AUTオークランド工科大学!LGBT事情!!その1

皆様、こんにちは。

直です。

 

1月20日の夜にニュージーランドから帰国しました。

12時間のフライト。真夏から、真冬の大阪へ!!!

 

寒い中パートナーが自宅のガスの開栓立ち会いをしてくれたり、お隣のウクレレ大好き、LINEも使いこなす強者、某さちよさん(70代)が新しい調味料をくれたりと人の温かさを感じる数日間でした。

 

たくさんの年賀状を読みながら今更ながら正月気分を味わっています笑

 

 

さて、プロジェクト終了まで残り1週間となりました!

1月24日(火)15時現在、89名の方に寄付をいただいています。

 

支援総額は、873,000円で62%の達成率です。たくさんの皆さんのシェアのおかげで、3717名の方にプロジェクトページをみていただいています。

世界のLGBT情報を皆さんにお届けできる期待とワクワクをさらに身近に感じて、嬉しく思っています。ありがとうございます。

 


このプロジェクトでは、3つのことを意識して発信してきました。
 

LGBTについて知る・興味を持つ

◯実際にLGBT当事者と交流する機会を持つ

ALLYとして自分がどんなことができるか?を明確にして行動する

 

この機会に引き続き、

LGBTに関する情報をたくさんの方にお届けできればと思っています。

 

 

 

今日は、ニュージーランドのLGBT事情についてお届けします。

 

AUTに行ってきました!!
 


今回の滞在では、大学の中のRainbow (LGBTI) students: services and resources、マネージャーのオードリー氏にニュージーランドのLGBT事情や、活動内容をインタビューしてきました。

AUT、Audrey Hutcheson Rainbow Community Manager

 

 

ん?AUTって何??と思った人がほとんどではないでしょうか?

 

AUTは、オークランド工科大学の略称です。

AUCKLAND UNIVERSITY OF TECHNOLOGYは、国際的に認知されており、グローバルな競争力のあるニュージーランドの国立大学です。

 

 





オードリー氏のオフィス。LGBTサポート、スチューデントルーム

 


AUTで、LGBTコミュニティは、多様な性的指向や身体と心の性の不一致感を持つ学生の相談や、レインボープライド参加などを通しての啓蒙活動も行っています。オークランドにある他のLGBTとのネットワークと連携して、必要があれば紹介を行っています。

http://www.aut.ac.nz/community/aut-diverse-communities/LGBTI-students

 


2016年、ビッグゲイアウトの様子。(オークランドでのレインボープライド)
 

 


 

私が驚いたのが、オードリーが市役所に任命されて、国立大学に正職員で勤務しているということです。数年前は、セクシャルクリニックにカウンセラーとして勤務していて、週何時間かAUTで相談役をしているうちに2016年の8月から今の雇用形態に。社会課題の増加やAUTと企業の資金援助の体制が整ったことで今の体制に移行していきました。

 

これは、支援センターと地方自治体の中間のポジションで、ニュージーランドでもこのAUTにしかないそうです。日本でもたくさんの活動者が安定した環境の中でLGBT支援活動が行えるようになるといいなと思いました。

 


主な役割は、下記のとおり

・Out AUTでの情報発信
・Pride Festivalのようなイベント参加

・レインボーの学生の心身・いじめ・差別・就職に関するサポート
・サポートスタッフのトレーニング(セクシャリティ、メンタルヘルス等)

 教育学部への先生、生徒への講義活動

・Out@AUTをネットワーク化(コミュニティ、先生、生徒等)

・カウンセリングと他の社会的包括的なコミュニティサポートを提供

 

日本では、NPOの活動は運営資金で制限されている面も多いように感じます。LGBTへの理解がある企業と連携して積極的に啓蒙活動を行うことも今後の課題のひとつかもしれません。


2013年に同性婚が認められたニュージーランド。
多国籍な街、オークランドはLGBTに寛容で当事者に可視化できる団体が数多く存在します。また、AUTの中でも当事者の生徒に見つけてもらいやすいように中庭からドーンと大きなレインボーフラッグが見えます。

 

窓一面の大きなレインボーフラッグが迎えてくれます
 

当事者としては温かく歓迎されているようで嬉しいもんだなあと改めて感じました。

 

「レインボーの旗を外に掲げて、出来る限りレインボーのメッセージが届くようにしている。カウンセリング、インターナショナルデイ、トランス・フォビア(嫌悪)、ウェブサイトなど当事者やまわりの人の注意を引くような活動を意識している」と、オードレー氏。

 

 

新しいスタッフメンバー、チームメンバーは、当事者だけどは限りません。

LGBTの基礎知識から、現状、歴史、どんな悩みがあるのか?傾聴スキル、レインボーコミュニティーを知らない人への情報提供などやることは多岐にわたります。

 

日本の講演会では圧倒的に当事者のスピーカーが多いです。

非当事者のスピーカーを増やすことで、より当事者と非当事者との垣根がなくなり、今まで情報提供できなかった方々にも知っていただく機会を作ることができるのではないでしょうか。




オークランドには数多くのLGBT支援コミュニティが存在して、
それぞれの持ち味を活かして、連携して当事者をサポートしています。


・Out Line 

 国際的な電話相談サービス。トレーニングされた当事者のボランティアスタッフが性や孤独・不安・DVなどにまつわる悩みに対応。

代表のトレバー氏に活動内容をお伺いしました

 

Reinbow Youth 

 当事者のティーンエイジャーの学校、職場、健康、学校での教育ワークショップ開催、プロフェッショナルの育成、当事者の安全な居場所の提供などを行うサポート機関

 

Sliver Rainbow 

 LGBTIに関する教育ワークショップ、当事者の高齢者介護についての活動を行う組織

 

その他にも、トランスジェンダー(身体の性別と心の性別に不一致感がある人)、LGBTIQのご両親や友人向け、当事者のメンタルヘルスを守る団体など多数。

 

当事者と言っても、どんなことをどんなふうに相談したいかは、

全く違います。すべてのひとつの団体でフォローするのは不可能です。

それぞれの持ち味を活かして、「できること」、「まかせること」を明確にしたサポート体制が整っているのが、素晴らしいと感じました。

 


明日は、ニュージーランドの性別変更要件、手術やホルモン療法の実態。

同性婚をあげるまで、養子縁組などについてお届けします。

 

皆様のご支援や、『いいね』、『シェア』、『リツイート』、などがこのプロジェクト達成の為の力になります。

残り7日間!!!ラストスパート!

引き続き頑張って参りますので皆様のご協力、ご支援のほど、よろしくお願いいたします!



藤原 直