プロジェクト概要

ーーーーーーーーネクストゴール 250万円を目指します!ーーーーーーーーーー

 

皆様のあたたかなご支援のおかげで、プロジェクト開始から28日目にして当初目標としていた190万円を達成することができました!全国から沢山のエールをいただき、本当にありがとうございます!

 

皆様からのご声援を受け、プロジェクト終了までの残り48日間で、ネクスト・ゴールとして250万円の追加目標を設定しました。

 

第一目標で最低限の資金を集めることができましたが、まだまだ有志スタッフの活動費や手話通訳費が充分とは言えない状況です。また、「聾者の音楽」というテーマ、そして映画そのものについて、当初予想していた以上に各方面から期待の声やご意見を頂いています。

 

私たちはこのろう文化と音楽における新しい試みについて、映画を一つのきっかけとして、皆様と考え、対話し、交流することが大切だと考えています。そのためにできるだけ、監督自ら全国の上映会場へ足を運び、ティーチインや意見交換の時間を充実させていきたい次第です。

 

より多くの地域で劇場上映をするために、またろう文化の新しい可能性を拡げていくために、ネクスト・ゴールへ向けて監督・スタッフ一同改めて頑張って参ります。

是非、この機会にご支援をいただければ幸いです。よろしくお願い致します!

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー以下も是非ご覧くださいーーー

 

 

環境音・効果音は一切なし!

出演者全員が聾者のアート・ドキュメンタリー映画『LISTEN リッスン』

を通じて、聾者が奏でる「音楽」に秘められた可能性を伝えたい!

 

こんにちは。映画監督の牧原依里と舞踏家の雫境(ダケイ)です。ふたりとも聾者(ろう者)です。聾者とは医学的に耳が聞こえない人を指しますが、実際には、日常の会話の手段として主に手話を使っている、「聾」というアイデンティティーを強く持っている人達のことを言います。

 

私たちはこれまで「聾者の音楽とは何か?」というテーマを模索してきました。「耳が聞こえないのに音楽?」と、多くの方は疑問に思われるかもしれません。聾者の中にも「音楽は分からないから嫌い、興味がない」という人は沢山いますし、「羨ましい、憧れている」という人もいます。耳が聞こえないことで、「音楽」をどこか縁遠いものとして諦めている人も多いです。

 

 

 

​​しかし果たして「音楽」とは聴者(健常者)だけのものなのでしょうか?

 

私たちは、聾者は音が聞こえないからこそ、聴者とは違ったアプローチで「音楽」を表現することができると考えています。例えば、聾者は「音」そのものではなく、時間の経過に伴う「流れ」に音楽性を見出し、視覚的に「音楽」を編み出していくことができます。そこで、こうした聾者が持つ「音楽」への可能性をもっと皆さんにも知ってもらいたいという想いから、これまで聾者の内なる音楽を表現した映画はないか世界中を探してきましたが、見つけることはできませんでした。

 

ならば「私たちで私たちの音楽を作ろう!」と思い立ち、聾者のアート・ドキュメンタリー映画『LISTEN リッスン』を作ったのです。その後、牧原・雫境の共同監督のもと1年余りかけて製作した本作は、2016年5月からついに劇場上映されることが決定しました。ですが、これまで自主制作で映画を撮ってきた私たちには、映画の宣伝にかける充分な資金がありません。聾者が新たな表現で創りだしたこの音楽映画を多くの人へ届けるため、皆様のお力をお借りできないでしょうか!​

 

<映画『LISTEN リッスン』予告編>

 

 

 

​​なぜ聾者は「音楽」が嫌いなのか?

「音楽」はこれまで、聾者にとって訓練のように扱われてきました

 

何千年もの間、音楽は一般的に聴覚を優先して表現され続けてきました。育ってきた環境や世代によっても違いますが、聾者には音楽が嫌いという人が多くいます。なぜでしょうか。

 

答えはトラウマです。聾者は、補聴器を使って「聴く」トレーニングをさせられたり、リズムに合わせて声を出して歌わされるなど、音楽を訓練という感覚でやらされます。楽しかったという思いをした人はほとんどおらず、聴者の物差しに合わさせられることへの苦痛が、長いあいだトラウマになっているのです。

 

 

 

​​歌の歌詞に合わせて手話で表現する手話歌や

音楽をリズムで表現するダンスなど

「聾者が分かるように」と工夫された音楽よりも

無音で観賞する映画や演奏に心を動かされます

 

耳が聞こえない人のために、これまで視覚や振動を使って音楽を伝える工夫が沢山されてきました。しかし私は、上記のような「聾者が分かるように聴者が工夫しながら表現した音楽」よりもむしろ、ミュージカル映画の「ウエストサイド物語」や、徳島県民が連なりながら舞う阿波踊り、オーケストラの指揮者や奏者の手の動き、ピナ・バウシュ舞踏団の踊りといった、ふだん聴者が楽しんでいる音楽を「無音」で鑑賞する方が、表現者の音楽をじかに感じられると実感してきました。私の心を揺さぶる“何か”と出会うことができるのです。

 

 

​​そして、ある一人の聾者が奏でる「手話詩」と出会い

聴者が音楽を通じて生み出していた“何か”と同様のカタルシスを覚えました

 

「手話詩」とは、音や音楽を供わず、聾者のリズムで手話が繰り出され、 手の動きで「韻」が踏まれるもの(金澤貴之「日本にあるもうひとつ の言語ー日本手話とろう文化」より)です。私はこの「手話詩」と出会った瞬間、手話そのものに「音楽」があることに衝撃を受けるとともに、その聾者が人生の中で抑圧されてきた悲しみ、絶望、怒り、そして希望と愛を「手話詩」の中に目撃したのです。

 

 

 

​​聾者は音がなくても、手・顔・身体で「時間」の流れを変化させ

日常的に音楽的なものを紡ぎだしています

それは、心や感情の奥深く、人間の根源から湧き出る“何か”なのです

 

手話が母語として身体に染み付いている聾者は、しばしば言葉(手話)にできない気持ちを「音楽のようなもの」として日常的に表現しています。例えば、聴者が耳から聴く「音」をもとにして歌を歌ったり楽器を演奏したりするように、聾者もまた身体で感じる振動や鼓動、目から入る風景や光景をもとに、手や身体で魂を歌い出しています。


手話で生活している私たちにとって、手話は言語としての機能を持つだけではなく、これまで生きてきた経験や、思想、感情が蓄積されたものでもあります。意思伝達に熟れている聾者の手の動きは言語の領域を超え、「音楽」を築き上げていけると私たちは考えています。しかし現在、こうした手話の可能性を知らない聾者、そして聴者が非常に多いと感じています。

 

 

 

​​「音楽の概念は単なる“音”や“言語”ではなくもっと別のところにもある」

と、たくさんの方に知ってほしいと今回の映画制作に踏み出しました

 

この作品は58分の映画です。環境音や効果音は一切なく、出演者はみな聾者です。手話詩や音楽、踊りを通じて、私たち“聾者”が視ている 「音楽」を撮りました。出演者の中には舞台で活動している役者もいれば、表現の世界に無縁な人もいます。こうして、様々な聾者に出演してもらうことで、それぞれの視点で織りなす「音楽」を捉えることができました。

 

聾者が表現する「音楽」も、聴者が表現する「音楽」も、それぞれの根底には共通したものが確かにあります。無音でありながら、この映画の画面から「音楽」が湧き出てくること、そして今作が「音楽」の本質を考える新たなきっかけになることを私たちは確信しています!

 

 

 

​​2016年5月、渋谷アップリンクほか全国順次公開へ!

 

構想から1年以上にわたり編集と追撮を繰り返し、ようやく完成することができました。その後、配給会社アップリンクとの共同配給が決定し、2016年5月の劇場公開へ向けて、本プロジェクトを通して必要な資金を集め、監督と有志スタッフが自ら宣伝・広報活動を行っていきます!まずは、渋谷アップリンクでの公開を皮切りに、その後は上映をできるだけ全国各地に拡大していくことを目指しています。

 

この作品を1人でも多くの方に届けるためにも、みなさまご支援どうぞよろしくお願い致します!

 

(渋谷 アップリンク外観)


 

 

 

 監督出演者プロフィ

舞踏家から一般人、10代~60代まで。15人の聾者が出演しています​!

 

共同監督:牧原依里
1986年生まれ。聾の両親を持つ。小学2年まで聾学校に通い、小学3年から普通学校に通う。大正大学で臨床心理学を専攻。会社に勤めながら映画制作を行っている。
2013年ニューシネマワークショップ受講。2014年Movie-High14『今、僕は死ぬことにした』(短編映画)上映。

 

共同監督・出演:雫境(DAKEI)
2000年東京藝術大学大学院博士課程修了、美術博士号取得。大学院在籍中、舞踏家・鶴山欣也の誘いを受け、舞踏を始める。国内のみならずアメリカ、イギリス、スペイン、メキシコなど世界中を舞台に活動。また、アニエスベー初監督映画『わたしの名前は...』などの映像作品に出演、幅広く活動を行っている。

 

<監督メッセージ>

 

出演者

米内山明宏

アメリカデフシアターの契約俳優として 84カ所ツアー公演、1981年に黒柳徹子氏出会い、日本ろう者劇団を発足。舞台上での音楽は寺山修司の天井桟敷からインスピレーションを受ける。1987年、手話狂言で文化庁芸術祭賞を受賞した他、日展、光風会など入選多数。

 

横尾友美
牧原監督の大学時代からの友人。学生の時代から横尾独特の手話表現を周囲に披露していた。この作品をきっかけに身体表現に目覚める。

 

今井彰人
日本ろう者劇団員。手話あらん代表。若手聾お笑い集団「男組」の一員でもある。演劇や身体表現など 芸術を追求しながら聾に関する多彩な活動を展開している。

 

 

池田大輔・池田華凜
聾の父娘。父は日本ろう者劇団員。2000年度文化庁芸術祭で演劇部門新人賞(カスパーの演技による)を受賞。娘は3歳時に日本ろう者劇団「長屋」に初舞台。舞台やTVドラマ等にも出演参加、聾女優を目指している。

 

矢代卓樹
牧原監督の友人の友人。ラップを好み、学生の時代からラップを披露していた。

 

野崎誠・佐沢静枝
聾の夫婦。夫はNPO法人しゅわえもん・劇団しゅわえもん代表。2013年に若手聾お笑い集団「男組」の一員になる。妻はNPO法人しゅわえもんで、ろう児への絵本読み聞かせ活動を行う他、手話詩や演劇など聾に関する幅広い活動をしている。

 

 

岡本彩
牧原監督の大学時代からの友人。横尾と同級生。幼少期から小学五年の間にバレエを習っていた。


山本のぞみ
日本ろう者劇団員。ろう乳児の非常勤講師でもあり、ろう学校で絵本読み聞かせ活動中。これまでに杉並区のJ:COMワンポイント手話、手話DVD等に出演している。2015年は聴者のカンパニーで初舞台。

 

本間智恵美
ろう学校在学中、ろう俳優と出逢い、演劇と手話ダンスの舞台を見たのがきっかけで興味を持ち始める。2013年劇団はーとふる・はんどに入団。第13公演『赤い糸、みぃつけた。』で役者デビュー。

 

小泉文子
日本ろう者劇団員。1986年手話狂言秋の会『しびり』のシテで初舞台を踏む。その後、手話狂言、創作劇の他、自ら手掛けた演出でひとり芝居やコントを上演。2010年天皇両陛下植樹祭出演。

 

佐野和海・佐野美保
ともに牧原監督の大学時代からの友人であり、聾夫婦。

 

 

<出演者からのコメント>

 

 

 

【目標金額の使用用途】

①上映素材作成・複製費:250,000円
②宣伝用素材の制作・印刷・発送費:600,000円
③人件費:500,000円
④手話通訳等の情報保障費:230,000円
⑤その他(RFへの手数料含む):320,000円

計・・・1,900,000円

 

④について…出演者とスタッフがほぼ聾者で構成されているため、イベント上映でのトークショーの際には手話通訳者が必要となります。そこで、私たちの言葉を的確に皆さんにお届けするために、また皆さんの声をきちんと私たちが受け取るために、高度な通訳技術を持った手話通訳者に依頼したいと考えているので、手話通訳や文字での情報保障のための費用が必要になります。

 

 

 

【ご支援の方法】

本ページ上の購入ボタンよりお手続きください。決済にはクレジットカード及び銀行振込(3万円〜)を選択いただけます。

 

クレジットカードをお持ちではない方・3万円未満のご支援で銀行振込をご希望される方は下記URLの「申込みフォーム」へアクセスしていただき、お客様情報をご入力の上、お申込ください。振込先口座をご案内しますので、お手数ですがお近くの金融機関から希望のご支援金額をお振込ください。

 

銀行振込お申込フォーム[コチラ]

 

※「READYFOR?」ではシステムの都合上、3万円未満の銀行振込に対応していないため、上記のような方法をご用意致しました。

 

※すぐには本ページの支援総額に反映されませんが、プロジェクトへのご支援として加算させていただきます。リターン特典につきましても同様にお取り扱いさせていただきます。ご安心ください。

 

※恐れ入りますが振込手数料は支援者様にて負担いただきます。ご了承ください。

 

 

【リターンのご紹介】

本プロジェクトに共感・ご支援いただいた皆様に、より映画『LISTEN』へ深く関わっていただけるよう、ファンドしていただく金額に応じて下記のようなリターンをご用意しました。

 

①牧原・雫境監督からのスペシャルレター

 

②オリジナルポストカード4種
劇場にて販売する『LISTEN リッスン』オリジナルポストカード。

全4種類のセットです。

 

③劇場パンフレット1冊
劇場にて販売する『LISTEN リッスン』公式パンフレットです。

 

④特別鑑賞券(耳栓つき)≪1枚≫≪2枚≫
映画『LISTEN』を鑑賞できる全国共通券です。

聴者の方にもできるだけ無音に近いかたちで作品を観賞していただけるよう、鑑賞券1枚につき耳栓をお1つ(1セット)もれなくお付けします!

聾者のコレクターの方は、是非身近な聴者の方へお渡しいただき、ご一緒に映画を体験してください!

 

⑤『LISTEN』試写DVD
映画を公開前ににマスコミや関係者の皆様にご覧いただくためのサンプルとなります。ノーカットで映画全編が収録されておりますが、流出防止等の目的で映像にsample表記がされる場合があります。

 

⑥ポスター(非売品)

映画『LISTEN リッスン』のB2サイズポスター(非売品)です。

 

⑦マスコミ向けプレスシート(非売品)
宣伝のためにマスコミの皆様へお配りする資料です。

映画に関する様々な情報を掲載しています。

 

⑧監督・出演者サイン入りポスター(非売品)
※希望によりサインなしも可


⑨協賛として劇場パンフレットにお名前記載(個人/団体・企業名問わず)

劇場パンフレットに協賛としてお名前をクレジットさせていただきます。

団体・企業の場合は社名やロゴの掲載も可能です。

 

⑩映画『LISTEN リッスン』を自主上映する権利
映画『LISTEN リッスン』の上映素材をお貸し出しします。支援者様ご自身で自主上映会を1回開催いただけます。

▽詳細はこちら

https://readyfor.jp/projects/listen/announcements/35177

 

⑪映画『LISTEN』を自主上映する権利+出張パフォーマンス+トークショー
映画『LISTEN リッスン』の自主上映に加え、雫境による出張パフォーマンスと牧原監督のトークショーを開催いただけます。(スケジュール・交通費・宿泊費、要相談)

 

 

映画『LISTEN リッスン』

「聾者の音楽」を視覚的に表現したアート・ドキュメンタリー、無音の58分間。

 

共同監督・撮影・制作:牧原依里・雫境(DAKEI)
出演:米内山明宏、横尾友美、佐沢静枝、野崎誠、今井彰人、岡本彩、矢代卓樹、雫境、佐野和海、佐野美保、本間智恵美、小泉文子、山本のぞみ、池田華凜、池田大輔
配給:アップリンク / 宣伝:聾の鳥プロダクション/2016年/58分/DCP/サイレント

 

*公式サイト:(http://www.uplink.co.jp/listen/
*Facebook:( https://www.facebook.com/listen-567768356712092/
*twitter: @listen2016deaf1( https://twitter.com/listen2016deaf1

*お問い合わせ:聾の鳥プロダクション(listen2016deafbird@gmail.com)

 


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