FIP(猫伝染性腹膜炎)相次ぎ２頭闘病中！今あるこの命を助けたい！

日頃より、多大なるご支援と応援を賜わり本当にありがとうございます。

NPO法人くすのき、代表の那須です。

 

1月15日にスタートをした

【残された命に、もう一度温もりを。保護猫たちへ医療支援をお願いします】

プロジェクトは、くすのきにとって8度目の挑戦となります。

 

今回プロジェクトにかける想いを代表の那須からお伝えさせていただきます。

 

ここ数年で保護の在り方が、お外で暮らす若年層の子達から

お家で飼われているシニア層の子達の引取りへと変わり、

譲渡が可能な子達からくすのきで終生飼養となる子達へと変わりました。

 

引取りの子達の多くは、持病がある事にも気づいてもらえず治療が行われていないケースが主です。

 

内臓系の疾患を抱える子や重篤な自己免疫疾患、

やがては寝たきりとなってしまう重度な変形性関節症など

高齢によるものから先天性の疾患まで継続的な治療を必要とする子達ばかりです。

 

また、お家で飼われていた子が、猫の多くいるシェルターで暮らす事により、

ストレスで体調を崩すということも少なくありません。

 

その様な状況から、医療ケアは欠かせない事なのです。

 

くすのきの昨年度の医療費負担は700万円にも上り、

今年度はそれ以上になる見通しです。

 

そうしたシェルターで暮らすシニア猫達の医療費の増加に加え、

近年の物価高騰によるフード代（療法食を含む）やトイレの砂といった

飼養には欠かせない品が1.5〜2割近く価格が上昇しているため、くすのきは運営の危機に直面しています。

 

資金不足により、諦めなければいけない命があってはならないとの強い思いから、

今回8度目の挑戦を決意いたしました。

 

私には、シェルターで暮らす290頭の命への責任があります！！！

 

この活動は、保護をしたらゴールではありません！

保護をしたその日から、十頭十色の命に責任が生まれます。

 

何としてでも目標を達成し、医療ケアを必要とする子達に適切な医療を受けさせてあげたいです！

 

そして、叶うことならば今回もまた、ネクストゴールに挑戦をさせていただきたいと切に願っております。

 

前回プロジェクトでは、幸いにもネクストゴールに挑戦させていただくことが叶いましたが、

公約をした『発病リスクが高まる5歳以上の血液検査費用（180頭分）』には僅かに及ばず、

54頭の子達が未だ血液検査を受けることが叶わずにおります。

 

今プロジェクトでは、是が非でも前回プロジェクトで叶わなかった54頭の子達に血液検査を行い、

抜歯手術を待つ30頭の高齢猫達の治療を叶えたいと思っています！

 

皆様の思いに支えられ、今日まで活動を続けてくる事ができました。

 

ですが、私たちが救わなければ消えてしまう目の前の命はまだまだ沢山います。

 

皆様からの思いを力に代え、命が物で無くなる日を願い、

いつかきっと保護が不要な世の中になるために活動を続けていきたいと思っております。

 

私たちが、行き場を無くした子達の最後の希望であるために…

どうかご支援、ご協力のほど宜しくお願いいたします。

 

NPO法人くすのき

代表　那須美香