100年後もマルミミゾウがいる世界へ。アフリカの森を護りたい!

寄付総額

3,903,000

目標金額 9,500,000円

寄付者
178人
募集終了日
2025年4月18日

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2025年03月15日 09:50

【ジャングルに暮らす1】バカの今どきな男女関係

みなさま、ページをご覧いただきありがとうございます! UAPACAAパートナーズでアシスタントをしております小山です。


こちらのシリーズでは、ロベケ国立公園周辺に住む、『森の民』の日常をお伝えしています。今回は、狩猟採集民バカの「恋愛と結婚」の特徴についてとりあげます! 

妊娠をきっかけに結婚した夫婦 ©️Yumi Koyama

 

◯未婚者たち
 かつての西欧諸国を含め多くの伝統的社会で、土着信仰や宗教的な理由、しきたりにより婚前の男女交際は固く禁じられてきました。日本でも、家族が積極的にお膳立てするお見合い結婚が主流だった時代があり、現在のように個人の意思で、自由に結婚できるようになったのはつい最近のことです。例に漏れずアフリカでも、独自の歴史文化と先進国と異なる家族観から、契約結婚を採用している社会が多くあります。

 

◯自由恋愛OK
バカの子供は心身ともに成長して、異性のことを意識し始める思春期に突入すると、好きな相手と一緒に過ごしたり、同棲したり、そのまま家族になったり、本人の意思で行動することができます。ただし、同じ氏族(共通祖先を持つ血縁集団)同士の交際は禁止されており、そうでなければ異なる民族間の恋愛も許されるわけですから、なかなかゆるい基準です。

 

◯モノガミー
バカは基本的に一夫一妻制です。これに対して、ポリガミーは一夫多妻制を意味し、アフリカではよくみられます。犯罪(重婚)!と思われるかもしれませんが、歴史を振り返ると世界全体の80%はポリガミーでした。むしろ、モノガミーの方が少数派で、近代に入り人権、民主主義、個人主義といった西洋的価値観に付随するかたちで、法律として一夫一妻制が広まっていきました。

 

◯バカの結婚
それでは本題に…そもそも、バカの社会には、明文化された法規範は存在しません。法律上の婚姻制度がないわけですから、「結婚」という言葉は存在していても、定義は曖昧で特別な儀式などもありません!つまり「私/僕たちは付き合っているのかな」という悩み事をはるかに凌いで「私/僕たちは結婚しているのかな」という事態が発生することもあり得るということ。バカの結婚の概念については、絶賛研究中でありますが、関連するバカの言葉をいくつか比較してみても、決定的な基準があるというより、その関係性はすこし流動的なようです。

 

◯夫婦とは?
バカの女性たちに「なぜ結婚したのか」と質問すると、「互いに好きだから」とか「子供ができたから」と回答することがほとんど。観察からも、夫婦は、自由恋愛の延長で生計をともにし、子供を育てるペアという感覚が近いのかもしれません。

結婚15年目くらいの夫婦 ©️Yumi Koyama

 

 

◯現代的?なバカの結婚

さらに、この結婚は親が決めたのかと尋ねると、ほとんどが、恋愛結婚であったと回答していました!結婚相手、住む場所(夫方/妻方)、家族計画、そして離婚までも、男女ともに、それぞれの選択が尊重されます。欧米の人々が何世紀もかけて勝ち取った個人の自由が、バカ社会では当たり前のように実践されているのです。

 

バカの平等主義社会と個人の尊重は、幼い頃に培った自律性が関係しているようです。こちらは別回で詳しくお伝えします!

 

みなさま!初めてご覧くださった方も、昨年に引き続き読んでくださっている方も、最後まで読んでいただきありがとうございます。日本から遠く離れた熱帯雨林で、野生の動植物と共生する人々のユニークな暮らしをお伝えし、支援してくださっているみなさまが、プロジェクトサイトの様子を知るために、少しでも役に立てたら良いな、という思いで書いております。

 

クラウドファンディング終了日まで、どうぞよろしくお願いいたします!

ギフト

12,000+システム利用料


【野生動物を守る仲間!】密着フォローコース

【野生動物を守る仲間!】密着フォローコース

【円安傾向が戻らず、現地の物価高が進み経費が高止まりのままです】
・ポン・カッセのガードポストに詰める6人1組のチームは、見回りやゴリラ観察路調査をしながら、30日間ジャングルにこもっています。12,000円あれば、彼らの1日分の派遣費用をまかなうことができます。

<ギフト>
◆ 活動報告メルマガ
1年間:不定期ではありますが、野生動物の保護活動の様子を今後も追っていただけるよう、UAPACAA会員様に配信しているメルマガをお送りします
◆ 寄附領収書(2025年6月予定のREADYFORからの入金を確認後、2025年7月末までにお送りする予定です)

※ こちらから寄附領収書以外のギフトなしの「全力応援コース」もお選びいただけます!

申込数
53
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2026年5月

4,000+システム利用料


【お気持ちコース】ポン・カッセまでのランクル2往復分の燃料費になります!

【お気持ちコース】ポン・カッセまでのランクル2往復分の燃料費になります!

【円安傾向が戻らず、現地の物価高が進み経費が高止まりのままです】
・1カ月交代でポン・カッセのガードポストに詰めるレンジャーチーム。彼らの足として欠かせない、ランドクルーザーの往復分のディーゼルをまかなうことができます。
・4,000円あれば、1カ月分のエンジンオイルや倒木切断用のチェーンソーの燃料費など、他にも支援できることはさまざまです!

<ギフト>
◆ 寄附領収書(2025年6月のREADYFORからの入金を確認後、2025年7月末までにお送りする予定です)

申込数
49
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年7月

12,000+システム利用料


【野生動物を守る仲間!】密着フォローコース

【野生動物を守る仲間!】密着フォローコース

【円安傾向が戻らず、現地の物価高が進み経費が高止まりのままです】
・ポン・カッセのガードポストに詰める6人1組のチームは、見回りやゴリラ観察路調査をしながら、30日間ジャングルにこもっています。12,000円あれば、彼らの1日分の派遣費用をまかなうことができます。

<ギフト>
◆ 活動報告メルマガ
1年間:不定期ではありますが、野生動物の保護活動の様子を今後も追っていただけるよう、UAPACAA会員様に配信しているメルマガをお送りします
◆ 寄附領収書(2025年6月予定のREADYFORからの入金を確認後、2025年7月末までにお送りする予定です)

※ こちらから寄附領収書以外のギフトなしの「全力応援コース」もお選びいただけます!

申込数
53
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2026年5月

4,000+システム利用料


【お気持ちコース】ポン・カッセまでのランクル2往復分の燃料費になります!

【お気持ちコース】ポン・カッセまでのランクル2往復分の燃料費になります!

【円安傾向が戻らず、現地の物価高が進み経費が高止まりのままです】
・1カ月交代でポン・カッセのガードポストに詰めるレンジャーチーム。彼らの足として欠かせない、ランドクルーザーの往復分のディーゼルをまかなうことができます。
・4,000円あれば、1カ月分のエンジンオイルや倒木切断用のチェーンソーの燃料費など、他にも支援できることはさまざまです!

<ギフト>
◆ 寄附領収書(2025年6月のREADYFORからの入金を確認後、2025年7月末までにお送りする予定です)

申込数
49
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年7月
1 ~ 1/ 11


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