LGBTスタディーツアーin NY 2017 終了しました!
「LGBT スタディツアーin NY 2017」
をご支援いただいた皆様へ
平素大変お世話になっております。今回のプロジェクト実行者の玉川丈一朗です。今回のプロジェクトにご支援賜りましたこと、改めまして深くお礼申し上げます。様のおかげで、本日2017年9月14日、ニューヨークから帰国し、「LGBT スタディーツアーin NY 2017」を無事終えることができました。
【LGBT スタディーツアーin NY 2017について】
2017年9月6日から14日にかけて、参加者5人、スタッフ3人の計8人でニューヨークのLGBT+関連団体、企業、教育機関などを訪問しました。参加者は「今の日本の現状をどうにかして変えたい」という熱い思いを持つ若者を全国から募り、書類選考と面接に通過した5人と共に学ぶこととしました。7月から9月にかけて勉強会や研修を実施することで、アメリカと日本の現状・LGBTの歴史・英会話などを身につけ、9月6日に渡航いたしました。
ツアーで訪問した団体は13団体。メディア・ダブルマイノリティ・教育・政治・家族・ポップカルチャーをテーマに選びました。
今回のツアーで感じたことは、実際に目で見て話をすることは、自分が想像していた以上の体験であったということです。日本と全く異なるニューヨークのLGBT+に関する取り組みを目にし、現地で活躍する方々の話を聞くことで、自分が今後日本でどのように活動していきたいのか、日本社会をどう変えていきたいのかがはっきりと見えるきっかけになったと思います。
参加者も多くの議論を通じて刺激を受け、「アメリカの団体をモデルにしてYouth向けのコミュニティを作りたい」「GLAADのようにメディアに働きかけをしていくような団体を作りたい」などと様々なアイディアを生み出していました。帰国後、今回のツアーを原動力として参加者それぞれがどのような活躍を見せてくれるのか、私たちスタッフも楽しみに感じています。
今年のツアーでは、初の試みとして日本の現状についてのプレゼンテーションを各訪問団体で行いました。訪問先の方々は非常に興味深げに聞いてくださり、相互に刺激し合う時間を作ることができました。短期間のツアーでしたが、温かく歓迎してくださった各団体と、同じ目標を持つ者同士絆を深めるこができたことを大変嬉しく思います。
団体の訪問以外には、空いた時間を利用してNYの名所を巡りました。特にLGBT+の社会運動の歴史を作ったストーンウォールは、社会運動の歴史を実際に見て感じることができ、印象深かったです。
スタディーツアーを大成功のうちに終わらせることができて心から嬉しく思うと同時に、ご協力していただいた皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。
本当にありがとうございました。
≪訪問団体≫
9月7日 Human Rights Watch,Rainnow Heights Club
9月8日 GLAAD, Pride for Youth
9月9日 NQAPIA
9月10日 PFLAG, Gay Parents Magazine
9月11日 Google Gayglers, The Center, Queens Pride House
9月12日 NYU, the Trevor project, NQAPIA
【収支報告】
皆様からご支援頂いた資金は全額スタッフと参加者の渡航費(航空券・宿泊費:一人当たり約153,298円)に使用させて頂きました。現地の下見に前乗りしたスタッフの宿泊費などでの関係で支給額に多少の差異がありますが、支援金は航空券と宿泊費の費用として8人に均等に支給致しました。
目標金額の600,000円を大幅に超え、総額で676,000円のご支援をいただきました。
支援金から消費税と手数料を差し引いた金額:551,887円
一人当たりの支援金の支給:69,824円
今回、ツアー参加者が全員学生だったこともありご支援頂けたことの恩恵は計り知れません。本当にありがとうございました。
【リターン・報告会について】
支援者の皆様へのリターンにつきましては現在準備を進めております。
皆様への発送は、10月中に完了する予定ですので、楽しみにお待ち下さいませ。
「LGBT スタディーツアー in NY 2017」の報告会は11月に開催の予定です。
現時点では、18,19日で仮決定をしておりますが、詳細が決まり次第ご連絡致します。
ご支援をいただいた皆様には招待状をお送りいたしますので、ぜひお越しくだざいませ。
皆様にお会いできることをスタッフ一同楽しみしております。
【今後について】
ツアーと報告会終了後も、これまでに引き続きスタディーツアーや全国会議の企画をはじめとし、日本おけるLGBTを取り巻く社会問題に対して行動を起こしたいと考えている若者の、原動力となるような団体であり続けたいという思いでスタッフ一同日々努力を続けていきます。
LGBT Youth Japanを今後ともどうぞよろしくお願い致します。