「一人にさせない。」リトルベビーの家族を社会で支えるための第一歩を

【サークルからのメッセージ　Hinaさん】

当プロジェクト実施にあたり、日ごろからHANDSに多くのご尽力やご協力をいただいている全国のリトルベビーサークルの皆さまからも、たくさんのメッセージをいただいております。大変貴重なメッセージやとても素敵なお写真をご提供くださった皆さま、誠にありがとうございます。

HANDS一同、お一人おひとりからのメッセージやお写真にとても心が温まり、また大きな励みとなっております。

本日は、お一人目のサークルからのメッセージとして、「Hinaさん」をご紹介いたします。

 

 

【ご自身のご経験(母子手帳に対して感じたことや、リトルベビーの子育ての悩みや不安に感じている、いたことなど)】

今年４歳になった女の子を２５ｗ０ｄ　７７２ｇで出産しました。

私は転勤族で我が子は４歳にして、転勤２回、病院はすでに現在４カ所目です。

産まれてから継続的なケアを受けれず悲しい思いをしたこともありました。

また、病院が変わる度に、既往歴や成長発達の経過など説明してきましたが、正直毎回大変でした。

でも、２歳の頃静岡のリトルベビーハンドブックを知ってそこに書き込んでいくことで、次から病院やリハビリに通う際にはハンドブックを提示すれば書いてある状態にすることができました。

今まで母子手帳には書ききれなかった部分をたくさん記入できる楽しみもありました！

リトルベビーハンドブックは私の味方になってくれました。

 

【サークル活動の様子、活動に参加して得られたこと】

私は立ち上げた側になりますが、私自身がサークルができて助けられました。

子どもが入院中は、自分の辛い・悲しい気持ちに蓋をして“大丈夫”と強がっていました。

サークルを立ち上げて、自分の出産について振り返る機会が多くなりました。

サークル内で同じ境遇の方と話をしていくことで自分の気持ちに素直になってもいいんだと思うことができ、

素直に涙がでてくるようになりました。

同じ境遇の人と話をする、ただそれだけなのですが、私を救ってくれました。

 

【どんな支援制度ができていってほしいか、変わっていってほしいこと】

リトルベビーは通院・リハビリ等で通院することが多いです。

私が転勤を重ねて感じたことですが、市町村によって乳幼児医療制度の負担金が違います。

３歳から有料な地域がほとんどで、我が子も３歳になった去年から医療費払っていました。

リハビリは週１回あり、通院も月１のときもあります。

今の居住地域は中学校卒業まで医療費がかかりません。

同じリハビリ・通院していたとしても医療費がかかる、かからないの違いがあると不公平だなと感じます。

ただでさえ通院が多いので、少しでも補助があるとありがたいなと感じます。

 

【クラウドファンディングを支援してくださる方へのメッセージ、期待すること】

北海道リトルベビーサークルゆきんこは去年立ち上げたばかりのサークルで資金がなかったため、

去年クラウドファンディングでいただいたお金で北海道地下歩行空間での世界早産児デーｉｎ北海道のイベント費用や、

サークルを知ってもらうためのポスター作成代などサークル活動費用に充てさせていただきました。

ありがとうございます。

今年もいただけたお金はリトルベビーファミリーのために使わせていただきたいと思っています。