肝臓病のカッパちゃんが教えてくれたこと。

「猫が外で生きることの過酷さ」

 

この子は、11月に天使になった白黒の男の子の「カッパちゃん」といいます。

おカッパっぽいので、カッパちゃんと呼んでいました。

数ヶ月前に、ガリガリにやせ細っているところを保護致しました。

保護してからご飯も沢山食べ元気で、とても、性格が良く幸せになって欲しいと思い、譲渡先を募集した矢先に体調が悪くなり検査をしました。

末期の肝臓病でした。

（猫は数日、ご飯を食べれないと肝臓病になってしまうことがあるそうです。）

パッと見わかりませんが、黄疸が出ており耳や皮膚など黄色くなっております。

 

カッパちゃんに時間が無いのは理解していましたが、もしかしたら奇跡が起きるのではと、投薬治療をしておりました。

 

沢山、甘えさせてあげたくて…

沢山、抱っこしてあげたくて…

少しでも寄り添って同じ時間を過ごしたくて・・・

理事長渡邊が自宅で一緒に過ごす事にしました。

渡邊家に行って、毎日、抱っこして腕枕をして寝ていました。

ご飯も沢山食べ体調も安定していると思った矢先、体調が急変し残念ながら天使になってしまいました。

 

カッパちゃんが、何を食べて、何日食べられなかったのか・・・

外でどの様な生活をしてきたのかわかりませんが、猫が外で生活する事の過酷さ、身体への負担を、あらためて痛感しております。

そして、完全室内飼い、不妊去勢手術等の必要性をあらためて実感致しました。

 

この、カッパちゃんの様な猫を増やさないために、カッパちゃんの命を無駄にしないように、私たちは活動を継続し全力で頑張って参ります。

 

これからも、皆様の応援、ご支援をよろしくお願い致します。