民話狂言《くわばら》制作プロジェクト終了報告
ご無沙汰しております。能楽と郷土を知る会でございます。
10月頭から始まりました、兵庫県三田市桑原の欣勝寺に伝わる民話を元に、新作狂言を制作し、地域の子どもたちへ教えることで、地域の歴史と伝統文化を一緒に伝えるための「民話狂言《くわばら》制作プロジェクト」。
皆様のクラウドファンディングによるご支援によって、先月無事、兵庫県三田市フラワータウン市民センターのホールに組み立てた能舞台の上で、初演を無事終えることができました。
その際に撮影した動画の編集や、活動をまとめる冊子の編集作業、いただいている補助金の報告書の作成などの作業に追われ、まだまだ終わりませんが、ようやく振り返る余裕が生まれつつあります。
皆様への返礼の準備も進めております。もうしばらくお待ちくださいませ。
ご支援総額240,000円
ご支援者数32人
【ご支援の使用用途】
予定額150,000円までは今回の民話狂言《くわばら》製作費として、制作いただいた能楽師の方々への出演料や装束使用料、稽古料などに使用させていただきました。
また、予定額と今回の総額との差額である90,000円は、来年1月から開始予定にしております、民話狂言《くわばら》の子どもたちへの指導の際の会場費や指導いただく能楽師の方々への謝礼や交通費に使用させていただく予定です。
【リターンの発送状況】
ご支援いただいた皆様への返礼が、未だ発送できておりません。お待たせして誠に申し訳ございません。
新作狂言《くわばら》の動画については、現在編集作業中です。編集が終了次第、皆様にメールにて視聴用のURLをお知らせさせていただきます。もうしばらくお待ちくださいませ。
「くわばらサブレ」と「三田屋本店ハム」については、各メーカーに委託した上での発送となります。12月中の発送予定ですので、もうしばらくお待ちくださいませ。
記念冊子『こうべさんだと能・狂言』については、三田の歴史と能楽の関わりを記したマンガや《くわばら》台本を含め、さらに上演中の写真や、それに向けて出演者と能楽と郷土を知る会の朝原のインタビューなども含めた内容として、現在編集中でございます。大変お待たせしておりますが、完成次第、送付させていただきますので、もうしばらくお待ちくださいませ。
【今後について】
クラウドファンディングとしては、これで一区切りがつきますが、これからは制作した新作狂言《くわばら》を地域の子どもたちに指導し、子どもたちによる上演を目指します。
まずは来年1月より、再び子ども狂言教室を開始し、来年の7月まで子どもたちへ指導を行い、ミニ発表会などを開催したいと考えております。
「能楽と郷土を知る会」の目的である、それぞれの地域に伝わる能楽の記録や記憶を掘り起こし、地域の歴史と一体として広めるため、今後とも活動を継続してまいりますので、今後とも応援いただけますれば幸いです。
今後もこちらの新着記事で活動状況などお知らせさせて頂きますので、引き続き応援、よろしくお願いします。
まずは、これまでのご支援とご声援本当にありがとうございました。そして、このご縁を大切に末永くよろしくお願い致します。
能楽と郷土を知る会 朝原広基