プロジェクト終了のお礼とご報告
○ プロジェクト名
「年齢や障がいの枠を超えた支援ができるフリースクールを作りたい」
本プロジェクトにご支援いただいた皆様へ
リベラヒューマンサポートの三好 徹史です。この度は、プロジェクトにご協力いただき、本当にありがとうございました。おかげさまで、無事に目標額に達し、プロジェクトを実施することができました。感謝の気持ちをお伝えするとともに、プロジェクトの状況についてご報告申し上げます。
【プロジェクトの結果】
今回のプロジェクトでは、「掘り起こし」「相談&紹介」「教育・トレーニング」の3つを実施しました。
掘り起こしについてはチラシの作成や配布の他に、研修会を開催しました。不登校や引きこもり、発達障害、高校進学などのテーマを設定し、毎月1回開催しました。結果として約40件の問い合わせにつながりました。
相談については、問い合わせされた方を中心に、相談へ誘導することに努めました。年齢的には小学1年生から50代まで、非常に幅広い年齢層の人たちの相談につなげることができました。プロジェクト実施前に想定した通り、障がいやその傾向が見られる方が非常に多かったです。しかし、障がいやその傾向自体が不登校やひきこもりを生み出しているのではなく、学ぶ機会や様々な経験をする機会を喪失した結果、長期に及んでいるという印象を強く受けました。過去に学ぶことができなかった学びや経験値を上げるための取り組みはやはり重要であると実感しました。
教育やトレーニングについては、知識やスキルの学び直しに力を入れました。学びや経験の場が少なかった結果、認知のかたよりやこだわり、思い込みが非常に強くなっている方が多く見られました。そのため、まずはモチベーションを上げることに尽力しました。その中で、個々の状況に合わせた支援を進めて行きました。就労体験については、いただいたご支援をもとに就労支援スタッフをパートで雇用し、定期的な支援ができる体制を作りました。
また、状況に応じて関係機関の紹介や誘導につなげることもできました。紹介先としては、医療機関・就労支援機関(サポートステーションなど)・相談支援事業所・行政福祉課・通信制高校など、医療・福祉・教育など幅広い場所へつなげることができました。
さらに支援をいただいたからのアドバイスにより、フリースクールにおける支援に加え、新たに放課後等デイサービス事業所を立ち上げることができました。障がいを持つ子どもたちをより効果的に支援する場を作ることができたことは、このプロジェクトの副産物であると感じています。
【写真を入れましょう】
【収支報告】
皆様からいただいた資金総額は121万円でした。Readyforの手数料17%を除いた約100万円をプロジェクトの実施(広報宣伝費、就労支援スタッフの人件費)に使わせていただきました。スタッフについてはプロジェクト終了後も、継続して雇用していくこととしました。
【今後の予定】
プロジェクトは終了しましたが、支援活動はこれからも継続していきます。不登校やひきこもりの問題は、現在も深刻な問題となっています。様々な支援が行われていますが、成果が十分に上がっているとは言えない状況にあります。今回のプロジェクトで得た経験や情報をもとに、、さらに新しい取り組みを模索していきたいと考えています。
プロジェクトにご協力いただき、本当にありがとうございました。今後ともよろしくお願い申し上げます。
NPO法人リベラヒューマンサポート
理事長 三好 徹史