頃より大切に育ててきた私たちの強い想いです。
そのうちの1匹、ぶどう君がつい先日、里親さんが決まりました。里親さんは先住猫を白血病で亡くされた経験があり、現在も白血病キャリアの猫を飼われています。いずれ発症するかもしれないもう1匹を飼うことは、相当の覚悟が必要だったと思います。それでも、私たちの元からこの子をお迎えしたいと申し出て下さりました。ケージ生活が長かったぶどう君、今では先住猫さんとの距離も縮まり、こんなにものんびりと幸せそうに暮らしています。隔離中のぶどう君をお世話していた会長さん、その様子を見て思わず泣いてしまったそうです。
当会にはぶどう君の兄弟含め、白血病陽性の子猫、成猫が複数おります。このまま諦めてしまうのではなく、彼らの幸せを最優先し里親さんを募集したいと思います。白血病でない先住猫がいるお家にはおすすめできません。1匹飼いか、すでに白血病の猫を飼われている理解のある方のご応募を心よりお待ちしております。
未来の里親さんに届きますように・・・