2015年4月22日から28日の間、昨年の11月に引続き2回目のモスクワへの調査旅行が実施されました。

 

前回は実行者の小林は動きが取れなかったこともあり、レストア作業にあたる永遠ボディの担当者と、NPO法人防衛技術博物館を創る会の顧問の2名に現地調査に行ってもらいました。

 

その結果、先方は極めて友好的で、4月24~26日に開催される自動車イベントに招待してくださり、この度の小林の訪露が実現しました。

大祖国戦争当時の将校制服に身を包むのは、くろがね所有車のレン氏。前回スタッフが手渡したくろがね修復計画Tシャツを着ているのは、レストア技術者のマキシム氏。

 

この工房で、現在2台のくろがね前期型が修復作業中です。

 

ロシアで見学したレストア済みのくろがねと、ここで修復中の2台のくろがねは、実は3台ともレン氏の所有である事が今回判明しました。前回は、こちらの聞き方が悪かったのか、先方の言い間違いなのか、レストア中の2台は他の方が所有してると理解しましたが、その方の所有する工場でレストア中という内容が間違って我々に伝わったようです。

 

実際に見ると、レストア済みのくろがねも仕上りは80点という感じで、所有車のレン氏は2台のレストアが終われば、レストア済みの1台も再度レストアをするつもりだそうです。

 

ロシアのくろがねは3台ともヘッドライトが欠品で、レストア済みの車輌は代用品が付いており、現在お悩み中でした。我々のくろがねには幸い残骸が残っているので、その寸法図からロシアに現存するくろがね側車(サイドカー)のヘッドライトを基に複製することになりそうです(我々の分も作ってくれるそうです)。

 

同様にハンドルがロシアの三台は代用品で、我々のハンドルはボロボロですがオリジナルです。これは複製を新規に作ることになるので、ロシアの3台分を日本で製作して送ることになりました。

 

このように、日露で足りない情報を交換しながら作業は進むでしょう。

 

工房の壁には、フロントデファレンシャルと足回りアッセンブリーが二組、リアフォーシングが一組み立て掛けてありました!

ロシア中からくろがねの部品をかき集めているとおっしゃってましたが、文字通り1台組み立て出来るくらいの部品が積みあがっていました。これらの中から、我々のくろがね用に部品を譲って頂ける様に引続き交渉と、交流を続けて参ります。

 

*ご質問がありましたので追記致します。訪露の費用は当初の計画に見込まれて居りませんので、すべて個人負担あるいはNPO法人防衛技術博物館を創る会の経費で賄っております。RAEDYFORさんのプロジェクト支援金は全て当初の計画どおり使用しており、それ以外の用途には使用しておりません。

 

*今回のケースのように、当初想定していなかった事案に対応するために「くろがね四起修復支援Tシャツ」を製作致しました。詳細は下記サイトをご覧下さい。

http://kamado.thebase.in/

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